【写真館645】真っ直ぐに行く

今日の一枚はこちらです。

先日訪れた姫路駅での一枚です。

向こうへ続く線路があまりにも真っ直ぐで。「めっちゃ一点透視法」とも、アタマのどこかで思いながら(笑) 思わず一枚写真を撮りました。

名古屋はどちらかというと地下鉄をデフォな移動手段とする土地なので、こうして遠くまで見通す風景にはなかなか出会いません。もちろん、私が町中だけに棲息しているから、というのもありますが(笑）

だから、電車が主な移動手段となる土地へ来て、こうした景色を見ると、初めて見るものではないはずなのに、どこか輝かしく、明るく、新鮮な気持ちが湧いてくるのです。

一方で、こういう光景を見ていると、何とはなしに「ここではないどこかへ」とも「それでも『ここ』以外に存在できる場所なんてないよね」とも、千々に言葉が乱れ飛ぶのですが。

でも、そういう時間も実はきらいではなくて。このときも、言葉の飛ぶに任せた混沌としたアタマで、のんびりとナニカの向こう側へ視線や思考を彷徨わせながら、ふわふわとした時間を過ごしていたのでした。

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んじゃ、また。