【写真館507】小さな心遣いと爽快感
今日の一枚はコチラです。
1月に大阪へ泊まりで参りました。そのとき泊まったホテルのお部屋に折り鶴さんがいたのです。
もちろん、清掃担当の方の自発的な行為というのではなく、ホテルの方針的なものだとは思うのですが。それでも、人の体温の感じられるものがひっそりと置いてあることの豊かさが、旅人にとって代え難い救いを与えてくれるように思えたのです。
思えば、折り鶴って随分折ってないような。まぁ、何かしらのきっかけがなければ折る機会を得ることはないようにも感じますが。
そういや、昔、考えることを全部放棄して、自由作品的な宿題として「千羽鶴」をひとりで折ったことがあります。願いとか、希望とか。そんなものは何一つ籠めず、ただひたすら千羽の鶴を折るという無心の苦行に身を浸したのです。
とりあえず、カタチだけ提出し、何の評価も与えられず。それでも、展示が終わったあと、学校の焼却場へ持っていき、どぉんっと焼却炉につっこんだ爽快感だけは未だに何となく覚えているのでした。
■おすすめ記事
■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅①―スペシャルトークショーへ行ってきました
■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅②―大河ドラマ館へ行ってきました
■大河ドラマ『光る君へ』第5話を深掘りしたい人のための参考本
■2024年度共通テスト国語について②―古典(古文、漢文)のこと
■おすすめマガジン
■大河ドラマ『光る君へ』関連マガジン
大河ドラマ『光る君へ』に関連する記事をすべて収めてある無料マガジンです。毎話の感想や、深掘りするための参考本の紹介などもこちらにあります。
■大河ドラマ『光る君へ』を100倍楽しく見るために
2024年の大河ドラマ『光る君へ』をより楽しく深く見られるヒント満載のマガジンです。
■えりたマガジン
有料記事が全部入ったお得なマガジンです。これからも週に複数本更新していきます。
■大人ほど役立つ学び直し国語
すぐに使えるnoteの書き方や、あのとき解けなかった国語の問題の謎について書いています。こちらも週に1~2本更新していきます。
記事をお読みいただき、ありがとうございます。いただいたサポートはがっつり書籍代です!これからもたくさん読みたいです!よろしくお願いいたします!