まずは吐き出す
2024年6月1日(土)朝の6:00になりました。
天才とは、いつでも自身を駄目だと思っている人たちである。
どうも、高倉大希です。
昔から、水泳の授業が苦手でした。
どうしても、25mを泳ぎ切ることができません。
15mくらいで苦しくなって、足がついてしまいます。
隣のレーンでは友だちが、なんの苦労もなくスイスイと泳いでいきます。
ちゃんと、息継ぎはしているはずなのに。
どうして、こんなにも違うのだろう。
そんな悩みを抱えつつも、めげずに練習し続けました。
すると、とあるタイミングで衝撃的な事実に気がつきます。
息を吐いていない。
吸うことばかりに必死になって、水中で息を吐いていなかったのです。
顔を上げたときに、吸うことと吐くことの両方をしていたわけです。
そりゃあ、苦しくて当然です。
水中で、ブクブクブク。
顔を上げて、ハッ。
それからというもの、泳ぐことの苦しみが格段に軽減されました。
これまでの悩みは一体何だったんだと思うくらいに、スイスイと泳げます。
なるほど、ものごとができるようになるというのはこういうことか。
ひとりの少年が、この世の真理にすこし触れた瞬間でした。
吐きさえすれば、あとは勝手に吸い込みます。
意識しなければならないのは、吸うことではなく吐くことです。
毎朝6:00に書いているのも、結局は同じです。
意識しなければならないのは、入れることではなく出すことです。
出せば、勝手に入ってきます。
出せば出すほど、入ってきます。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。