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2話 憧れに手を伸ばして!空のプリキュアキュアルシエル!

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本編第2話です🌟ボイスドラマはこちらから→https://nana-music.com/playlists/3373540
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記事一覧

第2話プロローグ『王子からの手紙』Part1

 煌びやかな装飾が施された廊下を、ハイデマリーは足早に歩いていた。  彼女の豊かな金色の…

第2話プロローグPart2

「ハイデマリー、ごめんなさいね、どうしようもない人で。手紙、読んでくださる?」  ミルテ…

第2話プロローグPart3

 急に押し黙ったヴィナグラードを見つめ、ミルティーユは頬に手を当てた。そのままゆっくりと…

第2話プロローグPart4(小説版限定ストーリー)

 何とか手紙全文の報告が終わり、ようやく国王夫妻から解放されたハイデマリーは、廊下を歩き…

第2話『憧れに手を伸ばして!空のプリキュア、キュアルシエル!』Part1

 春のあたたかな風がそよぐ午後。虹の花学園の屋上は、弁当を広げた沢山の生徒たちで賑わって…

第2話Part2

 屋上にいた生徒たちが一斉に振り返るのを見て、レザンは慌てて右手でまつりの口を抑えた。 …

第2話Part3

「でも、学校にいる間は、極力カプリシューズには出会いたくないわね。レザンの話を聞くに、カプリシューズは、私たちを捕らえるためなら、手段を選ばない気がする」  頭を下げてスカートに視線を落とし、ゆららがぽつりと呟く。あの、気に食わない銀色の鋭い目を思い出して、思わず強く唇を噛んだ。年は自分とさほど変わらない見た目なのに、何故彼はあれ程までに非道な事が出来るのか、ゆららには未だ分からなかった。  押し黙ってしまったゆららの言葉を引き継ぐように、今度はレザンは重々しく口を開く。彼

第2話Part4

「さて……もうそろそろ出てきたら、ポム?」  レザンが声をかけると、ふわふわとした赤い何…

第2話Another side 1(小説版限定ストーリー)

「地球を壊すことが可能な人たちと、普通の中学生の私たちが戦えるわけないじゃん!」  突然…

第2話Part5

「じゃ、じゃあもうバレてるポム?」  潜入捜査員という怪しげな響きに、ポムは若干たじろぎ…

第2話Part6

 綺麗な音楽……? レザンは呟いて首を傾げた。と同時に、先程のまつりとゆららの言葉が脳裏…

第2話Part7

 その日の放課後。ゆららと連れ立って歩いていたまつりは、終始どこか含みのある笑顔を浮かべ…

第2話Part8

 まつりが近くまで行くと、あすなが何をしているのか良く見えてきた。彼女は、口でリズムをと…

第2話Part9

「頑張りやさんのあすなちゃんなら、きっと誰にも負けないくらい上手に踊れるよ!」  まつりはあすなの両手をとって、力を込めながらにっこりと微笑んだ。あすなは少し照れくさそうにはにかみながらも、返事をしようとした。 「本当ですか!?あすな嬉し……」  その時だった。まつり達がやってきた方向とは反対側の道から、二人の女子生徒がやってきた。二人は、あすなを見つけるや否や、こちらにも分かるように露骨に顔を顰めた。 「あ、ねぇ、あれあすなちゃんだよね?」 「ほんとだー。選抜選ばれ