【幻の柑橘|新商品】
「アッと驚かせるものにしよう!」
「それなら阿波すず香一択だわ〜大丈夫そ??」
「余裕です」
11月のある会議。
今年のバレンタインは、社長の一声で
新商品の発売が決定しました。
しかし、続々とバレンタイン商品が生み出される中、
なぜか一向に試作が上がってきません。
そのお菓子が、
阿波すず香のトリュフです。
阿波すず香とは、徳島を代表するゆずとすだちの交配種で、
20年以上の研究と数千回の交配・育成の末に生まれた幻の柑橘です。
”すっきりおいしくてみずみずしい”
ゆずとすだちの良い所が際立った、
チョコと食べると、間違いない予感…
「今年はやらないの?」
そんな声まで聞こえ始めた中、
工房へ用事があったので、
ふと立ち寄ると、
柑橘とチョコレートの
独特の香りが漂っていました。
近づいてみると、火で温めながら、
チョコを混ぜる製造顧問の姿が見えて、
「阿波すず香ですね!!」
「そうそう、良い感じ~」
と楽しそうに
まだアツアツのチョコを
一口味見させてくれました。
「え、酸っぱい!!めっちゃ阿波すず香ですね!」
「でしょ?だから”今”作ったんだ」
なぜここまでギリギリだったのか?
それは、お客様の手元に届く
”時期”
に秘密がありました。
今回は、製造顧問の計算し尽くされた、
アッと驚く新商品をご紹介します。
”阿波すず香をトリュフにする”
それなら…
「1粒に阿波すず香を凝縮させる!」
インパクトのある体験を求めて、
レシピを考えました。
作り方は、それこそ無限にありますが、
どうしても阿波すず香の
”搾りたてのフレッシュ感”を
トリュフに閉じ込めたい!
そのために、
果汁をたっぷり使うのですが、
ある問題が…
それは、
チョコに柑橘の果汁を合わせると、
日数が経つにつれ、
柑橘らしい酸味が弱まるんです。
作ったその日に食べるなら、
全く問題ありませんが、
大切な『商品』なので、
お客様の手元に届いた頃に、
一番おいしい!と感動させる
逆算が必要でした。
チョコと阿波すず香が
一番マッチするタイミング・・・
だからこの
ギリギリの時期
だったんです!
たしかに、工房で味見した
できたての阿波すず香チョコは、
最初に柑橘のパンチのある酸味が、
徐々にチョコと中和していくので、
「チョコとすず香合うな」と同時に、
「柑橘強ッ!酸っぱ!!」
と思ったのが、正直な感想です。
「あの時、酸っぱかったでしょ?それがお店に並ぶ頃、すず香がマイルドにチョコと調和して、絶妙なバランス感になるのよ」
「だから、社長には、お客様が食べる時に、一番おいしい設計にしたって言ってある」
そんな食べる頃合いを考え尽くしたトリュフは、舌触りがかなりしっとりとした、柑橘を味わうトリュフです。
『チョコの匂いがするのに、柑橘の香りが漂う』
不思議な体験ができます。
阿波すず香を知らない人なら、すだちかな?と感じるほど、口の中でチョコが溶けた瞬間、爽快な柑橘の香りが駆け抜けます。
まるで、搾りたてのような感覚。
さっき作ったばかりでしょ?と疑うほど新鮮です。
なぜ搾り立てのようなフレッシュ感なのか?
それは、職人による丁寧なものづくりに
秘密があります。
阿波すず香は、工房で手絞りした果汁を
たっぷり入れて、
香りを出すために、すず香の表面を細かく削り、砂糖をもみ込みます。
ただ皮を入れるだけでなく、砂糖をもみ込むひと手間が、トリュフの風味すら変えるほどの香りを生み出します。
この工夫が、搾りたてのように感じさせます。
また、チョコレートはフランス産のスイートとミルクをブレンドし、トリュフから阿波すず香が前に出てくる!そんな配合にしました。
他にも細かい工夫が山のようにありますが、これ以上はやめておきます。笑
一つだけ断言できるのは・・・
イルローザでしか絶対に食べられない味です!
今年は作らないの?
一向に試作が上がってこなかった新商品は、
製造顧問が、お客様の手元に届く
頃合いを想う、真心から生まれました。
搾りたての阿波すず香×チョコレート
トリュフで味わう、口でとろける物語。
店頭で手に取った際は、
プレゼント・自分用ともに
できるだけお早めにお召し上がり
いただくことをおすすめします。
ただ、残念ながら…
阿波すず香はまだまだ
生産数が少なく、希少な柑橘です。
そのため限定数を設けているので、
沢山のご用意はできません…。
是非、各店で見かけた際は、
イルローザでしか絶対に味わい味を
ご体験ください。
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