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キーンランドC 予想メモ

コース形態 TB想定 先週時点ではやや内有利TB、かつ洋芝の生育が暑さで遅れて時計が普通に出ている。 これが継続の場合、差し馬は例年よりさらに苦戦する可能性が高い。 また、雨予報のため、そもそも不良レベルの極悪馬場となればそもそも馬券を買えない状態になりかねないことを頭に入れておくべきである。 ナムラクレア 何度も触れているので説明不要レベルだが、安定感の高いスプリントの現役トップクラス。 G1こそ噛み合わずに取りこぼし続けているが、その全てのレースが負けて強しで内

    • CBC賞 札幌記念 振り返り

      CBC賞最終印 TB・展開 TBは差しも決まるほぼフラットではあったが、1200に関しては時計が速いのもありやや内前有利というところ。 3F 33.6-33.9とスプリント重賞にしてはそこまで速くないペースで、この時計・上がりだと差すのは厳しい流れ。TB含めてほぼ内前残りとなった。 3枠2頭が非常に素晴らしいスタートを決めたため、逃げるつもりだったグレイトゲイナー、レッドヒルシューズにとっては誤算だったか。 ドロップオブライト スタートを決め、1枠を生かして番手グル

      • CBC賞 予想メモ

        コース形態 TB想定 先週時点では若干の内有利で、時計がかなり速い。 TBはともかく、この時計水準だと軽斤量馬の惰性押し切り、後方用無しの可能性には気をつけたいところ。 アグリ 58.5 スプリント重賞の安定株。G2~G3なら崩れなく走っており、能力上位。 シルクロードSも58kgのトップハンデでしっかり2着に好走。勝ち馬のルガルに離されたとはいえ、勝ち馬が結構恵まれたものなので、着差ほどの内容の差はない。他にはきっちり先着し、格を見せつけた。 今回はついに58.5

        • 札幌記念 予想メモ

          コース形態 TB想定 先週時点では差しも可能だったが、Bコース替わり。 内有利ならば先行馬の前残りには注意したい。 プログノーシス 現役5強の一角。現状の格だけで言えばドウデュース、スターズオンアース、リバティアイランドには少し劣るものの、実力的にはほとんど大差なく、地力と少しの展開だけで逆転可能である水準。 つまり、G1を力で勝てるポテンシャルをすでに持っていると言っていいものであり、今回のメンバーで真っ向から立ち向かえる資格のある馬は不在。見た目は豪華だが、実際

        キーンランドC 予想メモ

          小倉記念 関屋記念 振り返り

          小倉記念最終印 TB・展開 TBは開幕週らしく少し内有利だったが、行ったもん勝ちになるほどではなく、外差しは可能。 ただし、時計はかなり速く出ていた。距離が短いほど内前有利と思っていい。 3F 34.3-35.5、5F 57.6-58.9と前がかなり飛ばしたため、縦長隊列。ポジション取りがそのまま着順に直結し、ポツンと単騎の馬がかなり恵まれたと言える。 リフレーミング 後方集団の先頭の内でロスなく溜めて、直線で外に持ち出され一気の差し脚で完勝。OPレベルしかいないこ

          小倉記念 関屋記念 振り返り

          関屋記念 予想メモ

          コース形態 TB想定 先週のままだと少し内有利。高速馬場でもあり、変化がなければ先行馬の押し切りには警戒が必要。 ジュンブロッサム 水無月Sは完勝といっていい内容で力の違いを見せつけたが、1600にしては縦長展開で、かつ少頭数で中団をほぼ単騎で楽に走れているため、能力を発揮させやすい状況であった。 今回はフルゲートの18頭立てであるうえに重賞級も含まれて相手強化であるため、前走ほど楽には運べなさそうなのは自明である。 よって、能力全開ならば重賞級相手でも通用する素質

          関屋記念 予想メモ

          小倉記念 予想メモ

          コース形態 中京2000で施行される。 TB想定 開幕週でまずは様子を見たい。 中京はコース的に内前が恵まれやすいのもあり、極端な内有利TBになることも珍しくない。そうなると実力関係なく行ったっきりの決着になることもあるので、逃げ馬の数や枠には特に注意すること。 ※今週分から、ハンデ戦は各馬見出しに斤量を追記します。(別定は、加重されることが限定的なので、短評内に入れる程度) ディープモンスター 58.5 金鯱賞や天皇賞春は今ひとつだったものの、徐々に力をつけて

          小倉記念 予想メモ

          エルムS レパードS 振り返り

          エルムS最終印 TB・展開 TBは雨で少し湿ったが時計水準も変わらず、フラット。 3F37.1-36.9、4F49.3-48.8とペースは上がらず、小回りダートにしてはスロー。逃げ馬多数のメンバー構成だったが、意外とすんなり譲ったことで隊列は短い1角までの直線の内で大方固まったことが要因。 そのため、1~4番手で決まる前残り決着に。ペースアップが速かったぶんかラストは11.9-12.3-12.7と垂れた分若干逃げ馬の後ろが抜け出せる隙ができたものの、差し馬が弱いのもあっ

          エルムS レパードS 振り返り

          レパードS 予想メモ

          コース形態 TB想定 雨等がなければフラットの見込み。 ミッキーファイト ユニコーンSの3着は東京ダービー勝ち馬ラムジェットがいるなか実力は示した形。内で脚を溜めたとはいえ勝負どころで揉まれる厳しいポジションで直線も不利があったためもう少しまともなら2着には入れてもいい内容だった。 ユニコーンSはダート改革で京都1900になったことで東京ダービーの出走権がかかるほか低レベルな短距離路線も排除されたために世代戦の中では最もハイレベルである可能性が高いため、基本的にはそ

          レパードS 予想メモ

          エルムS 予想メモ

          コース形態 TB想定 雨等がなければフラットの見込み。 ドゥラエレーデ 実績的にはローカルG3では抜けており、G1に複数回出走して好走歴もある。また、ドバイWCで5着と健闘している。 ただし、チャンピオンズCの3着は内有利TBで行ったっきりの流れに恵まれ、東京大賞典の3着はスローペースで単騎逃げしたことに恵まれているので、G1好走馬というほど力があるという証明には乏しい。 フェブラリーSはハイペースなうえに楽に先行できず揉まれて12着と大敗しているので、好走には気分

          エルムS 予想メモ

          クイーンS 振り返り

          最終印 TB・展開 TBは難しいところだが、フラットに近かった先週よりは若干内有利か。 先週ほど外差しが決まらず、好位抜け出しと内差しが主な決着。前にいればいくらか外でもいいのだが、3,4角で大きく外を回りながら差す競馬は不発傾向だった。よって、大きく外を回せない≓若干内有利と解釈した。 朝は重馬場まで悪化したが、乾く過程で稍重へ。洋芝だと稍重でもかなり時計の掛かる馬場になることがあるのだが、今回の場合は雨の影響はそこまで大きくなく、時計水準も洋芝競馬と見れば平均程度。

          クイーンS 振り返り

          クイーンS 予想メモ

          コース形態 TB想定 先週は開幕週ながらも外差しもそれなりに決まっており、内有利は小さくフラットに近い状況だった。 2週目は内が踏み固まり始めるので、変化が起こる可能性には注意。 ドゥアイズ クラシック路線では通用しなかったが、マイル路線に出直してのOPではいきなり好走。ここまで大崩れはしていない。 阪神牝馬Sの5着は、スタート直後の不利で出負けして位置が下がったのもあり、どちらかと言うとキレ負けの内容。その前の洛陽Sでは荒れた馬場を苦にせず差し切っており、比較的馬

          クイーンS 予想メモ

          中京記念 振り返り

          最終印 TB・展開 TBはほぼフラットではあるが、まだ若干内有利なところはあった。内の傷みは大きそうだったが、雨から踏み固められたぶんかどうかは知らないが使えてはいた。時計水準はやや掛かり気味。小倉の野芝100%と見ると遅い方。 3F34.3-37.3、4F45.8ー49.7(5F57.5)とハイペース。後半4Fから12秒台にラップが落ち込み、バテ比べの展開に。 セルバーグとテーオーシリウスが共に離し逃げを打とうとしたために競り合ってしまい、かなり縦長。ついていくのも追

          中京記念 振り返り

          中京記念 予想メモ

          コース形態 小倉1800での施行となる。 TB想定 フラットで問題ないと思うが、先週は不良馬場だっただけに掘れて内が使えない馬場となっているかもしれない。 つまり、全馬外回しで逆に内有利か、外差し優勢のどちらかに傾く可能性がある。 エルトンバローズ 昨年毎日王冠覇者、マイルCS4着馬であり、実績面だけならダントツ。 毎日王冠自体はソングラインやシュネルマイスターがヘマこいて大不発したのと、この馬がスローのなか内ラチ沿いの2番手を取ってロス無く立ち回ったことに恵まれ

          中京記念 予想メモ

          函館2歳S 函館記念 振り返り

          函館2歳STB・展開 TBは少し内有利。内に拘った差しや先行馬の残り目がやや多く目立った。悪天候が少なかったのもあり時計も比較的普通(夏の洋芝ほど掛かっていない)で芝も全体的に綺麗なままとなっていた。 3F 34.0-35.2とスプリントとしては比較的普通。このレースがデビュー2戦目の馬がほとんどで、新馬戦よりはペースが上がっていることがほとんどではあるが、全体としてはそこまで速くはない。 後半3Fも11.4-11.8-12.0と極端には垂れていないので、TBと合わせると

          函館2歳S 函館記念 振り返り

          函館記念 予想メモ

          コース形態 TB想定 フラットでいいと思われるが、天候によっては注意が必要で、多少の雨残りでも道悪に近い時計水準になることも。 ホウオウビスケッツ 巴賞は単騎で楽に逃げる展開に恵まれ、デビットバローズとほぼ行ったっきりのワンツーだった。しかし、ゴール前で再度離して2馬身差付けたのは評価すべきである。 なお、東京新聞杯3着の実績もあるが、そこまで速い流れではなかったうえにかなりの内有利TBに恵まれてインベタの馬しか来ないような馬場状態で雪崩れ込んでのものであり、着順ほ

          函館記念 予想メモ