そうならざるをえない何かがあった
2023年10月6日(金)朝の6:00になりました。
100人で食べたいな、富士山の上でおにぎりを(倒置法)
どうも、高倉大希です。
いちねんせいになったら、友だち100人できるかな。
この歌が、むかしから苦手です。
この歌のせいで「友だちは多い方がよい」という考え方がデフォルトになります。
クラスに集まる同級生なんて、たまたまおなじ年に生まれただけです。
何十もの人が集まれば、そりゃあ中には合わない人がいて当然です。
おなじクラスだからといって、全員が友だちだとは限りません。
クラスのみんなが、友だちになればよい。
これは、大人の願望です。
クラスのみんなが友だちになれば、大人が非常に楽なのです。
だからこそ、いちねんせいになったらこの歌をうたわせます。
100人でたべたいな、富士山の上でおにぎりを。
ぱっくん、ぱっくん、ぱっくんと。
大人になっても、合わない人とは出会います。
いっしょにおにぎりを食べたいとは、とても思えないような人です。
そんなときは、いつもこう考えるようにしています。
この人には、そうならざるをえない何かがあったんだ。
こう考えるようにしているというか、実際にそうなのだろうなと思います。
口がわるい人も棘のある人も、きっとそうならざるをえない何かがあったのです。
認めるとか、許すとか、そういう話ではありません。
そうならざるをえなかった「何か」を考えようともせずに、嫌厭するのは相手に対して申し訳なく思うのです。
いちねんせいになったら、友だち100人できるかな。
きっとこの歌にも、うたわざるをえない何かがあったはずです。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。