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「時間がない」と言うことをやめた


2024年2月1日(木)朝の6:00になりました。

問題は時間にあるのではなく、あなた自身にあるのです。

どうも、高倉大希です。




興味がない。向いていない。

役に立たない。意味がない。


何かを「やらない」と決めるとき。

わたしたちは、便利な理由に飛びつきます。


その中でも、もっとも便利なのが「時間がない」という理由です。

この理由を掲げれば、「やらない」を「できない」にしてしまえます。


ほんとうは得意になる才能をもってるんだけど、「オレは苦手だ、わたしは苦手だ」って本人が勝手に思ってることってあるんですよ。たとえば、世の中に、「オレはマネジメントが得意だ」って最初から思ってる人なんていないんですよ。マネジメントなんか大嫌いで、「ものづくり一筋の職人としてやっていきたい」と言っていたような人が、「人にものを教えるのは、おもしろいなぁ」って、変わっていくのをわたしは何度も見てきました。

ほぼ日刊イトイ新聞(2019)「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた」ほぼ日


本当に時間がないんだって。

どうしようもないんだって。


こう思いたくなります。

「仕方がない」ということに、してしまいたいからです。


だから、数年前から「時間がない」と言うことをやめました。

仮にこの言葉をつかうとしたら、嫌な誘いをやんわりと断りたいときくらいです。


半分以上が「社長になったから社長っぽくなった」という感じです。なので、「自分は社長になんて向いていない、無理だ」と思ってやらないのはもったいない可能性もあります。社長をやってみたら、社長っぽくなっていくのであれば、今の自分の性格とか性質はそこまで重要ではないからです。

けんすう(2023)「物語思考」幻冬舎


自分よりも明らかに忙しい人が、自分よりもすてきな文章を書いています。

自分よりも明らかに忙しい人が、自分よりも有意義な時間を過ごしています。


そんな事実を目の当たりにすると、とても「時間がない」だなんて言えません。

「時間がない」を理由にする自分が、だんだんと恥ずかしくなってくるわけです。


おなじ24時間という時間を、過ごしているはずなのに。

自分だけ「時間がない」など、あるわけがないのです。


時間を「使う」ようになった僕たちは、「時間をうまく使わなければ」というプレッシャーにさらされる。時間を「無駄」にすると、なんだか悪いことをした気分になる。

オリバー・バークマン(2022)「限りある時間の使い方」かんき出版


言いわけなんてせずに、何にでも挑戦しよう。

こんな綺麗ごとを、言いたいわけではありません。


時間のせいにして、「やらない」を「できない」にすり替える。

これは、さすがに卑怯なのではないかという話です。


それでも「時間がない」と言いたいのなら、好きにすればよいでしょう。

この note は、あなたに向けて書いたものではありません。






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