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感情の根っこには光く輝く宝物がある

〈自分を否定する〉
〈自分の存在価値を低くしている〉

それが根強い私の心の癖だ。

自己否定は思考の癖。
だったら、とことん自己否定に浸かってみようと思って、自己否定の感情にどっぷりしたことがある。
(今思うと、変な趣味だな、と思うけれど。笑)

自己否定していると、安心している心に出会う。
否定し続けてることに、安心がある。
「いつもの感じが落ち着く」といった、マイホーム(my home)にいる感じ。

だから、ついつい、いつも行き着く。

自己否定を掘っていくと、自分の存在価値を低く受け止めていることに気づき、条件付きの愛情への不安や恐怖に出会う。

こうすれば愛される
こうでなければ愛されない

私の場合、それは過去の家族関係からきていた。
パートナーシップや友人関係が要因となっている人もいるだろう。

本当は愛されたくて、愛されたくてしょうがない自分に出会う。

そして満たされていない自分に出会う。

私の場合は、それらが、自己否定や存在価値の低い認識の根っこ。

ここからは選択だ。

自分を否定して、自分で自分を傷つけている世界にいたいのか。
それとも
自分を自分で満たして、愛して、幸せになる世界にいたいのか。

どんな自分で在ることを選びたいか。

私は「自分を自分で満たして、愛して、幸せになる世界」を選んだ。

だから、自己否定の空間に座り込む私を、ゆっくり外に出して、自分で満たして、愛する。

癖は、何度だって、私を自己否定の空間にそっと連れ戻す。

そのたびに気づいて、また外に出す。また満たす。

その繰り返しだ。

それでいいんだと思う。
続けていれば、習慣となるように、私の心も、過ごしずつ自己否定の空間にいる時間が減ってきた。

ゆっくり、じんわりと、私に新しい安心できる空間を与えていく。

自己否定にどっぷり浸かることで、心の根っこに出会えた。

私は感情の表面よりも、感情の奥底にあるものが好き。
奥底の根っこが見たい。だってそこには光く輝く、宝物があると知っているから。

ふと「おおきなかぶ」の話を思い出した。

おじいさんが植えたかぶが、甘くて元気のよいとてつもなく大きなかぶになりました。おじいさんは、「うんとこしょどっこいしょ」とかけ声をかけてかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。
孫や猫や犬も助けにきて、かぶを引っぱりはじめます。「よいしょ、よいしょ……」そのときです。すぽーん!とおおきな音をたてて、とうとうかぶが抜けました!みんなはおおよろこび。
「今夜はかぶのスープにしよう!」
あまくておいしいかぶのスープを、みんなでなかよく食べました。
めでたし、めでたし。

おおきなかぶ

どんな深い根っこも、周りの助けも得ながら、根気よく抜こうとすれば、甘くて美味しいご褒美がやってくるのかもね。


〈コーチングプログラム〉
*自分の心のブロックや思い込み、思考の癖を知り、手放し、
本来の自分に戻っていく〈自由になっていくコーチングプログラム〉

*描いた夢を叶えるための決断と行動のマインドセットを伝授する〈夢を実現するプロデュースプログラム〉

*自分にとってのwellbeingな暮らし、心地よい暮らしを知り、心も身体も健康に生きるために、自分の心地よさを探求していく〈日常を心地よく暮らすプログラム〉





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