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デボラ・クロンビー (1952.6.6- )『警視の覚悟 (講談社文庫)』 西田佳子訳 講談社 2010年10月刊 680ページ

デボラ・クロンビー (1952.6.6- )
『警視の覚悟 (講談社文庫)』
西田佳子訳
講談社 2010年10月刊 680ページ
2010年11月7日読了
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000205495
https://www.amazon.co.jp/dp/4062767848

「乳児の遺体が語る、親の哀しみ。もう1つの犯罪。
ティーンエイジャーの性と恋、ナロウボートの住人たちと運河での悲しい出来事。子どもたちの危機に、キンケイドとジェマのカップルが挑む。

亡き元妻と住んでいた息子・キットの親権も得て、警視キンケイドの一家は真の家族になりつつある。一家はキンケイドの故郷に里帰り。キットは従姉・ラリーに恋心を抱く。そこに乳児の遺体が見つかり、新たな殺人事件も発生。ラリーの友人の事故死にも疑惑が生じる。子どもが標的になる時、親ができることとは?」

http://www.deborahcrombie.com/
https://en.wikipedia.org/wiki/Deborah_Crombie
https://ja.wikipedia.org/wiki/デボラ・クロンビー

2007年に発表された
ダンカン・キンケイド警視と
ジェマ・ジェイムズ警部補シリーズ第11作。

Deborah Crombie (1952.6.6- ) 
Duncan Kincaid / Gemma James Novels
Water Like a Stone (2007)

著者は米国人ですが、舞台は英国。

今回の舞台はダンカンの故郷、
イングランド北西部チェシャー州で、
運河と運河で暮らしている人達の
ナロウボート(運河用平底船)の描写が素敵です。

677ページもある分厚い文庫本なので四日間たっぷり楽しめました。
著者サイトとウィキペディアを見てみると、
第13作まで発表済です。続きが早く翻訳されないかなあ~。
https://note.com/fe1955/n/nca3f1d3915ad

ダンカンとジェマは、
ダンカンの離婚した妻との子キットと、
ジェマの離婚した夫との子トビーと、
四人で暮らしています。

「静かな部屋だ。壁はほとんど本棚で埋まっている。
ゆうべ寝る前に、どんな本が並んでいるのかざっと眺めてみた。
SFやファンタジーやミステリーに加え、
アーサー・ランサムの『ツバメ号とアマゾン号』や
『ナルニヤ国物語』といったキットが知っている児童文学の名作もあった。それに歴史や伝記、有名な裁判の本も。
全部ダンカンが読んだものなんだろうか。それとも、ヒュー[ダンカンの父]がこの部屋を書庫としてつかっているんだろうか。」p.116


https://www.amazon.co.jp/dp/1405090545

https://www.amazon.co.jp/dp/0060525274

読書メーター
デボラ・クロンビーの本棚(登録冊数17冊 刊行年月順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091269

ミステリの本檀(登録冊数359冊 著者名順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091193

https://note.com/fe1955/n/n30cbac7af55f
デボラ・クロンビー (1952.6.6- )
『警視の偽装 (講談社文庫)』
西田佳子訳 
講談社 2012年11月刊 520ページ


https://note.com/fe1955/n/nca3f1d3915ad
デボラ・クロンビー(1952.6.6- )
『警視の因縁(講談社文庫)』
西田佳子訳
講談社 2015年6月刊 620ページ


https://note.com/fe1955/n/ne4a4fd47649a
デボラ・クロンビー(1952.6.6- )
『警視の挑戦(講談社文庫)』
西田佳子訳 講談社 2017年2月刊


https://note.com/fe1955/n/n770c8fc0a2b3
デボラ・クロンビー(1952.6.6- )
『警視の哀歌(講談社文庫)』
西田佳子訳
講談社 2018年2月刊 576ページ


https://note.com/fe1955/n/n367de278ead9
デボラ・クロンビー(1952.6.6- )
『警視の謀略(講談社文庫)』
西田佳子訳
講談社 2020年6月刊 512ページ


https://note.com/fe1955/n/n290446e2d25c
デボラ・クロンビー
『警視の慟哭(講談社文庫)』
西田佳子訳
講談社 2023年3月刊 608ページ


https://note.com/fe1955/n/n12763c05d8f7
Sara Paretsky (1947.6.8- ) 
サラ・パレツキー
第1作 Indemnity Only (1982)
『サマータイム・ブルース(ハヤカワ・ミステリ文庫)』
山本やよい訳 早川書房 1985.6
『サマータイム・ブルース 〔新版〕(ハヤカワ・ミステリ文庫)』2010.8
第2作 Deadlock (1984)
『レイクサイド・ストーリー (ハヤカワ・ミステリ文庫)』 1986.3
第3作 Killing Orders (1985)
『センチメンタル・シカゴ (ハヤカワ・ミステリ文庫)』 1986.9

https://note.com/fe1955/n/n9a61cd5c63de
Sara Paretsky (1947.6.8- ) 
サラ・パレツキー
第4作『レディ・ハートブレイク (ハヤカワ・ミステリ文庫)』
山本やよい訳 早川書房 1988.7
第5作『ダウンタウン・シスター (ハヤカワ・ミステリ文庫)』1989.9
第6作『バーニング・シーズン (ハヤカワ・ミステリ文庫)』1991.4

https://note.com/fe1955/n/nae30aae123d2
Sara Paretsky (1947.6.8- ) 
サラ・パレツキー
第7作『ガーディアン・エンジェル Hayakawa Novels』
山本やよい訳 早川書房 1992.9
第8作『バースデイ・ブルー Hayakawa Novels』1994.10
短篇集『ヴィク・ストーリーズ(ハヤカワ・ミステリ文庫)』1994.9
第9作『ハード・タイム (ハヤカワ・ノヴェルズ)』 2000.12

https://note.com/fe1955/n/n56d10804550c
Sara Paretsky (1947.6.8- ) 
サラ・パレツキー
第10作『ビター・メモリー Hayakawa novels』
山本やよい訳 早川書房  2002.12
第11作『ブラック・リスト(ハヤカワ・ノヴェルズ)』2004.9
第12作『ウィンディ・ストリート(ハヤカワ・ノヴェルズ)』2006.6


https://note.com/fe1955/n/nccf46a3e5ca7
Sara Paretsky (1947.6.8- ) 
サラ・パレツキー
第13作『ミッドナイト・ララバイ(ハヤカワ・ミステリ文庫)』
山本やよい訳 早川書房 2010.9
第14作『ウィンター・ビート(ハヤカワ・ミステリ文庫)』2011.9
第15作『ナイト・ストーム(ハヤカワ・ミステリ文庫)』2012.9


https://note.com/fe1955/n/ne796ea17f2db
Sara Paretsky (1947.6.8- ) サラ・パレツキー
『セプテンバー・ラプソディ(ハヤカワ・ミステリ文庫)』
山本やよい訳 早川書房 2015.1
『カウンター・ポイント』2016.12
『フォールアウト)』2017.12

https://note.com/fe1955/n/n7f4e64e7e5f0
Sara Paretsky (1947.6.8- ) 
サラ・パレツキー
第19作 Shell Game (2018)
『クロス・ボーダー 上・下(ハヤカワ・ミステリ文庫)』
山本やよい訳 早川書房 2021.9
第20作 Dead Land (2020)
『ペインフル・ピアノ 上・下(ハヤカワ・ミステリ文庫)』2022.11

https://note.com/fe1955/n/n0204b24b491f
S. J. Rozan (1950- ) 
S.J.ローザン
第1作『チャイナタウン (創元推理文庫)』直良和美訳 東京創元社 1997.11
第2作『ピアノ・ソナタ (創元推理文庫)』1998.12
第3作『新生の街 (創元推理文庫))』2000.4
第4作『どこよりも冷たいところ (創元推理文庫)』2002.6

https://note.com/fe1955/n/nae61ba300340
S. J. Rozan (1950- ) 
S.J.ローザン
第5作『苦い祝宴(創元推理文庫)』直良和美訳 東京創元社 2004.1
第6作『春を待つ谷間で(創元推理文庫)』2005.9
第7作『天を映す早瀬(創元推理文庫)』2005.8
第8作『冬そして夜(創元推理文庫)』2008.6
短篇集『夜の試写会(創元推理文庫)』2010.4

https://note.com/fe1955/n/n4bc95498af2b
S. J. Rozan (1950- ) 
S.J.ローザン
第9作『シャンハイ・ムーン(創元推理文庫)』
直良和美訳 東京創元社 2011.9
第10作『この声が届く先(創元推理文庫)』2012.6
『永久に刻まれて リディア&ビル短編集(創元推理文庫)』2013.8
第11作『ゴースト・ヒーロー(創元推理文庫)』2014.7
第12作『南の子供たち(創元推理文庫)』2022.5

https://note.com/fe1955/n/n60bf9583961a
Robert B. Parker (1932.9.17-2010.1.18) 
ロバート・B・パーカー
第1作『ゴッドウルフの行方』菊池光訳 早川書房 1984.10
第2作『誘拐』飯島永昭訳 立風書房 1980.10
第2作『誘拐』菊池光訳 早川書房 1989.2
第3作『失投』飯島永昭訳 立風書房 1977.3
第3作『失投』菊池光訳 早川書房 1985.10

https://note.com/fe1955/n/n6ed20bab5a3b
Robert B. Parker (1932.9.17-2010.1.18) 
ロバート・B・パーカー
第4作『約束の地』菊池光訳 早川書房 1978.8
第5作『ユダの山羊』菊池光訳 早川書房 1979.9
第6作『レイチェル・ウォレスを捜せ』菊池光訳 早川書房 1981.12
第7作『初秋』菊池光訳 早川書房 1982.9

https://note.com/fe1955/n/na6b78450f7c1
Dick Francis (1920.10.31-2010.2.14)
ディック・フランシス
第2作『度胸 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』菊池光訳 早川書房 1976.7
第4作『大穴 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』菊池光訳 早川書房 1976.4
第5作『飛越 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』菊池光訳 早川書房 1976.9
山本一生「D・フランシスの究極のミステリー」
『書斎の競馬学 』平凡社新書 2008.12

https://note.com/fe1955/n/n704a9c240bcb
Dick Francis (1920.10.31-2010.2.14)
ディック・フランシス
第27作『横断 (ハヤカワ・ノヴェルズ)』
菊池光訳 早川書房 1989.11
Conan Doyle (1859.5.22-1930.7.7)
コナン・ドイル
『回想のシャーロック・ホームズ 新訳版(創元推理文庫)』
深町眞理子訳 東京創元社 2010.7
小池滋先生(1931.7.15- )
小野二郎(1929.8.18-1982.4.26)

https://note.com/fe1955/n/n9559f73b6968
古内一絵『キネマトグラフィカ』東京創元社 2018.4
Dick Francis (1920.10.31-2010.2.14)
ディック・フランシス
第29作『標的(ハヤカワ・ミステリ文庫)』
菊池光訳 早川書房 1996.9
コテージパイとシェパーズパイ

https://note.com/fe1955/n/nd41726da27bb
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『快楽としてのミステリー(ちくま文庫)』 筑摩書房 2012.11

https://note.com/fe1955/n/nf236daad7399
福永武彦・中村真一郎・丸谷才一
『決定版 深夜の散歩 ミステリの愉しみ』講談社 1978.6

https://note.com/fe1955/n/n26e000989c48
福永武彦・中村真一郎・丸谷才一
『深夜の散歩 ミステリの愉しみ(創元推理文庫)』東京創元社 2019.10

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