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収益性分析2 【勉強用】

先日リストアップした大分類の第1層から掘り下げた(具体化された)レイヤーというつもりで書いております😅


資本利益率とは?

一口に言うと、
投下した資本に対する、一定期間で獲得した利益の割合
となります。

▷算式(原型)

あべこべのものもありますが、これは典型で、
名称の最初についている概念が分母にきます
という暗黙のルールに従っているパターンです。

$$
資本利益率【%】=\frac{利益}{資本}×100
$$

※ 注意事項

一般論として、財務分析において用いる数値は、
一定期間のものはそのまま用い、
一定時点のものは平均値を用いる、
とされています。

つまり上の分数でいうと、
利益はP/Lという一会計年度(期間)の経営成績書なので、
数値を抜き書きして使えばOKなんですが、
資本はB/Sという期末の一日だけに絞った会社の財産の現状ですから、
期中平均値という特殊な発想の平均値に置き換えます。
特殊といっても算式はシンプルなのですが😅。

$$
期中平均値=(期首の資本+期末の資本)÷2
$$

🔵区分ツリー


資本利益率は、分母の「資本」にどんな資本概念を用いるかによって、さらに3つの分類が生じてしまいます(うわああああ)😅。


隣の指標を観る


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以下は、ノートと無関係のぼやきです

余談

試験問題などを解く段になって気づける(遅い😅)のですが、試験場で与えられた資料のうち、上の【%】で出すほうの分数を求める数値は、分子はP/Lから、分母はB/Sから引っ張ってこないといけないのでペーパー間を移動するのにワサワサしてしまうんですよね。

机から資料を落とすわけにはいかないので、手汗かきながら😅
日頃から会計職の人にはなんのことはない作業かもしれませんが。

解く段にならないと気づけないというのは、利益とか資本という言葉だけだと、どの財務諸表を探すのかという目的意識なく暗記してしまって、後で途方に暮れてしまう(経験者)という意味です😅

漢字にしてしまうと原語のニュアンスが削がれてしまうという翻訳文化の厳しさが語学関係の研究の文脈などでは指摘されたりしますが、パラレルワールドというか、会計の原語もおそらく訳さない方がピンとくるものがありそうな余寒はあります🥶(予感でなく)。

利益≒プロフィットだから探すのはP/Lか、といった推測が成り立たないというか…😅一応、損「益」計算書とあててあるから、たどり着けるのか…😅じゃあ、他の概念では…😅?


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