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大森由紀子/お菓子の裏側
2021年3月26日 14:37
今年の復活祭は、4月4日の日曜日。復活祭のお菓子といえば卵型のチョコが主流ですが、アルザスやロレーヌ地方では、アニョー・パスカルと呼ばれる仔羊型のお菓子を作ります。アルザスではもうひとつ、サフラン入りのセモリナ粉のタルトも。でもこのお菓子は今ではもう見かけることはないですが、アルザスのお菓子の本には載っています。正しくは、Tarte à la semoule au safrin au Kocher
2021年3月25日 13:51
昨日は、いいお話沢山聞けました。日本洋菓子協会連合会主催のzoomデモに出演した3名のシェフ(アステリスク和泉、アンヴデット森、パティスリービガロー石井)たちによる私服オンライントークショーでした。中でも印象的だったのは、日々のお菓子作りの中でどうやってモチベーションを保っているか、という質問に、昨日よりは今日、今日より明日より美味しいお菓子を作ることを目指して仕事をしているという答えでした
2021年3月4日 11:24
カトリーヌ・ド・メディシスは、イタリアからマカロン持ってきてくれたいい人?いやいや、彼女は実は毒盛りで有名な人だったのです~。なんとパン・デピスに毒を隠していたんですよ~。恐!昨日作ったバナナケーキじゃないですけど、お菓子作りも日々更新。今日の更新は、パン・デピスの思い込み修正であります~。作り方じゃなくて、その素材について。パン・デピスって中世から作られていたので、イメージとしては小麦粉を使
2021年3月2日 09:34
それは衝撃的な一口でした。30年前、三ツ星だった(今もだけど)パリのランブロワジー(あのグランメゾン東京第一回の放映でキムタクが修業したいと尋ねたレストラン)で研修していたときのこと、当時はパリのお菓子といったら気合入った何層ものムースが流行っていて、とにかくパーツが多かった。そんな中、このレストランのデセールは、基本的に本当にシンプル。ソースもない。その中のガレット・ブレッサンヌと呼ばれていたお