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高血圧の基準が低すぎた事と医療費が 増え続ける深い闇

今回は、高血圧の基準が変更になった本当の理由について、
皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

健康のために血圧を下げましょうというのは、ありとあらゆる所で
散々言われていることですから、健康診断やテレビの健康番組などで、
「血圧を下げましょう」と何度も聞いているので、血圧が高いのは
不健康だというのが常識です。

ですが最近、血圧の基準値が上がったというのが、非常に大きな
医療ニュースになっています。
まず初めに大切なことを申し上げておくと、今回の血圧基準値が
改正されたのは、私たちの健康に関する科学的な理由からではなく、
血圧に関する新たなことが分かったからでもありません。

今までの高血圧の基準では、4,000万人を超える日本人が高血圧とされて
降圧剤を処方されている訳ですが、今回を機に病院や医師の
言うことには疑問を持っていただきたいと思います。
医療業界と製薬会社が一緒になって、儲けを出すために血圧の基準値を
下げて、病人を作り出していたのです。

今回の内容を読んでいただければ、健康な人でも不必要に病人にされて
いるという事実に気づくでしょう。
健康に敏感な人が、体調不良を気にして病院に行くほど多くの薬を
飲まされているというのが、紛れもない事実です。

薬というのは、必ず副作用のある毒物ですから、飲まずに済むなら
それが一番良いのです。



薬は、人体の自然を不自然へと変えてしまう魔法ですから、一時的には
良かったとしても、一生飲んでいい薬などはありません。
市販の薬には説明書がついていて、どの薬にも必ず副作用のリスクが
書かれています。

日本では生活習慣病患者がどんどん増えているようですが、それに伴って
生活習慣病の薬を飲む人もどんどん増えているのだと思います。

薬は毒というのが原則で、副作用のリスクは飲み続けることによって
増大しますから、(降圧薬に限らず)一生薬を飲まなければならないと
医者が言い出したら、その病院へは通うべきではありません。

あなたは薬漬けにされてしまうかもしれないのです。





高血圧症の基準

降圧薬というのは、非常に多くの日本人が飲んでいる薬です。
ということは、製薬会社にとっても大きな収入源であり、薬を飲む人が
増えれば増えるほど、当然利益は上がります。

そのため彼らにとっては、病人が増えるほど都合がいいわけです。
ですから医療業界は、高血圧を始めとする様々な基準を過剰に設定する
ことで、健康な人を無理やり病人に仕立て上げているのです。



高血圧の基準が変更されたと言っても、高血圧症という疾患の基準が
変更になった訳ではありません。
2024年4月から、特定検診において高血圧で医療機関の受診を勧める
基準値が変わったのです。

全国健康保険協会は、血圧の基準を140以上/90以上(mmHG)の、
いわゆるⅠ度高血圧を医療機関の受診を勧める基準としていましたが、
今回の変更で160以上/100以上のⅡ度高血圧までは医療機関を
受診しなくても良いということになりました。

つまり、160以下/100以下の血圧であれば、高額で副作用のある
降圧薬など必要なくて、生活習慣を見直すことで改善できる
レベルだったのです。
そして医療費が増えていく状況に我慢の限界が来た全国健康保険協会は、
医師の見解を無視して基準を変えたということです。

一方で、医療現場で降圧薬を処方して治療介入を行う基準は
以前と変わらず、140以上/90以上のⅠ度高血圧のままとなっています。
要するに、全国健康保険協会は薬が不要と認めたⅠ度高血圧に対して、
医療現場もそれに合わせると儲けが減ってしまうから、全国健康保険協会に
合わることなく、いまだに不要な降圧薬を出し続けているという訳です。



健康な人の正常血圧は、120未満/80未満とされていますが、
そもそもこの基準を全年代に当てはめるのは低すぎて危険であると
いうことを指摘しておかなければなりません。

最適な血圧というのは、年齢や体格によって大きく異なり、
高身長で肥満の人と低身長で痩せている人が同じ血圧で
いいはずはありません。
高身長で肥満の人は、それだけ多くの血液を全身の組織に送り込まなければ
なりませんから、自然と血圧は高くなります。
一方で、低身長で痩せている人は、そこまで血圧が高くなくても
全身に血液を行き渡らせることが出来るでしょう。

また、若いうちは血管がしなやかで弾力もあるので血圧は低くても
大丈夫ですが、年を取れば動脈硬化が進んで血管が固くなるので、必然的に
末梢の血圧は高くなります。
むしろ年を取ってから血圧が低いと、心臓から必要な血液が行き渡って
いないかもしれません。

ですから、一概に高血圧が不健康だと考えるのは大きな間違いです。
高身長で肥満の人や高齢の人は、ある程度血圧が高くないと全身に血液が
行き渡らず、貧血で失神してしまう恐れがあります。

血圧というのは多少高くても死にませんが、最低でも心臓から脳まで血液を
送れる程度は圧力がないと死んでしまいます。
血圧が高いということは、活発に生きようとしている証拠でもある訳です。


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