【写真館720】夏と秋がまじわる
今日の一枚はコチラです。
先日、朝から名古屋城へ参りました。我が最愛の推しさまである、名古屋おもてなし武将隊の織田信長さまがご出陣だったからです。
手持無沙汰な時間がありましたので、【写真館】にあげる写真を撮ろうとあたりをきょろきょろしながら歩いていました。そうして、ふと見上げたところにあったのが、今日のお写真に写る「東南隅櫓」です。
名古屋城の隅櫓は、ふつうのお城の天守閣くらいの大きさがあります。入場できる期間があり、そのときにいそいそと入ったところ、見かけに負けず劣らず、中も広々していました。
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この日も名古屋は気温が35度を超え、猛暑日でした。時折吹き抜ける風に冷たさが感じられはするものの、まだ日傘や帽子は手放せずにいました。実は今が「ふつーの夏ではないか」くらいの感覚です。
でも、空の色は既に夏が色褪せ、秋をまといつつあって。陽射しの強さや明るさは全力で夏を展開させていますが、それでも雲と空の境目もやわやわとし始めています。
今年は秋がないかもしれないし、あったとしても気が付かないうちに去ってしまうだろうと覚悟はしています。木々も紅葉の前に、力なくしおれているような姿をよく見かけます。
でも、ほんのりと秋はいて。ずいずいと居座る夏の懐に、ほんのりと秋の色をまぜ始めていて。これからは、今まで以上に細やかな変化を感じ取れなければ、私たちは秋を失うのかもしれないと、ちょっとだけ悲しくなっていたのでした。
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