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古代のおうちくんに魂を包まれて。家形埴輪から生まれたぬいぐるみポーチ #はにわ展③

魂の依代よりしろ家形埴輪いえがたはにわ。彼らから生まれた、魂に変わって小さなものを入れられる「古代のおうちくんポーチ」。

人々の魂を包む家形埴輪 ふんわり古代のおうちくんポーチ

みなさま、こんにちは!
歴史と読書が好きなミュージアム部プランナー・ささのはです。

みなさまは埴輪はにわってお好きですか? 実は私、最近このジャンルについて勉強し始めたのですがひとつ驚いたことがあります。
それは、この世にはいろいろな姿形の埴輪が存在しているということ!

《左上から時計回りに》
「埴輪 鍬を担ぐ男子」古墳時代・6世紀 群馬県伊勢崎市 赤堀村104号墳出土 東京国立博物館蔵
出典:「ColBase」を加工して作成
「船形埴輪」古墳時代・5世紀 宮崎県西都市 西都原古墳群出土 東京国立博物館蔵
出典:ColBase」を加工して作成
「犬型埴輪」古墳時代・6世紀 群馬県伊勢崎市 剛志天神山古墳出土 東京国立博物館蔵
出典:「ColBase」を加工して作成

今まで「埴輪といえば、目口が丸くて愉快に踊る人の形をしている」といったイメージだったのですが、こんなにもバリエーションに富んでいたとは!!

なんとなくこんな造形をしているイメージでした……

さまざまな形状の埴輪たちを楽しく眺めていた私でしたが、その中でも、特に気に入った子たちに出会いまして……。

それが「家形埴輪」。その名の通り家の形をした、なんとも可愛らしい造形の埴輪です。

《左上から時計回りに》
「家形埴輪(寄棟造倉庫)」古墳時代・5世紀 群馬県伊勢崎市 赤堀茶臼山古墳出土 東京国立博物館蔵 出典:「ColBase」を加工して作成
「家形埴輪(切妻造家)」古墳時代・5世紀 群馬県伊勢崎市 赤堀茶臼山古墳出土 東京国立博物館蔵 出典:「ColBase」を加工して作成
「家形埴輪(切妻造家)」古墳時代・5世紀 群馬県伊勢崎市 赤堀茶臼山古墳出土 東京国立博物館蔵 出典:「ColBase」を加工して作成
「家形埴輪(切妻造家)」古墳時代・5世紀 群馬県伊勢崎市 赤堀茶臼山古墳出土 東京国立博物館蔵 出典:「ColBase」を加工して作成

古代の身分ある人々が埋葬されたお墓・古墳。
家形埴輪は古墳の埋葬施設のごく近くに置かれることが多く、その形状・置かれる位置から「古墳に埋葬された人の魂の依代になる」というちょっと特別な立ち位置の埴輪という説があります。

……ここで私ちょっと思ったのですが、魂の依代になる=家形埴輪はこのキュートな造形の体で魂を包み込んでくれるということではないでしょうか?

私は古墳に入れず、家形埴輪をお供えしてもらえないのに……うらやましい……

現代社会を生きる私たちにだって、魂をそっと包み寄り添ってくれる優しい存在が絶対に必要……!!!
何とかならないですか? という切実な想いから、家形埴輪をモチーフにしたぬいぐるみポーチ「古代のおうちくん」が誕生しました。やわらかボディーでふんわりと、魂に見立てた小物を包み込んでくれます^^

ミュージアム部 人々の魂を包む家形埴輪
ふんわり古代のおうちくんポーチの会

月1個 ¥2,400(+10% ¥2,640)
※1個だけ(1ヵ月だけ)の購入も可能です。
※詳しくは「初めての方へ・お買い物ガイド」をご確認ください。

今回生まれた古代のおうちくんは4種類!


〈うるうるお目々のおうちくん〉

何かと苦しみの多い現代社会。せめて誰かが優しい眼差しで見守っていてくれたら、もっと頑張がんばれるのに……。そんな想いから家形埴輪の正面に並んだ窓を目に見立て、刺しゅうで表現してみました。
なんだかうるんだ目をしているような……? 見つめるうちにそんな風に見えた家形埴輪から、この子は生まれました。

▼もとになった家形埴輪はこちら

「家形埴輪(寄棟造倉庫よせむねづくりそうこ)」古墳時代・5世紀 群馬県伊勢崎市 赤堀茶臼山古墳出土 東京国立博物館蔵
出典:「ColBase」を加工して作成

〈えっ!と驚くおうちくん〉

上に伸びあがったような形状が、なんだか驚いているように見える家形埴輪から生まれました。ちょこっと出ているあんよが最高にキュートなおうちくんです。

▼もとになった家形埴輪はこちら

重要文化財「家形埴輪(入母屋造いりもやづくり家)」古墳時代・5世紀 奈良県桜井市外山出土 東京国立博物館蔵
出典:「ColBase」を加工して作成

〈ちょうちょを追いかけるおうちくん〉

何かを目で追いかけている、そんな風にも見える片側に寄った窓を持つ家形埴輪から生まれました。きっとこのおうちくんは、ひらひら飛んでいるちょうちょを追いかけているのかもしれません。

▼もとになった家形埴輪はこちら

「家形埴輪(切妻造きりづまづくり家)」古墳時代・5世紀 群馬県伊勢崎市 赤堀茶臼山古墳出土 東京国立博物館蔵
出典:「ColBase」を加工して作成

〈ウィンクが上手なおうちくん〉

明らかにウィンクを決めている……! 一目見てそう感じた家形埴輪から生まれました。バチバチにファンサービスが得意なおうちくんです。

▼もとになった家形埴輪はこちら

「家形埴輪(切妻造家)」古墳時代・5世紀 群馬県伊勢崎市 赤堀茶臼山古墳出土 東京国立博物館蔵
出典:「ColBase」を加工して作成

おうちくんはみんな、両手のひらに収まるちょこんとしたサイズ感。ボディーは撫で心地の良い微起毛素材でできています♪

小さな背中にファスナーが付いていて、おうちくんの中に小物をふわっと収納できます。魂に見立てたあめ玉を入れるのが、私のおすすめ。

1~2つ入ります

付属のボールチェーンでお手持ちのバッグに取り付けて、おうちくんを連れ歩き。あなたを見つめる優しい眼差しと、いつでもどこでも一緒です。

大冒険にちょっと不安げなおうちくん

いつも頑張りやさんな現代人のみなさま。疲れきってしまったら、おうちくんのふわふわでやわらかいからだをそっと撫でて、魂をふんわり包み込まれる心地を味わってみて。

ミュージアム部 人々の魂を包む家形埴輪
ふんわり古代のおうちくんポーチの会

月1個 ¥2,400(+10% ¥2,640)
※1個だけ(1ヵ月だけ)の購入も可能です。
※詳しくは「初めての方へ・お買い物ガイド」をご確認ください。

本物の家形埴輪を観るチャンス!
東京と福岡で開催!特別展「はにわ」

「人々の魂を包む家形埴輪 ふんわり古代のおうちくんポーチ」は、「埴輪 挂甲の武人」の国宝指定50周年を記念した特別展「はにわ」の開催を記念して製作したタイアップ商品です。

挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」

特別展では「家形埴輪」はもちろん、全国各地から約120件の選りすぐりの至宝が空前の規模で集結します。素朴で“ユルい”人物や愛らしい動物から、精巧な武具や家に至るまで、埴輪の魅力が満載の展覧会。ぜひ、足をお運びください。

【東京会場】
 挂甲の武人 国宝指定50周年記念
 特別展「はにわ」

 
会期:2024年10月16日(水)~12月8日(日)
 会場:東京国立博物館 平成館
 開館時間:午前9時30分~午後5時
 ※毎週金・土曜日は午後8時まで開館
 ※入館は閉館の30分前まで
 休館日:月曜日
 ※ただし11月4日(月)は開館
 ※11月5日(火)は本展のみ開館

【福岡会場】
 挂甲の武人 国宝指定50周年記念
 九州国立博物館開館20周年記念 特別展「はにわ」

 会期:2025年1月21日(水)~5月11日(日)
 会場:九州国立博物館 特別展示室
 開館時間:午前9時30分〜午後5時
 ※毎週金・土曜日は午後8時まで開館
 ※入館は閉館の30分前まで
 休館日:月曜日
 ※ただし2月24日・4月28日・5月5日は開館
 ※2月25日・5月7日は休館

★最新情報は展覧会公式サイトをご覧ください。

特別展「はにわ」とのタイアップシリーズ


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