古代のおうちくんに魂を包まれて。家形埴輪から生まれたぬいぐるみポーチ #はにわ展③
魂の依代・家形埴輪。彼らから生まれた、魂に変わって小さなものを入れられる「古代のおうちくんポーチ」。
みなさま、こんにちは!
歴史と読書が好きなミュージアム部プランナー・ささのはです。
みなさまは埴輪ってお好きですか? 実は私、最近このジャンルについて勉強し始めたのですがひとつ驚いたことがあります。
それは、この世にはいろいろな姿形の埴輪が存在しているということ!
今まで「埴輪といえば、目口が丸くて愉快に踊る人の形をしている」といったイメージだったのですが、こんなにもバリエーションに富んでいたとは!!
さまざまな形状の埴輪たちを楽しく眺めていた私でしたが、その中でも、特に気に入った子たちに出会いまして……。
それが「家形埴輪」。その名の通り家の形をした、なんとも可愛らしい造形の埴輪です。
古代の身分ある人々が埋葬されたお墓・古墳。
家形埴輪は古墳の埋葬施設のごく近くに置かれることが多く、その形状・置かれる位置から「古墳に埋葬された人の魂の依代になる」というちょっと特別な立ち位置の埴輪という説があります。
……ここで私ちょっと思ったのですが、魂の依代になる=家形埴輪はこのキュートな造形の体で魂を包み込んでくれるということではないでしょうか?
現代社会を生きる私たちにだって、魂をそっと包み寄り添ってくれる優しい存在が絶対に必要……!!!
何とかならないですか? という切実な想いから、家形埴輪をモチーフにしたぬいぐるみポーチ「古代のおうちくん」が誕生しました。やわらかボディーでふんわりと、魂に見立てた小物を包み込んでくれます^^
今回生まれた古代のおうちくんは4種類!
〈うるうるお目々のおうちくん〉
何かと苦しみの多い現代社会。せめて誰かが優しい眼差しで見守っていてくれたら、もっと頑張れるのに……。そんな想いから家形埴輪の正面に並んだ窓を目に見立て、刺しゅうで表現してみました。
なんだか潤んだ目をしているような……? 見つめるうちにそんな風に見えた家形埴輪から、この子は生まれました。
▼もとになった家形埴輪はこちら
〈えっ!と驚くおうちくん〉
上に伸びあがったような形状が、なんだか驚いているように見える家形埴輪から生まれました。ちょこっと出ているあんよが最高にキュートなおうちくんです。
▼もとになった家形埴輪はこちら
〈ちょうちょを追いかけるおうちくん〉
何かを目で追いかけている、そんな風にも見える片側に寄った窓を持つ家形埴輪から生まれました。きっとこのおうちくんは、ひらひら飛んでいるちょうちょを追いかけているのかもしれません。
▼もとになった家形埴輪はこちら
〈ウィンクが上手なおうちくん〉
明らかにウィンクを決めている……! 一目見てそう感じた家形埴輪から生まれました。バチバチにファンサービスが得意なおうちくんです。
▼もとになった家形埴輪はこちら
おうちくんはみんな、両手のひらに収まるちょこんとしたサイズ感。ボディーは撫で心地の良い微起毛素材でできています♪
小さな背中にファスナーが付いていて、おうちくんの中に小物をふわっと収納できます。魂に見立てたあめ玉を入れるのが、私のおすすめ。
付属のボールチェーンでお手持ちのバッグに取り付けて、おうちくんを連れ歩き。あなたを見つめる優しい眼差しと、いつでもどこでも一緒です。
いつも頑張りやさんな現代人のみなさま。疲れきってしまったら、おうちくんのふわふわでやわらかいからだをそっと撫でて、魂をふんわり包み込まれる心地を味わってみて。
本物の家形埴輪を観るチャンス!
東京と福岡で開催!特別展「はにわ」
「人々の魂を包む家形埴輪 ふんわり古代のおうちくんポーチ」は、「埴輪 挂甲の武人」の国宝指定50周年を記念した特別展「はにわ」の開催を記念して製作したタイアップ商品です。
特別展では「家形埴輪」はもちろん、全国各地から約120件の選りすぐりの至宝が空前の規模で集結します。素朴で“ユルい”人物や愛らしい動物から、精巧な武具や家に至るまで、埴輪の魅力が満載の展覧会。ぜひ、足をお運びください。
特別展「はにわ」とのタイアップシリーズ
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