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#6【人生最大の後悔】若い人よ自分が大切にされているかに鋭くあれ

自己紹介シリーズ6話目は、
新卒入社サバイバル記となりますが、
この記事の目的は、「自分を守るのは自分である」
というメッセージをお届けするためです。

結論から書けば、
自分を大切にする発想がなかった新卒時代の私は、
パワハラ・セクハラに耐え続けてパニック障害になり、その後10年20年と苦労することになりました。

つまり、
私と同じような人生のトラップに引っかからないで!
という話なのですが、

自分の心を自分で守れるスキルは、結果、
周りの人の幸福にも繋がるから。
自分を守る判断が出来なかったせいで、
その後ずっと人生の大怪我を引きづることもある、
その前に気付いて!
という結論でござんして、
どうか、必要な方に届きますように。

(※ちなみにこのクララの自己紹介シリーズは、途中からでもふらりとお気軽にお読み頂けるよう、一話一話読み切りスタイルでお届けしておりますので、良ければごゆる~りとお立ち寄り下さいまし。)

前回の記事では

🌱中学不登校や重度のうつ病により、辛くて辛くて、じっと耐え続けた月日の後には、芽吹き花咲くご褒美みたいな月日がやってきた!19歳、冬が明けると必ず春がやってくることを知った!いえい!

🌱今上手くいかなくて、この先も見えなくて、不安に押しつぶされそうでも、雨雲の向こう側には太陽がいるってことはもう事実!絶対的真実!であることをいつでも思い出すべし!

参照:クララの大冒険

というお話でした!超要約すると!

そいでですね今回は、辛い中学高校を乗り越えて、ご褒美みたいな楽しい楽しい調理学校生活をやっと送れたのに!!

クララにはまたもや!!不運な闘いの日々が訪れたのでした・・・!!!およよよよょ。


石の上にも3年。新人は辛くても耐えるもの?

新卒で入社した都内の5つ星老舗ホテルですが、今思えば、初日…初週からすでに、

この職場アカンですやんフラグ立っていたんだよなぁ。汗

でも、21歳の私には気が付けなかった。

中学不登校、通信制高校出身、調理学校にやっと2年通えた社会に出たてのぴよっぴよの私には、そんな死亡フラグの存在自体知らなかった。

歴史ある老舗ホテルが持つ、上下関係の厳しい体育会系の雰囲気。先輩が後輩を足蹴りし、新人に怒号を浴びせる裏舞台…。

う~ん、今の私ならあり得ないと断言、即退散するところですが、社会に出て右も左も分からない、世間知らずの私は、「こういうものだ」と受け入れてしまったんですよね。

新入社員1年目は、上の人の機嫌の良し悪しで叱られ方が変わる毎日。髪を引っ張られ上から物を言われる日々に、耐えるしかないのかなと思いつつも「仕事に行くと心が死ぬ」と周りの大人に相談すると、

「仕事って辛いものだよ。それが社会人だよ。何年か経つと慣れてくるよ。」的な意見。

飲食業界ってこういうもの/伝統的な職場はこういうもの/石の上にも三年/すぐに辞めるのは良くない/働くのがツライのはアタリマエ/シゴトハ辛イカラシゴトナンダヨ

・・・・逃ゲタラダメダヨ


口は出しても私の人生に責任を負わない大人たちの常識や思い込みに縛られ、パワハラに耐えた結果、負傷して人生ハードモードなってしまったんですよね。そしてそれを鵜呑みにしてしまったのは「自分を大切にする仕方」を私が知らなかったせいなんですよね。

これが私の、人生最大の後悔です。

愛と勇気で立ち向かうも

当時のストレス要因の一つに、職場にヒステリックお局お姐さまがいらっしゃったのですが、

私は、そのお姐さんと仲良くなれば、私が彼女を好きになれば楽になるかな?パワハラも受け流せるかな?と考え、彼女と休日一緒に遊びに行ったり、自ら積極的に話しかけたり、ストレス要因に正面から愛と勇気を持って立ち向かっていったんです。(同期にはびっくりされました。)

ですが荒れ狂うモルモンバランスに振り回される姐さんのご機嫌は毎日凶暴なまま。私の仕事の成長ぶりを認められることはあっても、状況が良くなることはありませんでした。笑

若い人たちへ、どうか違和感に鋭くあれ

我慢してすり減っていくうちに、自分を守る思考・体力がなくなってしまう。

一年すると、心身の危険から逃れない私の代わりに、身体がSOSを出してくれました。

毎日の心の違和感は、毎日の胃痛、腹痛、逆流性食道炎へ。

毎日、辞めたいと思いながら出勤し続け、勤務中に腹痛で動けなくなった頃に、私はやっと異動の相談をして部署を異動しました。

そこまで追い詰められないと、我慢の重石から這い出て行動をとる、という事が出来ませんでした。

でも、今思えば、もう異動ではなくて、ここで既に転職すべきでした。異動した先も、結局、同じカルチャーのホテルだったんです。

しかも、異動したら解決するかと期待した分、異動先ではもっと深手を負いました。

新卒就職先でパニック障害発症

異動も含めて1年半、我慢して我慢して耐えているうちに、休日も涙が止まらなくなり、電車に乗ると息が苦しくて電車に乗れなくなり。
そうして心身を壊して退職した私に残ったものは、

「パニック障害」でした。

そしてその後、パニック障害と10年20年と付き合うことになったのです。

「自分を守るのは自分である」
「誰よりも、まず自分の味方であれ」

私が人生で最も後悔していることの一つが、自分の心身を蝕む環境に自分の身を置き続けたことです。

という事でまずは、

自分を守るためのポイントまとめ

🔥そこに居て、その人と居て感じた「心の違和感」があるなら見過ごさないで。違和感に気付くには、その職場・コミュニティ・家庭で「自分は大切にされているか?」を問うこと。

🔥他人は口は出してもあなたの人生の責任を取ってくれる訳じゃない。自分の心の声を大切に。


🔥我慢を続けると麻痺して正常な思考が働かなくなり、自分を守れなくなる。だから早めに、違和感に敏感であれ。

🔥自分を守れるのは自分。そしてあなたは、「守られるだけの価値がある存在」。自分の気持ちに正直に、いつでも自分の味方でいよう。

20年前のクララへ

自分の守り方については次の記事で掘り下げます!読み辛いかも知れない私の体験記ですが、最後までお読みくださりありがとうございます!

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