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「自分を愛する」という言葉にしっくりこないなら

「愛」「愛する」「愛してる」という言葉が苦手だった。
自分が言葉にするのも、言葉を聞くのも、心地悪かった。

そんな言葉は、胡散臭い、綺麗事、上辺だけ、と思っていた。信じてなかった。

過去の付き合っていた人に「愛してる」と伝えられたとき、私は苦笑してた。内心ちょっと引いていた。そんな私を、一切気にも留めなかった彼に、今となってはめちゃくちゃ感謝する。

そんな私が、自己否定をし続けていると気づいたとき、「自分を愛しなさい」と恩師に言われた。意味が分からなかった。そんなの無理だ、とも思った。

恩師に言われた課題、「自分に愛する言葉をかける」「自分を愛する行動をとる」をやり続けた。
最初はただ不快で、胸の中がむずむずした。

それでも続けたら、泣けてくるようになった。なんで泣いているのかもわからない、でも涙が溢れる、そんな感じだった。

それでも続けていたら、心地よさを感じるようになった。ふわっとしたあたたかいものに包まれるような感じ。

今となって感じるのは、この過程で、私は自分を癒していたのかもしれない。

今は「愛」「愛する」「愛してる」の言葉にも、包まれるようなあたたかさや温もりを感じる。

言葉にニュアンスで言うなら、「自分を愛する」という日本語よりも「love yourself」という英語の方が、私は身軽で、使いやすい。
「愛してる」よりも「love you」の方が、心地よさを感じる。

感覚的なものだけど、言葉にも、心地よさがある。どれを使うかは選べるのだから、選べばいいのだと思う。

コーチングをしていると、「自分を愛するとか、しっくりこないんです。どういうことかよくわからないんです。」と聞くことがある。よくわかる。私もそう感じていた一人だったから。

私の考えは3つ。

・「愛する」ということを、心地よく思わなくちゃだめ、そんな言葉を発しなきゃだめ、自分を愛さなきゃだめ、と思うこと自体が、自分を苦しめているということ。
そんな言葉がしっくり来なくてもいいじゃん、意味が分からなくてもいいじゃん、それでいいじゃんって、そのまんま自分を肯定してあげる。

・他の言葉に言い換えてみる。英語に変えてもいいし、「優しくする」「癒す」「感謝する」とか、自分が心地よい言葉、しっくりする言葉に言い換えたら良い。

・「愛する」という言葉にしっくり来ないのは、自分を愛せていないから。自分を愛せないから、他人を愛することも出来ない。
しっくり来ないなら、気持ち悪くたって、徹底的に自分を愛することを続けてみる。

あなたは「愛」「愛する」「愛される」という言葉に、どんな感覚がありますか?
心の底から感じるのは、心地よさ?それとも不快感?

自分から湧き出る感覚に、正直になってみましょう。



【𝑆𝑒𝑟𝑣𝑖𝑐𝑒𝑠】

自分の心のブロックや思い込み、思考の癖を知り、手放し、本来の自分に戻っていく【コーチングプログラム】を提供しています。

過去の出来事の捉え方や、世間や両親の価値観のすり込み、自分との関係性が今の自分を作っています。
⁡それが生きづらさや今の不安や不満に繋がっています。
⁡手放していくことで、身軽に、心地良くありのままの自分を生きられるようになっていくプログラムです。


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