マガジンのカバー画像

東京すみっこランチ

14
運営しているクリエイター

#ランチ

秋刀魚食べ 体の中に 秋が来た(東京すみっこランチ その13)

秋刀魚食べ 体の中に 秋が来た(東京すみっこランチ その13)

 毎年食べるのを楽しみにしている、大戸屋の秋刀魚が9月27日から食べられると知って、早速訪れた。今年は2尾の提供のみと知り、食べ切れるか若干心配しながらの訪問だった。

 単品ではなく定食にして、ご飯は五穀米で量は少なめで、1360円。タブレットで注文する方式なのに気づかずに、ボタンを押して店員さんを呼んでしまった。

 15分ほどで料理が提供される。ホウレンソウのごま和えが添えられている。ベジタ

もっとみる
福生で世界一周の旅へ―福生のおったまーじゅ(東京すみっこランチ その12)

福生で世界一周の旅へ―福生のおったまーじゅ(東京すみっこランチ その12)

 8連勤の終盤で、疲れがたまっていたこの日、気分転換を兼ねて、こちらのお店へ。休日で混みそうだったので、念のため予約を入れておいた。

 メニューは、明太豆腐グラタン、ベトナム風な巻きサラダ、チキンと豆のチリコンカンなどなど。

 フランスのグラタンに、ベトナムの生春巻き、メキシコのチリコンカンと、食べながら世界一周の旅が楽しめる。とはいっても、そこはおったまーじゅ、女主人のアレンジが加えられてい

もっとみる
シュウマイ、堂々の主役を張る―福生のおったまーじゅ(東京すみっこランチ その11)

シュウマイ、堂々の主役を張る―福生のおったまーじゅ(東京すみっこランチ その11)


Ⅰ シュウマイ、堂々の主役を張る暑さのせいか、あまり食欲がない。そんな日に、インスタで日替わりランチのメインが手作りシュウマイと知り、伺った。

 手作りシュウマイをいただくのは何度目だろうか。私は、おったまーじゅのシュウマイのファンである。一つ一つがボリュームがあり、皮はカリッと焼けて、みっちりと密度の高いひき肉を噛みしめると、ひき肉とひき肉の間から肉汁が溢れ出る。

 おったまーじゅのシュウ

もっとみる
猛暑を乗り切るビタミンたっぷりランチ―福生のおったまーじゅ(東京すみっこランチ その10)

猛暑を乗り切るビタミンたっぷりランチ―福生のおったまーじゅ(東京すみっこランチ その10)

 前日、日替わりランチのメインを問い合わせたら、ビビンバ丼だという。何度か食べているけれど、野菜たっぷりで気に入っているので、念のため座席を予約してから赴く。

 ビビンバ丼の、もやしと大根とニンジンのナムルはいつも通りだけれど、緑の野菜は、歯応えがあって、ほうれん草ではなさそう。聞くと、空芯菜だという。

 私は食いしばりがひどく、その緩和のために、定期的にアゴにボトックスを打っている。最近、打

もっとみる
南仏の風に吹かれて―西国分寺のフレンチ ボン・マリアージュ(東京すみっこランチ その9)

南仏の風に吹かれて―西国分寺のフレンチ ボン・マリアージュ(東京すみっこランチ その9)


Ⅰ 西国分寺の南仏でランチを
 JR中央線の西国分寺駅から5分くらい歩くと、クリーム色の壁のお店にたどり着く。何度目かわからないぐらい、繰り返し来ているお店で、家族、知人、友人と、ご一緒した方もいろいろだ。こちらのよさは、フレンチといっても、気取っておらず、リーズナブルで敷居が低いところ。中に入ると、年配のマダムたちのグループがおしゃべりに花を咲かせている。

 席に着くと、お店の壁の色と同じク

もっとみる
雨ニモマケズ、足ノケガニモマケズ―福生のおったまーじゅ(東京すみっこランチ その8)

雨ニモマケズ、足ノケガニモマケズ―福生のおったまーじゅ(東京すみっこランチ その8)

 雨が降っていたけれど、何としても女主人の手作りランチが食べたくて、駆け込んだ。この日の日替わりは、チキンディアボラソースかけ、冷やしおでん、アスパラガスサラダポーチドエッグ添えなどなど。 

 ディアボラソースがかかったチキンは、表面はサクサク、噛みしめると甘みも感じる。聞くと、隠し味にはちみつを使っているとか。前日は、食べるのが面倒で、ちょっと栄養不足だったので、たっぷりのチキンで、元気を回復

もっとみる
器に描かれた水彩画―あきる野のRestaurant L'Arbre(東京すみっこランチ その7)

器に描かれた水彩画―あきる野のRestaurant L'Arbre(東京すみっこランチ その7)


Ⅰ 魚のランチをいただく
 これで4回目の訪問。今日は武蔵五日市駅から10分ちょっとの道のりを歩く。それだけで汗をかいてしまうぐらい暑い。小机家の入口で薄いブルーのアジサイがお出迎え。もう一種類、黄色い花も咲いていた。

 小机邸に足を踏み入れると、薄いブルーと濃いブルー、色合いの異なるアジサイが水盤に飾られている。外で見たアジサイが変奏されているのが、楽しい。水盤は小鹿田焼、かしら。

 メニ

もっとみる
現代の魔女が手がける創作料理―福生のおったまーじゅ(東京すみっこランチ その6)

現代の魔女が手がける創作料理―福生のおったまーじゅ(東京すみっこランチ その6)


Ⅰ 一発でその虜に
 お昼どきに、少しでも時間があると駆けつけたくなる、それがおったまーじゅだ。昨年、グーグル検索でたまたま見つけて、伺った。女主人による、お客さんの健康を気遣う野菜たっぷりの料理におったまげ、一発で虜となった。お客さんの懐を気遣うリーズナブルさも魅力で、足しげく通っている。

 メニューはいくつかあるけれど、私は日替わり定食一択だ。メインの料理に、ひとくちずつのおばんざい、玄米

もっとみる
東京すみっこランチ その1

東京すみっこランチ その1

 今日は、よく行くお店でランチ。毎日メニューが変わるのと、サラダに煮物に漬物にと、いろいろに調理された野菜をたっぷり食べられるので、大のお気に入りだ。

 メインは、手作りシューマイ。以前食べたときの、肉汁が溢れ出てくるジューシーさが忘れられずに駆けつけた。最近値上げしたけれど、たくさんの副菜にご飯とみそ汁がついて千円だから、お財布にも優しい。

 しかも、ご飯は白米と玄米から選べる。私は玄米を食

もっとみる
東京すみっこランチ その2

東京すみっこランチ その2

 久しぶりにお寿司屋さんへ。何度目かの訪問。ご夫婦でやっておられる。ランチタイムを少し過ぎていて、ダメかもしれないと思ったが、快く受け入れていただく。

 ランチの握りにして、最初に出していただいた玉こんにゃくを食べていたら、ご主人の握ったお寿司があっという間に出てきた。みそ汁つきだ。

 初めてキビナゴの刺し身が乗った握りを食べた。優しい甘さの玉子焼きの間にご飯がサンドされているのも、面白かった

もっとみる
満員御礼のバンタイで、タイ気分を味わう―東京すみっこランチ その3

満員御礼のバンタイで、タイ気分を味わう―東京すみっこランチ その3

 出かける用事があり、お昼に新宿のバンタイというタイ料理屋でランチすることに。一人でもよかったけれど、新宿に出やすい場所に住んでいる山友を誘う。
 
 多分、来るのは4回目だと思うのだが、今回が一番混んでいて、30分弱待たされる。入口のドアや彫像を見ているだけでも、タイ気分に浸れる。

 注文はスマホでQRコードを読み込んでする形に変わっていて、びっくり。相方はビーフンがいいというので、パッタイを

もっとみる
木のように成長し続ける、あきる野のフレンチ―Restaurant L'Arbre(東京すみっこランチ その4)

木のように成長し続ける、あきる野のフレンチ―Restaurant L'Arbre(東京すみっこランチ その4)


Ⅰ 文化財でランチを
 5月23日木曜日のランチは、あきる野市のL'arbreへ。3回目の訪問だ。2回目の訪問からだいぶ間があいてしまったのに、シェフの方が覚えていてくださって、感動する。

 東京都の登録有形文化財の小机家住宅をレストランにしている。初めて訪問したときは、半分はこの住宅を見るのが目的だった。

Ⅱ ある日のメニュー この日のメニューは、4種類。東京軍鶏のバターチキンカレー、お肉

もっとみる