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眼鏡先生
2023年1月10日 07:26
クラスには不適切行動をする子どもがいる。その子どもを教師が指導する際、別室に呼んで個別指導をすることがある。これは、その子どもの人権を尊重する行為である。しかし、そのような個別指導を続けていても、集団は育たない。「個」にしか注目しない学級経営では、集団が育たないのである。なので、不適切行動をする子どもがいたら、集団の中で指導することも意識するようにしたい。そのような教師の「
2022年10月10日 06:06
教師は勉強が好きである。少なくとも、私は昔から勉強が好きであった。そのためか、教師になってからも勉強をし続けている。大学院進学も、「勉強が好きだから」という理由で決めた面もある。しかし勉強はときに、本業に悪影響を及ぼす可能性がある。教師としての勉強はもちろん、自分の「授業力」「学級経営力」を向上させるためである。それが目的である。しかし、勉強がメインとなってしまい、「教
2022年10月11日 06:13
教師の授業中のワザは「聴く・つなぐ・もどす」である。これができる教師が一流の教師である。まずは子どもの発言やつぶやきを「聴く」ことが重要だ。子どもの発言やつぶやきは、「関係性」を意識して聴くとよい。それは3つある。①テキストや題材とどう関係し合って発言したのか②他の友達の発言とどう関係し合って発言したのか③その子どものこれまでの発言とどう関係し合って発言したのかつまり、
2022年10月12日 06:06
教師は3つのことを尊重しなければならない。まずは何と言っても、「子どもたち一人ひとりの尊厳」である。子ども一人ひとりの存在を人間として尊重し、接していくことが肝心だ。子どもは教師の道具ではない。子どもにも人権はある。教師の思い通りに子どもを動かすのではなく、子どもを尊重し、共に考え、伴走していく姿勢が必要である。また、「教材のもつ可能性・発展性」を尊重することも大切だ。
2022年10月17日 07:22
教師に学級経営のスキルは必要である。しかし、いつまでたっても「教師が中心の学級経営」をしていたら、子どもたちは育っていかない。それは、「教師がいるから」成り立っているだけであって、教師がいなくなったときに機能不全に陥る。そんなふうに、子どもたちを育てたくはない。やはり最終的には、子どもたち自身が、自分たちの「学級経営」「学級運営」をできるようにしていきたい。そのためには、子ども
shigara
2022年10月15日 08:14
「叱るより褒める」「褒めて伸ばそう」など、学校では「褒める」ことが大事にされています。しかし、これがなかなか難しい。どう褒めればいいのか、いつ褒めればいいのか、褒めるだけでいいのか。などなど「褒める」ことに関する悩みはつきません。なぜ、「褒める」ことは難しいのでしょうか。今回は「褒める」際の注意点を考えてみます。①同じ褒め方ではやがて刺激にならなくなる。「褒める」ことは外発的モチベーシ
2022年11月23日 07:13
学級には「問題児」がいる。学級には「トラブル」がある。教師は「その子ども」「その問題」を、直接どうにかしようとする。しかし、一向に改善されない。なぜか?それは、アプローチするべき対象が違うからである。アプローチするべきは「その子ども」「その問題」ではない。「学級集団」にアプローチするのである。「個」に注目するのではなく、「集団」に注目するのだ。集団を変えれば、「