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もう一つの復活祭のお菓子

今年の復活祭は、4月4日の日曜日。復活祭のお菓子といえば卵型のチョコが主流ですが、アルザスやロレーヌ地方では、アニョー・パスカルと呼ばれる仔羊型のお菓子を作ります。アルザスではもうひとつ、サフラン入りのセモリナ粉のタルトも。でもこのお菓子は今ではもう見かけることはないですが、アルザスのお菓子の本には載っています。正しくは、Tarte à la semoule au safrin au Kochersbourg(コヘルスブルグのサフランン入りセモリナ粉のタルト)。と思います。コヘルスブルグは、アルザスの北西の村。ここはかつて多くの人が行き交う村で、貴重なサフランも伝わり栽培していたとか。アルザスのいくつかの村や町は交易に重要な役割を担っていたので、高価なスパイスが残されました。アルザスでパンデピスが多く作られているのもそんな理由かと。
このタルトも、作り方、フランス地方菓子通信講座作り方動画付き1品ずつお求めいただけますので、ご興味のある方ぜひ!以下からご購入できます。1品2,000円です。あ、なぜサフランかって?それはですね、サフランの黄色が卵を連想するからだそうです。

https://match-ing2.jp/t/yukiko_omori/archives

こちらの23番です。他zoom講習、トークなどのアーカイブも一緒に付いてきます。

アニョーパスカルのレシピもあります。

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