続けるという選択

「自分を大切にしてくれない人を、大切になんかしなくていい」とよく言われるし、私も同意する。

だからこそ、逆に自分を大切にしてくれる人のことは、自分も大切にしたいと思う。

だから、今回の話を受けることにした。

仕事をくれる人、お金をくれる人は貴重な存在であり、つまりはお客様であるのだから、本当に大切にしなければいけないと思う。

これは私の師匠の考え方とも一致するはずなので、できるだけこれに則った意思決定をしていきたい。

また、新たな人を探して関係をゼロから築くよりも、今ある私たちの関係を継続させるほうが、互いにとってコストが低い。

たしかに、続けたくないという気持ちもあったことは認める。

でも、その気持ちがどこから来るのか、その気持ちに従うことが良い決断につながるのかを考えたら、「続けても大丈夫だ」と思えた。

物事を辞める理由として個人的に一番納得できるのは、それに不向きであるということだ。

すごく頑張っても成果が出ないとか、苦手意識がどんどん強くなっていくとかいう場合は、辞めて別のことに取り組むのもよいと思う。

一方で、適性を感じるにもかかわらず面倒が多いという理由で辞めたことは、多くの場合、続けておけばよかったと後悔する。

今回お受けしている仕事には適性があると確信しているから、忍耐強く続ければ、きっと未来の自分が感謝してくれる。

いつか終わりを迎えるその時が来たら、私はそれをはっきりと感じ取るだろう。

今後ともよろしくお願いします。

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