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借金が貯蓄を阻む?リボ払いの落とし穴と賢いお金の管理術

リボ払い・・本当に危険です!

こんにちは、FIREコンサルトレーナーです。

少し前に「貯蓄体質になるためには問題点を洗い出す必要がある」という話をしました。その一環として、今日は「借金」にスポットを当ててみましょう。


1.一見便利で危険なリボ払い

特に注意すべきは、リボルビング払い、いわゆる「リボ払い」です。これは単なるカード払いではなく、れっきとした「借金」です。年利は15~18%程度となります。「なあんだ、その程度か」と思われた貴方!これを軽視するのは本当に危険です。

リボ払いはクレジットカードの支払い方法の一つで、毎月一定額を支払う方式です。便利に思えますが、実は高い利息が伴います。例えば、10万円の買い物をリボ払いで年利18%で支払う場合、毎月5,000円の返済だと約25ヶ月かかり、総返済額は約12万5000円に。追加の利用があると、さらに返済期間が延び、利息負担も増えます。

この方式の最大の落とし穴は、返済額の大部分が利息に充てられ、元金がなかなか減らないことです。そのため、買い物の支払いがいつまでも続く恐れがあります。賢い金銭管理のためには、リボ払いは避け、全額または分割払いでの支払いを選択することが望ましいです。

2.投資に置き換えるとわかりやすい・・

逆の視点から考えてみましょう。資産運用をしている方ならご存じでしょうが、年利15~18%を安定して達成する投資商品を思いつきますか?これは極めて稀です。特に私たち投資初心者には、それを実現するのはほぼ不可能と言えます。

いつもお話している「投資の王道」、例えばS&P500指数に連動した優良インデックスファンドにおける過去の平均年利が9%程度・・ここからも大きく乖離していることがわかります。

つまり、借金で年利15%の負担を背負うことは、極めて重いリスクを負うことと等しいのです。この点を理解してマインドを変えるだけで、貯蓄体質への移行が容易になります。

3.借金は住宅ローンのみに留めたい・・

開業における私のメソッドでも、基本的には個人事業レベルでは借金を避け、自己資金で運営するべきだとしています。十分な資産があれば、これは実現可能です。もちろん早く事業を開始する為に適正範囲の借金をして、〇年でペイする・・というビジネスモデルを否定するものではありません。ただ私はビビリなのでリスクを極限まで抑えて開業する1つの考え方として「借金を避ける」という選択肢にたどり着いた訳ですね!

ただし住宅ローンに関しては現状変動金利で1%を下回る状況がながらく続いており、その超低金利を考慮すると「利用しない手はない」という考え方は正しいです。それでも「住宅ローン地獄」という言葉が存在する訳ですから、方法によっては深刻な問題に陥る可能性も大いにあり得ることを理解した上で、しっかり計画を立てて実行する必要があるのは言うまでもありません。

4.借金の撲滅は貯蓄体質への第一歩!

結論として住宅を除く借金は、適正範囲で貯蓄を行うという観点からは、再考する価値が大いにあります。資金の管理、そして貯蓄体質へ移行するためにも、外せない要素の1つですね!

では本日のお話は以上となります。

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最後までお付き合いくださいましてありがとうございます!


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