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きまぐれ本紹介#4 文鳥文庫
部屋を片付けていたら、積み上がった本と本のあいだに薄いものが挟まっているのを見つけた。はて、何だったかな?
文鳥文庫の夏目漱石「変な音」だった。
外袋の中に、レシートと本屋B&Bのショップカードが入っていた。日付をみると、2015年10月12日となっている。これを見つけたときのワクワクが蘇ってきた。
裏はこんな感じ。
中には、蛇腹折りの作品が入っている。コンセプトは、10分で読める文学との
きまぐれ本紹介#3 講談社文芸文庫
この本! ってことではないんですけど。最近、講談社文芸文庫ってすごいレーベルだなとひしひし感じているので、きまぐれ本紹介をしたいと思いました。
文庫のわりに値段が高めで、安くても800円くらいから。場合によっては1400円とかザラなので、率先して手を伸ばすことが今まであまりありませんでした。
ここ1年ちょっと定期的に参加している文学講座では「日本の短編小説を読む」というテーマが設けられていて、テ
きまぐれ本紹介#2 文学の絵本
昨年逝去された画家の安野光雅さんのお仕事のなかで、ちくま日本文学全集の装丁はわたしにとって特別なものです。
あの文庫を手に取るときはかならず、まるで誰かから絵葉書が届いたかのような喜びが湧き起こってくるのです。
数年前、友人がはたらく版元・古書店のinstagramをみて「すぐ行くから取り置きしてください!!」とお願いをして明大前まで買いに走った本がありました。
文学の絵本
当時はこの本の存