ルビーの指輪はいつの日か長女のもとへ
私の長女は7月生まれ
誕生石はルビーだ。
私は第一子である長女が生まれた時に出産を記念して
7月の誕生石のルビーの指輪を夫にプレゼントしてもらった。
『もしも娘を授かったら、その子の誕生石の指輪を娘が成人した時に贈りたい』
それは私の夢だった。
子供が生まれてくるまでは性別を聞かないようにしていたので
産まれた時に
『女の子ですよ』と聞かされて
私はその時
『ルビーちゃんだ』と心の中で呟いた。
夏のキラキラした朝日が窓から差し込んでいた分娩室
無事に産まれてきてくれた感動と幸せをかみしめた瞬間
産まれてきて産声を上げた真っ赤な赤ちゃんの長女を初めて抱いた写真
その光景は今でも私の中に強烈に焼き付いている。
夏の朝産ぶ声上げしルビーの子
(なつのあさうぶごえあげしるびーのこ)
長女にはそのルビーの指輪のエピソードを小さな頃から伝えていた。
そして『この指輪はあなたのものだから、いつかあなたにつけて欲しい』と私は長女に話していたのだ。
長女が二十歳になった時に私はそのルビーの指輪を彼女に贈ろうとした。
しかし長女は
『そんな高価のものはまだ私には似合わないからママが持っておいて』
と受け取ろうとはしなかった。
あれから9年が経とうとしている。
長女が産まれた時に夫からプレゼントしてもらったルビーの指輪を私はとても気に入っていて、これまで大切なシーンごとに身につけている。
来年の7月に長女は30歳になる。
『30歳』
それは私が長女を産んだ歳だ。
その時に私はルビーの指輪を本来の持ち主である長女に手渡そうと思っている。
『私の愛しいルビーちゃん、こんなに素敵な人に育ってくれてありがとう』
と感謝の気持ちを込めて・・・
久しぶりの🔰俳句幼稚園登園です
場所で一句にチャレンジしてみました。
毎日厳しい暑さが続いていますが皆さま体調いかがですか?
これからが夏本番なんですね💦
すでに夏バテ気味でぼーっとしながらも
皆様のnoteの記事に癒されたり励まされたりしています。
お互いにくれぐれも熱中症には気をつけましょうね〜
いつも私のnoteを読んでくださりありがとうございます。
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