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ヨーロッパで勉強してきた現代音楽が理解できなかった作曲家の作曲論 part2〜なぜ現代音楽はあのようになったのか
イントロダクション
所謂現代音楽というのは一般的にわけのわからないメロディーのない不協和な音楽というイメージが根強いのではないだろうか。それのイメージの根源は50〜100年前当時の「現代音楽」の典型的な潮流のイメージであり2024年「現在の」現代音楽はあらゆる方面に多様化しておりその中には「現代音楽」を更に前衛としたものや、ポップスやジャズの範囲内の和音だったり、リズムやメロディーを伴うネオク
ヨーロッパで勉強してきた現代音楽が理解できなかった作曲家の作曲論 part1〜導入
わけがわからないというイメージの現代音楽
現代音楽といったらメロディーがない、不協和音だらけ、リズムがよくわからないなど理解されない、不快なものの象徴のようなイメージがあるように思う。実際私自身現代音楽はおろか、作曲を始めた段階ではクラシックですらまともに理解ができなかった。
取り組みの経緯
なぜそんな状態で作曲の勉強を始めたかといえば元々ゲーム音楽や劇版のオーケストラを書きたいというとこ