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転職して感じたこと・学んだこと
まず初めに
今回、転職について書こうと思いますが、この記事を読むにあたってこれだけは伝えたいということがあります。
『転職が良いことだ』ということを伝えたい、というわけではありません。
そして、『仕事を続けることがすごいことだ』ということでもありません。
もしくは、『仕事が続けられないことがダメだ』というわけでもありません。
あくまでも、私の転職体験記ですので、それぞれで受け取りたいように受け取ってもらえたらと思います◎
転職経験、約7回
最初の転職のきっかけ
私は、転職経験が7回あります。そして職種もそれぞれ異なります。
そんな変わった職歴を持つアラサーです。
詳しい社名などはさすがに伏せますが(笑)
まず初めに、正社員として入社しました。
しかし、入社前から続いていた体調不良と会社でのブラックな勤務体制が重なり、自分でも気づかないうちに心も身体もボロボロになっていきました。
そして、倒れてしまい、そのまま退職することに。
正直、ここまで自分自身がダメになるとは思っておらず・・・
心がボロボロに傷つき、いつの間にか自分で自分をどんどん追い込んでいたようです。
途中、病気なら治したい!と思って親に隠れて精神科に通い、薬を飲み始めていました。それでも、私一人ではどうにもならないこともあるんだな、と。この時、理解できました。
休養期間
そして私は強制的に休養期間に入りました。
親と一緒に新しく紹介してもらった病院へ。
先生にすべての事情を話しました。
今までどんなことがあって、自分がどんな風に考えていたか。
辛く苦しかったこと、悲しかったこと。すべてを話しました。
先生から一言。
『朝起きて偉いよ。』
と、言われました。
私は“そんな当たり前のことも偉いと言わないといけないレベルまで落ちたのか…”とショックを受けました。
今の私は、その当たり前の「朝起きること」、「ご飯を食べること」、「仕事に行くこと」など、すべて偉いと思えます◎(笑)
ですが、このどん底に居た頃の私は一切思えず、嫌いな人を嫌いと感じる私が悪い、とまでも思っていたほどです。
そこでまずは『PTSD』、『全般性不安障害』と診断されました。
ここから約3ケ月休養期間に入ります。
この休養期間は、家で何もすることなく、ほとんどずっとベッドで寝ている状態が続きました。
起きる気力もない、何か行動をする気力もない、遊ぶ気持ちにもなれない…
本当に突っ伏して泣いて時間が過ぎるだけの日々でした。
休養期間脱出のきっかけ
そんなとき、私の恩師が亡くなりました。
その衝撃と悲しみとすべての感情により、私はこのままではいけないという感情にかられて行動を起こしました。
それが休養期間を脱出するきっかけとなりました。
まずはアルバイトから
当時の私にとって、いきなり正社員を受けることは大変ハードルが高く、今すぐその決断を下せなかったため、まずはアルバイトを受けることにしました。
アルバイトも立派な仕事です。
大学時代に接客業のアルバイト経験があったため、接客業の仕事を探し、応募しました。
運よく合格し、すぐに働けることに。
しかし、まだまだ精神的にも体力的にも不安定のため、毎日自分との闘いでした。
すぐに焦る、不安になる、わたわたする、バタバタする、、、
上手く呼吸ができないと感じたときには、裏に行かせてもらい、落ち着くまで深呼吸をする、ということも多々ありました。
こんな私を受け入れてくださった当時の方々には、本当に感謝しています。
再会による転機
アルバイトを続けて数ヶ月が経ったとき、学生時代の先輩に再会しました。
先輩から、同じ職場で働かないか?とお誘いを受けます。
その職場は正社員で土日祝日が休みという、当時の私にとっては大変魅力的な条件でした。
そのため、先輩に言われるがまま転職をすることになったのです。
今思えば、少し安易な考えだったと思います。
初めての同期
ここで初めて同期ができます。
これは大変嬉しかったです。正社員で同期入社。
転職しているため年齢はバラバラですが、ここで出会った同期の中で一人だけは今でも仲良くしています。
しかし、先輩は豹変。(笑)
上司はパワハラ・セクハラ。
言われていた環境と全くの正反対の職場で、同期3人で労働局にまで行きました。
上手い誘いに乗るもんではないな、と学びました。
ですが、今でも付き合いのある同期との出会いのきっかけにもなったので、今では当時の私に感謝しています。(笑)
ここは3か月で退職しました。
前回お世話になったアルバイト先へ
正社員という誘惑に負けたにもかかわらず、人間関係で辞めたのではないのであれば戻ってこないか、というお話をいただきました。
前回働いていたアルバイト先です。
このお話をいただいたとき、既に別のアパレルのアルバイトを始めて1か月が経っていました。
ですが、やっぱり元の場所に戻りたいという気持ちが大きいため、アパレルの店長には真剣にお話をさせてもらい、2ヶ月で辞めることに。
こうやって書いていると、本当に私は周りの人に迷惑しかかけてないなあ…と反省します。その反面、当時の私は私の気持ちに素直に行動しつつ、他人に言われたことの影響を受けすぎているとも思います。
他人軸で生きていたんだなあ~と実感。
とまあ、一度は働いたことのあるアルバイト先でもう一度働くことに。
そこでは、半年アルバイトで働いた後に契約社員になるシステムでした。
そして私もしっかり半年働き、契約社員になる、というタイミングで、店長が異動になり私が店長代行を任されることになったのです。
思いもよらない急展開です。(笑)
店長代行・サブリーダーの役目
23歳ぐらいだったと思います。もうすでに記憶が曖昧です(笑)
店長代行として働き始めると、やることが本当にたくさんありました。
売り上げ報告書以外にも、シフト作成、予算計画や売り出し計画など手書きで書かないといけない資料もあり、腕も痛くなるほどです。。
そして発注・返品などの作業もたくさんある上に、顧客様へのハガキ郵送などなど…思い出せないほどの作業数です。
そしてスタッフの教育、管理、商品の知識向上、接客のセールストーク向上など。
正直キャパオーバーです。(笑)
店長代行のすべての業務を担うのは難しい、と正直に伝えて別店舗でサブリーダーとして働くことになりました。
新しく店長になった方の支えとして一緒にお店を作っていく、という感じのポジションです。
どこの職場でもそうですが、人間関係の問題はつきものです。
ここでもいろいろあったと思います。
それでも頑張っていけたのは、お客さんの笑顔やちょっとした感謝の一言などです。ほんの少しのことでも、疲れていた私には本当に染みる一言だったりします。
私と同じような人もいるのではないでしょうか。
この職場は約3年ぐらい続いたと思います。
このままでいいのか・・・
と思い始めたのは、20代半ばになった頃です。
このまま今いる職場で働いていても良いけど、本当にこのまま何も挑戦しなくていいのか・・・と疑問を感じ始めました。
今やっていることは本当に私のやりたいことなのか…?
そう考え始めると、もう次に行くしかないんです。(笑)
私の場合はそうです。すぐに行動に移そうとします。
そして有給休暇を消化して退職しました。
そうです。まだ次は決まっていません。(笑)
やりたいことを見つける
とりあえず、やりたいことが明確になるまでは派遣社員として働くことになりました。
仕事をしつつ、やりたいことを探すというしっかりとした目的があるので、派遣社員としての仕事に関してはしっかりと向き合うこともできたし、期限を決めて働くことで、それまでに必ず見つけようと努力もできました。
私の考えでは25歳を過ぎると、県外に出れない。と考えていました(笑)
まあ、たぶん、こじつけです。(笑)
そうやって期限を決めないと腹をくくれないと思ったんだと思います。
そしてやりたいことを探すために、樹形図やマンダラチャートを使って思考を整理していきました。
特に樹形図はわかりやすかったです。
私は何に興味があって、何ができて、そこからどんな仕事に繋がるのか。
そして、仕事をする上で何を重視するのか。
枝分かれさせていって、実際に書いて客観視することが大切だと思います。
上京することに
そうして派遣社員として1年間働き、『もう一度一番最初にしていた職種で上京しよう!』という決断をしました。
しっかりと派遣をしながら転職活動も行うことができ、計画的に上京することができました。
そして大きな会社でやってみたかった仕事に就くことができました。
ここでは約3年間、しっかりと正社員として働きました。
今までと違って、自分で決めて自分軸で考えた転職だったため、責任感も強く、毎日いろんなことがあってもなんだかんだで楽しく過ごしていたと思います。
もしかすると、今でも続けていた可能性もあります。
(ということは、もう辞めたということですね。笑)
家族のこと、これからの人生のこと、いろんなことを考えて田舎に帰ることにしたのです。
これは、自分のために判断したことでもありますが、家族のことを考えてのことでもあります。
そして現在
『正社員』という肩書による責任感が、私にはとても苦しくしんどいことに気づきました。そして現在はパートとして働いています。
アラサーになった今、今やれることをやろう、というマインドになりました。
そして家庭を築くことが素敵なことだ、ということも気づき始めました。
相手がいるわけではないですが。(笑)
もしも、今後家庭を持ちたいと思ったときが来るのであれば、今できること、今しかできないことをやらない以外に選択肢はないなと思うんです。
転職してみて
独身、主婦、正社員、など肩書にとらわれず、自分には自分にしか生きられない人生を生きていこう、そして、自分が幸せだと思えることが一番の幸せだ、ということを伝えたいです。
絶望は幸福へ導く重要な伏線
優しさは人に対して向けられたことで褒められがち。自分に優しいことは我儘、甘えと思われることが多いけど、自分に優しくできることはすごく大切な気がする。
元気のない日、元気が出ない日は元気のいらない日。無理して元気になろうとしなくても良い。
泣きたくなる時は、泣く必要がある。
みんな懸命に生きている。時間はどんどん進むから、生きづらくなったら止まってもいいかも。下向いたら小さな花を見つけるときもあるし、上向いたらスッキリした広い青空があるし、無駄なこともないし余計なこともないって思える日々を過ごしたい。今思えなくても、いつか思える日が来ると希望を持ってほしい。
これからどうするか、どうしたいかがわからなくなったときは、『今の私はどの段階に居るのか』を考えてみる◎
すべてを全力でやらなくてもいい。意外と近くに幸せがある。
きっかけが何であれ、なんだかんだやり取りが続く友達って大事。
心のゴミ捨て場を作ろう。
やまない雨はない。明けない夜はない。と同じように、ずっと晴れは続かない。夜が来ない日はない。一見ネガティブだけど、両方があって毎日が成り立っていることを忘れない。
などなど、私が転職してきたこの数年で感じたことを抜粋しました。
何かピンとくるものがあれば幸いです。
そして私の今回の記事を読んで、少しでも気が楽になってくれたら良いな、と思います。
とりあえず深呼吸して顔上げていきましょ。
なんとかなる気がしてくるかもです。🌿😊
みなさんに幸せが訪れますように…🌈
今回は長編でしたが、読んでくださりありがとうございました!
また気が向いたときに投稿しますので、気軽に覗きに来てください(笑)
何か質問があればコメントしてください!
ではまた~
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