山椒チョコレート

執筆は私の命綱なのです

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最近の記事

面白い瞬間の味わい方

日常の中の「面白い」瞬間って、居合わせた人にしかわからない面白さがある。 私はいくつも日記を使っているけど(このnoteもそのひとつ)、そういう「面白い」瞬間を記録しておく用のものもある。 これは面白かったから誰かに話したい、だけど他人に話しても面白さは伝わらない…というときに、気分が乗れば書く。 自分しか見ない日記だから、個人名も書けるし、自分が思い出すためだけの説明で済む。 ふと思い立って読み返すと、当時の面白さが甦ってくる。 それに、「あの時たしかこんな状況で

    • 「いつか」のために

      いろんな体験をして、いろんな感情を知ろうと思った。 そしてその感情を利用しようと思った。 複雑な感情をたくさん抱えて、瞳が濁ってしまって、ついに何も見えなくなってしまったらどうしようっていう不安もある。 その不安は、どう対処するでもなく、心の中に置いておく。 ✳︎ 短いようで長い「夏休み」がもうすぐ終わる。 もうすぐ終わると言っても、あと9日も乗り越えなければいけないけれど。 なにせ、学校が休みの時期は忙しい。 電車に乗ったとき、日が当たる側の座席に間違えて座

      • 正解がないことを正解にする

        いつも正しくいたいと思う一方で、「正しい」ことなんてひとつもないとも思う。 でも、そうやって自分の考えや価値観に確信が持てなくなると、今ある貴重な持論がすぐに流れ去ってしまうから、そうなる前にこうして書き留めておきたい。 「意思決定を正解にしていく」ここ最近、特にキャリア論において広まっている考え方で、「意思決定が正解かどうかじゃない、その決定を正解にしていくんだ」というのがある。 これには概ね賛成している。 もちろんこれに近いことを言う人は昔からいただろうが、近年こ

        • 意識が線に囚われている

          共感するからといって、思い通りに振る舞えるわけじゃない。 人の思考がわかることと、自分の言動をコントロールすることは、全然違う。 人の思考とは別で、自分の思考があって、それは無意識下で自分の言動に影響を与えてくる。 だから、自分がこれからやろうとすることに対して相手がどう思うか想像できても、それをやめることができない場合もある。 自分がやったことに対して相手がどう思ったか、手に取るようにわかったとしても、それを覆すことができない場合もある。 それに、自分自身への不信

        面白い瞬間の味わい方

          良い感じです。

          こっそりと書き物をしないと晴らせないほどの澱みが、自分の中に溜まらない。 これってこういう感覚なんだな。 満ち足りている。 実質的には職場乗っ取り作戦も成功。 ほどほどの目標と、まあまあの達成。 心地よい刺激。 コンフォートゾーンをまた出たくて、でもまだ出たくない。 また心の中に澱みが溜まったら、もしくは爆発しそうなものが生まれたら、書きに来ます。

          良い感じです。

          続けるという選択

          「自分を大切にしてくれない人を、大切になんかしなくていい」とよく言われるし、私も同意する。 だからこそ、逆に自分を大切にしてくれる人のことは、自分も大切にしたいと思う。 だから、今回の話を受けることにした。 仕事をくれる人、お金をくれる人は貴重な存在であり、つまりはお客様であるのだから、本当に大切にしなければいけないと思う。 これは私の師匠の考え方とも一致するはずなので、できるだけこれに則った意思決定をしていきたい。 また、新たな人を探して関係をゼロから築くよりも、

          続けるという選択

          小説|1月2日。2人は10年後に会う約束をした。

          12月26日。 アオイは、またトモからのメッセージを受け取った。 トモはいつだって、アオイに用事がある。 アオイは返事をした。 「いいよ、明日会おう」 12月27日。 アオイはトモと会った。 トモが誘ってきたのに、アオイもなんだか乗り気になってくる。 でも、そのことに後ろめたさもある。 なぜ楽しみになんかしてしまうんだろう。 アオイはいつだって、トモとの繋がりの終わりを意識した。 今日が最後かもしれない、今日を最後にしなければならないかもしれない、と。

          小説|1月2日。2人は10年後に会う約束をした。

          疑い続ける

          この気持ちをどう処理したらよいのか、私は未だにわからない。 あの日の衝撃は今でも覚えている。 はじめは雰囲気で悟って、でも受け入れられないから心がざわつくだけ。 事態を把握していくにつれて、徐々に心拍数が上がってくる。 裏切られてなんかいないのに、裏切られたような気分だ。 悪いことをされたわけでもないし、傷つく必要もないって、頭ではわかっていても、心が追いつかない。 立場が人にものを解らせることがあるって思うけど、これは本当に、同じ立場になってみないと理解してもら

          今の私が見る世界を、音楽に乗せて

          聴きたくなる曲によって、自分のコンディションがわかりますよね。 静かなピアノが聴きたいときは心がささくれ立っているときだし、ズンタンズンタンしてるのが聴きたいときは上機嫌だし。 今は私、前向きな気持ちと感傷的な気持ちが混ざったような気分で、「いろいろあったけど進んでいこう、きっと未来につながる」みたいな曲が聴きたい時期です。 最近聴いている曲と、その曲の中で特に好きな歌詞を、それぞれ書いておきます。 Around The World -English version-

          今の私が見る世界を、音楽に乗せて

          あなたと私の物語はシーズン2が終わりました

          思いを言葉にしておくことを生きる糧のひとつとしている私は、この感謝と喜びを記録しないわけにはいかないと思った。 人生の中で、心の奥底から「今まで生きてきてよかった」と思えることって、そう何回も無いはずだ。 そのうちの1回が今日だった。 あなたは、過去からずっと地続きで途切れない、ひとりの人だということを知った。 あなたは、今は私の知らない世界で知らない人と生きていても、決して知らない「誰か」にはなっていない。 あなたはまだ、私がよく知っているあなたである。 今日は

          あなたと私の物語はシーズン2が終わりました

          良い感じで人生走ってます!

          近況を記録します。 新しいことを始めました。 これはそれなりに忙しく、刺激的ですが、継続できるようがんばります。 職場でも、私の仕事の第一使命とも言える集客の大チャンスが訪れています。 また、これまで長い間少しずつ少しずつ進めてきた(放置期間も長かった)プロジェクトが、ようやく仕上げに入りました。 完成品を公開するのはこわいけど、需要は確かだし、人も巻き込んでいるのでもうやるしかない。。 そして、差し迫った試験の勉強もあります。 勉強というか練習かな。 全てが

          良い感じで人生走ってます!

          頑張りたい!

          成果を残したい! プロセスでも結果でも認められたい! 守り守られる対等な関係を築きたい! やるしかないやるしかないやるしかない 燃えろーー 私の心、燃えてくれ頼むーーー いてくれてよかったと強烈に感じさせるにはもうやるしかないんだー。。。

          転職前後の日記を振り返るとメンタルの変化がすごい

          日記を振り返ってみることにしました。 新しいものから、だんだんと古くなります。 自分の言葉で書いたものもあれば、人の言葉を記録しておいたものもあります。 2021年9月28日 9月18日 9月1日 8月14日 3月9日 2020年12月24日 私としたことが誤字ってる…。 10月18日 10月12日 10月8日 転職を決めたのが7月末で、辞めたのが8月頭、現職に入ったのが8月末頃。 転職を決めてからしばらくは記録がありませんでした。 つまりその期

          転職前後の日記を振り返るとメンタルの変化がすごい

          走り続ける

          怒涛の26連勤が今日で終わった。 終盤に一度だけ身体がもたないかもと思った時があったけど、大丈夫だった。 これだけ休日なく働いても、前みたいな定期的な不調が来なくて済んでいるのは、本業の環境の良さと適性と、旦那のおかげとしか言いようがない。 感謝してもしきれない。 ダッシュして倒れて休んでまたダッシュ、という生き方をするのはかなりしんどいので、これからもこんな感じで、同じペースで走り続けるマラソンのような生き方でいきたい。

          小説|うちが泣く理由は誰にも教えない

          真理子さん行っちゃった。 うちは号泣した。 うちはすぐ感情が爆発する。 「咲良はすぐ泣く女だなぁ」 阪本先生にまた言われた。 「大学生になったのに、変わらないよな」 ✳︎ 真理子さんはうちが高校のとき通ってた塾の先生。社会人2年目って言ってたからたぶん社員。 塾長が真理子さんって呼ぶから、うちも真理子さんって呼んでる。 うちは、真理子さんのおかげで第一志望の国立大学に行けた。でも真理子さんはもっと頭良い国立大の出身だから、やっぱ真理子さんは神。 なんでうち

          小説|うちが泣く理由は誰にも教えない