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自分が活きる生き方、自分が活きない生き方

最近、これから何をしたいのか、わからなくなって悩んでいた。


ひょんなきっかけから、履歴書を書く機会があった。

経歴を書き出していたら、迷走して、散らかって、
暴れているような経歴に愕然とした


2009年 公立高校卒業
2009年 看護専門学校入学
2012年 卒業
2012年 大阪の病院入職
2016年 退職


ここまでは手堅いレールに乗った人生な気がする。

しかし、この後、爆発したように、うっぷんを晴らすように
わたしの人生は荒れ始める。

オーストラリア移住、沖縄の病院に就職、
徳之島の病院に就職、ニュージーランド移住、
世界を旅、日本を旅、小笠原諸島に移住、
熊本のフリースクールに就職、
ジャパンハートに所属しコロナのクラスター支援、
保育園に就職 などなど

2016年以降の職歴は、なんだかもう何を書けば良いのやら、
誰がこんな長い職歴を読みたいのやら、、、
という気持ちになってくる。

いろんな経験したわりに、今のわたしには、
肩書きも何もない。

フリーランスという属性なのかもわからない。

一体わたしは何者なんだろう、
わたしは何ができる人間なんだろう、という
問いも湧いてくる。


32歳女性、会社員経験4年で、それ以降は野良のように
そのときの好奇心でぴょこぴょこ動いてきた。

今のわたしを見ると、どう考えても
ビジネスも戦闘力も低そうである。

今のところは会社員に戻る予定はないけれど、
もし戻りたいと思ったとしても、これほど自由に
生きてきてしまったから、なかなか難しい。


そういう意味では、ひとつの社会の枠組みから
弾はじかれてしまった存在のように思える。


何も突き詰めていなくて、何も成し遂げてなくて。

自信なんてちっぽけもない。


自分の無力さに、何も持っていない自分に、
もうダメだーって思ったりして。


そんな自分の気分を変えたくて、
地域の小さなカフェに行き、おばちゃんに
話を聞いてもらった。


「なんでも出来るよ!
そんなに経験あるんやったら、なんだって出来る!
可能性めっちゃある!
経歴は散らばってないよ、ぜんぶ繋がっている。
そんだけ経験してきたら、いろんなものかけ合わせられる。
小さいことからでいいから、始めてみて。」


そんな言葉に救われた。とても救われた。


わたしをまるごと受け止めてくれて、肯定してくれたのは
とても居心地が良かった。


この世界には、いくつもの生き方があって、
生き方は、人によって向き不向きがある。


それぞれ異なる原理で動いていて、
自分が活きる生き方も、活きない生き方もある。


わたしにはこの歩んできた人生が合っていたんだ。

野良のように、のろのろと、ぴょこぴょこと
自由気ままに生きていくことが
自分を活かせる生き方なのだ。

そんな気になった。



もしあなたが、違和感を感じていて、悩んでいても大丈夫。

自分が活きる生き方はきっと、どこかにあるから。

それだけは、自分で自分を信じてあげて。


そして違和感を感じているなら、自分の思いのままに
動いてみて。

誰かに自分の思いを吐き出してみて。

大丈夫、あなたの生き方もわたしの生き方も大丈夫。

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