デボラ・クロンビー(1952.6.6- )『警視の慟哭(講談社文庫)』西田佳子訳 講談社 2023年3月刊 608ページ
デボラ・クロンビー『警視の慟哭(講談社文庫)』
西田佳子訳 講談社 2023年3月刊 608ページ
2023年4月26日読了
福岡市総合図書館予約9人
https://www.amazon.co.jp/dp/4065278694
「警視庁から所轄署へ異動させられたキンケイド警視は、警察内部の闇の存在から目をつけられていることを知る。一方、妻のジェマはロンドンで、高級住宅に囲まれて外部からの侵入が困難な庭園で若い女性の死体が発見された事件に駆り出される。過去からの因縁と悪意を解きほぐした末に待つ、驚愕の真相とは!
『警視の謀略』に続くダンカン・キンケイド警視シリーズ、
第17作。『警視の挑戦』から続いていた陰謀の黒幕がついに明らかに!」
https://viewer-trial.bookwalker.jp/03/15/viewer.html?cid=5f74adff-e571-4efa-a9c3-4e15d3d9ad23
で、30ページまで試し読みできます。
http://www.deborahcrombie.com/
https://en.wikipedia.org/wiki/Deborah_Crombie
https://ja.wikipedia.org/wiki/デボラ・クロンビー
Deborah Crombie (1952.6.6- )
Duncan Kincaid / Gemma James Novels
ダンカン・キンケイド警視&ジェマ・ジェイムズ警部シリーズ
第17作 Garden of Lamentations (2017.2)
https://www.amazon.co.jp/dp/0062271636
の待望の翻訳。
前作『警視の謀略』2020.6
To Dwell in Darkness (2014.9)
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/4105208546220420
を読んだのは2020年7月でしたから約三年も待たされて、
ダンカンのスコットランドヤードからホルボン署への左遷他、
色々を思い出せない状態で読み始めました。
「午後の中途半端な時間だった。
ランチには遅いが、夕食には早い。
「タバクル」のカフェは静かだった。
カウンターに店員[若い女性]がいるだけだ。
「わたし、いままで奥でフムスを作っていたの」」
p.492
『警視の謀略』では、
キット[ダンカンの息子14歳]が
「フムスとフェタチーズのラップサンド、キュウリとミント添え」
を注文してました。
第14作『警視の挑戦』2017.2
No Mark upon Her (2011)
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/pfbid0rF3QuGzzYhzTpdxQhTYgumAFrP6c4CQJ5V4J46n4UuGTea566WVu4ZLSk2PAMGWLl
にも登場してましたから、フムスは英国で人気のある料理なんですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/フムス
「フムス ゆでたヒヨコマメに、ニンニク、練り胡麻、オリーブオイル、レモン汁などを加えてすりつぶし、塩で調味したペースト状の料理。」
https://www.youtube.com/watch?v=XdmezOS0imI
【フムスの作り方】ヴィーガン必見! 8:11
ひよこ豆のディップ〜乾物から作ると栗のような味わい!
「ジェマは「カルッチオ」を選んだ。ケンジントン・ハイ・ストリートにあるイタリアン・カフェと同系列の店だ。まだ暖かいから、外のテーブルを選んだ。天気のいいときに一度来てみたいと思っていた。
チキンのレバーパテに紫タマネギを添えたもの、ホウレンソウのラヴィオリを頼み、よく冷えたプロセッコ[イタリア(ヴェネト州)のスパークリングワイン]を飲んだ。」
p.595
米国で2019年と2023年に発売済みな
第18・19作
A Bitter Feast (2019; ISBN 9780062986788)
A Killing of Innocents (2023; ISBN 978-0062993397)
を早く読みたいですけど、
また三年待たされるのかなぁ。
新作が翻訳されると必ず読んでいるシリーズは、
ロンドンのダンカン・キンケイド警視&ジェマ・ジェイムズ警部と、
ニューヨークのリディア&ビルと、
シカゴのヴィク・ウォーショースキーの三つだけです。
ボストンのスペンサーは冊数が多くて、
途中で読まないでいたら、作者が亡くなってしまいました。
Robert B. Parker (1932.9.17-2010.1.18)
Sara Paretsky (1947.6.8- )
S. J. Rozan (1950- )
Deborah Crombie (1952.6.6- )
シリーズものの書き手ではありませんが、
ミネット・ウォルターズ
Minette Walters (1949.9.26- )
https://en.wikipedia.org/wiki/Minette_Walters
も、2007年に
『蛇の形』創元推理文庫 2004.7
を読んで以来、既訳を全部、
そして翻訳が出るたびに読み続けています。
上記三人の女性作家とは違い、
読んでいてまったく楽しくない
物語ばかりなのに面白くて、
次々に読みました。
読書メーター
デボラ・クロンビーの本棚(登録冊数17冊 刊行年月順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091269
ミステリの本檀(登録冊数359冊 著者名順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091193
https://note.com/fe1955/n/nec01c0006462
デボラ・クロンビー (1952.6.6- )
『警視の週末(講談社文庫)』
西田佳子訳
講談社 2007年7月刊 592ページ
https://note.com/fe1955/n/n56885d146ba1
デボラ・クロンビー (1952.6.6- )
『警視の孤独 (講談社文庫)』
西田佳子訳
講談社 2010年2月刊 608ページ
https://note.com/fe1955/n/nbab8e7f324a1
デボラ・クロンビー (1952.6.6- )
『警視の覚悟 (講談社文庫)』
西田佳子訳
講談社 2010年10月刊 680ページ
https://note.com/fe1955/n/n30cbac7af55f
デボラ・クロンビー (1952.6.6- )
『警視の偽装 (講談社文庫)』
西田佳子訳
講談社 2012年11月刊 520ページ
https://note.com/fe1955/n/nca3f1d3915ad
デボラ・クロンビー(1952.6.6- )
『警視の因縁(講談社文庫)』
西田佳子訳
講談社 2015年6月刊 620ページ
https://note.com/fe1955/n/ne4a4fd47649a
デボラ・クロンビー(1952.6.6- )
『警視の挑戦(講談社文庫)』
西田佳子訳 講談社 2017年2月刊
https://note.com/fe1955/n/n770c8fc0a2b3
デボラ・クロンビー(1952.6.6- )
『警視の哀歌(講談社文庫)』
西田佳子訳
講談社 2018年2月刊 576ページ
https://note.com/fe1955/n/n367de278ead9
デボラ・クロンビー(1952.6.6- )
『警視の謀略(講談社文庫)』
西田佳子訳
講談社 2020年6月刊 512ページ
https://note.com/fe1955/n/n12763c05d8f7
Sara Paretsky (1947.6.8- )
サラ・パレツキー
第1作 Indemnity Only (1982)
『サマータイム・ブルース(ハヤカワ・ミステリ文庫)』
山本やよい訳 早川書房 1985.6
『サマータイム・ブルース 〔新版〕(ハヤカワ・ミステリ文庫)』2010.8
第2作 Deadlock (1984)
『レイクサイド・ストーリー (ハヤカワ・ミステリ文庫)』 1986.3
第3作 Killing Orders (1985)
『センチメンタル・シカゴ (ハヤカワ・ミステリ文庫)』 1986.9
https://note.com/fe1955/n/n9a61cd5c63de
Sara Paretsky (1947.6.8- )
サラ・パレツキー
第4作『レディ・ハートブレイク (ハヤカワ・ミステリ文庫)』
山本やよい訳 早川書房 1988.7
第5作『ダウンタウン・シスター (ハヤカワ・ミステリ文庫)』1989.9
第6作『バーニング・シーズン (ハヤカワ・ミステリ文庫)』1991.4
https://note.com/fe1955/n/nae30aae123d2
Sara Paretsky (1947.6.8- )
サラ・パレツキー
第7作『ガーディアン・エンジェル Hayakawa Novels』
山本やよい訳 早川書房 1992.9
第8作『バースデイ・ブルー Hayakawa Novels』1994.10
短篇集『ヴィク・ストーリーズ(ハヤカワ・ミステリ文庫)』1994.9
第9作『ハード・タイム (ハヤカワ・ノヴェルズ)』 2000.12
https://note.com/fe1955/n/n56d10804550c
Sara Paretsky (1947.6.8- )
サラ・パレツキー
第10作『ビター・メモリー Hayakawa novels』
山本やよい訳 早川書房 2002.12
第11作『ブラック・リスト(ハヤカワ・ノヴェルズ)』2004.9
第12作『ウィンディ・ストリート(ハヤカワ・ノヴェルズ)』2006.6
https://note.com/fe1955/n/nccf46a3e5ca7
Sara Paretsky (1947.6.8- )
サラ・パレツキー
第13作『ミッドナイト・ララバイ(ハヤカワ・ミステリ文庫)』
山本やよい訳 早川書房 2010.9
第14作『ウィンター・ビート(ハヤカワ・ミステリ文庫)』2011.9
第15作『ナイト・ストーム(ハヤカワ・ミステリ文庫)』2012.9
https://note.com/fe1955/n/ne796ea17f2db
Sara Paretsky (1947.6.8- ) サラ・パレツキー
『セプテンバー・ラプソディ(ハヤカワ・ミステリ文庫)』
山本やよい訳 早川書房 2015.1
『カウンター・ポイント』2016.12
『フォールアウト)』2017.12
https://note.com/fe1955/n/n7f4e64e7e5f0
Sara Paretsky (1947.6.8- )
サラ・パレツキー
第19作 Shell Game (2018)
『クロス・ボーダー 上・下(ハヤカワ・ミステリ文庫)』
山本やよい訳 早川書房 2021.9
第20作 Dead Land (2020)
『ペインフル・ピアノ 上・下(ハヤカワ・ミステリ文庫)』2022.11
https://note.com/fe1955/n/n0204b24b491f
S. J. Rozan (1950- )
S.J.ローザン
第1作『チャイナタウン (創元推理文庫)』直良和美訳 東京創元社 1997.11
第2作『ピアノ・ソナタ (創元推理文庫)』1998.12
第3作『新生の街 (創元推理文庫))』2000.4
第4作『どこよりも冷たいところ (創元推理文庫)』2002.6
https://note.com/fe1955/n/nae61ba300340
S. J. Rozan (1950- )
S.J.ローザン
第5作『苦い祝宴(創元推理文庫)』直良和美訳 東京創元社 2004.1
第6作『春を待つ谷間で(創元推理文庫)』2005.9
第7作『天を映す早瀬(創元推理文庫)』2005.8
第8作『冬そして夜(創元推理文庫)』2008.6
短篇集『夜の試写会(創元推理文庫)』2010.4
https://note.com/fe1955/n/n4bc95498af2b
S. J. Rozan (1950- )
S.J.ローザン
第9作『シャンハイ・ムーン(創元推理文庫)』
直良和美訳 東京創元社 2011.9
第10作『この声が届く先(創元推理文庫)』2012.6
『永久に刻まれて リディア&ビル短編集(創元推理文庫)』2013.8
第11作『ゴースト・ヒーロー(創元推理文庫)』2014.7
第12作『南の子供たち(創元推理文庫)』2022.5
https://note.com/fe1955/n/n60bf9583961a
Robert B. Parker (1932.9.17-2010.1.18)
ロバート・B・パーカー
第1作『ゴッドウルフの行方』菊池光訳 早川書房 1984.10
第2作『誘拐』飯島永昭訳 立風書房 1980.10
第2作『誘拐』菊池光訳 早川書房 1989.2
第3作『失投』飯島永昭訳 立風書房 1977.3
第3作『失投』菊池光訳 早川書房 1985.10
https://note.com/fe1955/n/n6ed20bab5a3b
Robert B. Parker (1932.9.17-2010.1.18)
ロバート・B・パーカー
第4作『約束の地』菊池光訳 早川書房 1978.8
第5作『ユダの山羊』菊池光訳 早川書房 1979.9
第6作『レイチェル・ウォレスを捜せ』菊池光訳 早川書房 1981.12
第7作『初秋』菊池光訳 早川書房 1982.9
https://note.com/fe1955/n/na6b78450f7c1
Dick Francis (1920.10.31-2010.2.14)
ディック・フランシス
第2作『度胸 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』菊池光訳 早川書房 1976.7
第4作『大穴 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』菊池光訳 早川書房 1976.4
第5作『飛越 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』菊池光訳 早川書房 1976.9
山本一生「D・フランシスの究極のミステリー」
『書斎の競馬学 』平凡社新書 2008.12
https://note.com/fe1955/n/n704a9c240bcb
Dick Francis (1920.10.31-2010.2.14)
ディック・フランシス
第27作『横断 (ハヤカワ・ノヴェルズ)』
菊池光訳 早川書房 1989.11
Conan Doyle (1859.5.22-1930.7.7)
コナン・ドイル
『回想のシャーロック・ホームズ 新訳版(創元推理文庫)』
深町眞理子訳 東京創元社 2010.7
小池滋先生(1931.7.15- )
小野二郎(1929.8.18-1982.4.26)
https://note.com/fe1955/n/n9559f73b6968
古内一絵『キネマトグラフィカ』東京創元社 2018.4
Dick Francis (1920.10.31-2010.2.14)
ディック・フランシス
第29作『標的(ハヤカワ・ミステリ文庫)』
菊池光訳 早川書房 1996.9
コテージパイとシェパーズパイ
https://note.com/fe1955/n/nd41726da27bb
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『快楽としてのミステリー(ちくま文庫)』 筑摩書房 2012.11
https://note.com/fe1955/n/nf236daad7399
福永武彦・中村真一郎・丸谷才一
『決定版 深夜の散歩 ミステリの愉しみ』講談社 1978.6
https://note.com/fe1955/n/n26e000989c48
福永武彦・中村真一郎・丸谷才一
『深夜の散歩 ミステリの愉しみ(創元推理文庫)』東京創元社 2019.10
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