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言葉を諦めて進め
2023年12月18日(月)朝の6:00になりました。
ただ黙っていては、世に受け入れられない。
どうも、高倉大希です。
言ったところで、どうせ伝わらないだろう。
こう思って、言葉を飲み込んでしまうことがよくあります。
言ったところで、どうせこんな反応が返ってくるだろう。
こう思って、言葉を飲み込んでしまうことがよくあります。
実際に、思ったとおりに伝わりません。
実際に、思ったとおりの反応が返ってきます。
「こんな感じで適当にやっといて」と言われて、「いい加減な『丸投げ』だ」と不快に思う人は、具体レベルのみの世界に生きる「低い自由度を好む人」です。こういうタイプの人に、自由度の高い仕事の依頼をしたあとに、「たとえばこんな形で」と具体的なイメージの例を伝えてしまうと、それを「たとえば」にならず、文字どおり「そのまま」やってしまいます。
だからこそ、言葉を飲み込んでしまいます。
言ったところで仕方がないと、諦めてしまいます。
しかし、諦めたらそこで試合終了です。
言葉にしなければ、伝わるものも伝わりません。
伝わらないから、言葉にすることをやめるのではありません。
伝わらないからこそ、言葉にすることをやめてはならないのです。
天才には宿命がある。それは、ただ黙っていては世に受け入れられないということだ。アインシュタインが二十六歳にして特殊相対性理論を発表したとき、その理論を理解できる物理学者は世界に数人しかいなかったという逸話がある。
言葉が正確に伝わることなんて、ありません。
相手とわかり合えることなんて、ありません。
ないからこそ、言葉にします。
相手に期待するのではなく、相手を信頼するのです。
言葉が伝わらないのなら、二倍言葉にしてみます。
二倍で伝わらないのなら、三倍言葉にしてみます。
他人によって理解されるのは、極端な言い方をするなら、それは「誤解」されるということだと思う。誰がほんとうに、「親鸞」を百パーセント正確に理解できただろう。そんなことは誰にもできない。
言葉を諦めて、止まることは簡単です。
相手のせいだということにして、考えることをやめられます。
言葉を諦めて、なお進むことは大変です。
ほんのわずかな希望を胸に、考え続けなければなりません。
言葉を諦めて進め。
伝わったときの喜びは、何にも代えがたいものです。
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— 高倉大希|インク (@firesign_ink) January 1, 2023
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