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早期定年退職 ~退職日を終えました~

本日、長年勤めてきた組織を57歳の誕生日の14日前に早期定年退職いたしました。

本当は気の利いたことを最後の挨拶として語りたかったけど、最後は肺腺癌の宣告受けた吐露と、今の働き盛りの人たちに、自分の健康に過信せず、会社の健康診断を当てにせず、ぜひ人間ドックに年に1回行くように、まるで過去の自分を諭すように口から言葉が出てきました。

辞令書を頂きました

わたしの場合、今回本当に、転職を決めていなかったら、まだ人間ドックに行ってなかったと思われるので、近い将来、もっと悲惨な状態での発見になっていたのではないかと思う次第…

FBをはじめ、いろいろな人からご意見を頂いたところ、どうやら会社の健康診断の胸部レントゲンで異常が見られた場合は、既にステージ4あたりの人が多いということも本当か嘘かは知りませんが多いご意見でした。わたしの場合と比較すると、あながち嘘でもなさそうな気がします…

ちなみに人間ドックから紹介状とともに添付されたCD-Rは、総合病院のシステムに画像取り込みが済んだ後、返却されたので、その画像を自分で参照すると、以下のように見えます。

CT検査と胸部レントゲンとの比較

CTの今回見つかった部分が胸部レントゲンで何処にあるのか、わからない事が理解できますよね~♪ これじゃ胸部レントゲンでは発見できない…
もう、個人的には胸部レントゲンは信じず、ひたすらCT検査を信じることにします。

転職の直近ということもあって、転職先から「これでは、貴方の任期が全うできないので、入社させることはできない…」等と言われることも頭をよぎり、最悪のケースの場合は、健康保険証失効後20日以内に延長手続きをすれば、以降2年の延長が認められるらしいので、本日、健康保険証は返納したけれど、健康保険組合には延長の可能性もあるかも知れない旨を伝えるなど、色々と試行錯誤…

さて、退職日最後の挨拶も、未だ健康そのものわたしの言葉から、不思議な呪文でも聞いているような皆さんの対応…
まったく不健康を感じさせない者から、癌だの健康だの人間ドックなど、日頃発することのない言葉を聞かされても、キョトンとなるのは当たり前なのかも…

でも、長年在職した組織なので、今後の組織の未来と、働く皆さんの未来とご活躍を陰ながら応援したく、そのためには組織を支える人の健康は最優先…

そして皆さんと共に働きを通じ共有した時間を大切にしようと思った次第。

これから新天地で自分に課せられた大きな業務を完遂させ、まだまだ沢山のやるべきことを実行し、そして何より沢山生きたい。
そう改めて感じた、退職日でした。

次なる組織では、世界から一目置かれるくらいのDX推進をやり遂げてみたい。というか爆速でやる使命がある。その機会の寸前に今立っている。少しスタートは出遅れるかも知れないけれど、わたしの後ろには、これまでの経験というジェット噴射がついている。人生の苦境こそ頑張り時。もう涙は十分に流しきったので、もう男は泣かない。後は振り返らずに前に進むだけ… 死ぬ気でやるよ!

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