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【写真館713】郷愁と寛容のはざまに。

今日の一枚はコチラです。

8月にとある居酒屋さんに行きました。そこは「昭和レトロ」をコンセプトにしたお店です。店内には、昭和にあったものたちがそこここに飾られています。

そのなかで、目に付いたのが壁面のレコードでした。80年代のアルバム……LPレコードのジャケットたちがずいずいと貼られていたのです。ふと、目をやるとそこには『絶対!チェッカーズ』が!!

『絶対!チェッカーズ』は私の大好きなバンド、チェッカーズのファーストアルバムです。今でも曲をかけながら仕事をするくらいに、大好きなアルバムなのです。

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今はもう「配信」の時代ですから、「モノ」としてジャケットを手にすることはありません。配信とかDLとか、すごく便利で重宝しているんですけどね……それでも、「曲が聴きたい欲が満たせればいいいんでしょ?」なシンプルさというか、単純さ、あるいは、「決めつけ」みたいなものがちょっとしんどいときもあったりして。

もちろん、あの頃に帰りたいなんて美化した郷愁は持ち合わせていませんが。それでも、「欲」というものに対して、もう少し広さと深さがあった時代の方が、私たちの寛容さも色とりどりではなかったかもなと、ちょっとだけせつなくなるのでした。


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