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役割が人を変えてゆく
2024年5月18日(土)朝の6:00になりました。
変化とは、自己の中に非自己を取り込むことである。
どうも、高倉大希です。
後輩が入学することで、1年生は先輩になります。
昇進することで、平社員は上司になります。
結婚することで、ひとりの男は夫になります。
子どもが生まれることで、ひとりの夫は親になります。
世界が、変わったのではありません。
役割が、変わっただけです。
「あなた、がんですよ。せいぜい保って半年です」と言われたら、どうなるか。宣告され、それを納得した瞬間から、自分が変わります。世界がそれまでとは違って見えます。でも世界が変わったのではなく、見ている自分が変わったんです。つまり、知るとは、自分が変わることなのです。
自分には、向いていない。
そう思ってはいたものの、役割上やってみるしかありません。
やってみれば、案外なんとかなるものです。
気がつけば、それが当たり前になります。
役割が変われば、立ち振る舞いも変わります。
立ち振る舞いが変われば、思い込みも変わります。
ほんとうは得意になる才能をもってるんだけど、「オレは苦手だ、わたしは苦手だ」って本人が勝手に思ってることってあるんですよ。(中略)マネジメントなんか大嫌いで、「ものづくり一筋の職人としてやっていきたい」と言っていたような人が、「人にものを教えるのは、おもしろいなぁ」って、変わっていくのをわたしは何度も見てきました。
役割は何も、与えられるものばかりではありません。
自分の行動次第では、新たな役割が生まれます。
お店に入れば、お客さんになることができます。
マラソン大会に出場すれば、ランナーになることができます。
海外に行けば、外国人になることができます。
文章を書けば、書き手になることができます。
自分に都合が悪いことはすべて、「社会が悪い」「社会のせいだ」というあの態度だ。でも、社会が自分の外にあると思っているのは、ほかでもないその人だ。自分でそう思い込んでいるだけなのに、じゃあその人はいったい何を責め、誰が悪いと言ってることになるのだろう。
ずっと同じところにいると、役割が変わることもありません。
役割が変わらなければ、自分自身をその役割に寄せなければならなくなります。
だからこそ、自らさまざまな役割を担います。
得意か苦手かを判断するのは、その後で十分です。
役割が人を変えてゆく。
今の自分というものは、役割と共に変わります。
毎朝6時に更新します。読みましょう。 https://t.co/rAu7K1rUO8
— 高倉大希|インク (@firesign_ink) January 1, 2023
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