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岩井俊二監督作品。映画『キリエのうた』を見て来た('ω')

キリエのうたが見たくなるであろう皆さんこんにちは♪

前回、二宮和也主演の映画『アナログ』を見た感想をシェアしたのですが。

本来見たかった、岩井俊二監督の映画『キリエのうた』を見たので、感想をシェアしますよ(^^♪


1.岩井俊二監督。アイナ・ジ・エンド主演『キリエのうた』

もともと、キリエのうたを見たかったのに、間違って『アナログ』のチケットを注文してしまった前回(笑)

今回は、間違いなく見て来た。

キリエのうたの前情報も知らず、原作も知らずに見に行ったわけですが、

本編を見て、『あれ?そういう映画だったの?』とびっくりしたのが正直な感想。

あまり細かく書くと、ネタバレになるので書きませんが。

日本人として、忘れてはいけないことを、時間の経過とともに、いつしか忘れ去ろうとしていて、

岩井俊二の『忘れていませんか?どうか忘れないで。』というメッセージが込められているような気がした本作です。


2.広瀬すずがとんでもなく美少女な件

岩井俊二らしい美しい風景映像がところどころ出てくるのも、本作の見どころですが、

なんといっても、広瀬すずの美少女具合の破壊力が半端ない(笑)

美少女ってだけじゃなくて、自由奔放なキャラクターを演じる演技力もさすがで、

廣瀬すずファンは見るしかないよね♪

写真と映画はなんの関係もありません(笑)

3.3時間という長めの映画


本作は3時間という長めの作品となっています。

ハリウッド映画のように、分かりやすい映画ではなく、邦画らしい繊細な映画になっていて、

3時間の長編となると、人によっては退屈になるかもしれません。


ストーリー構成も、4人のキャラクターの13年間を表現しているので、時間軸も行ったりきたりして、

少し理解するのが難解なストーリー構成になっています。

分かりやすい映画をご希望の方には、この映画はお勧めできません(笑)

けれども、ストーリーを考えると、3時間は必要な作品だと思います。

3時間でも表現しきれていない描写はたくさんあると思っていて、

その辺は原作を読んだ方がもっと楽しめるのではないかなと思いました。

アイナ・ジ・エンドを主演にした、音楽映画なので、3時間という長編の中で、

いろんな楽曲も登場してきて、音楽映画としても非常に楽しめる作品になっていると思います。


4.人間の繊細な心理が描写されていた。


3時間という長編なので、正直感想も書きづらいです(笑)

印象に残ったのは、『人間の弱さ』『醜さ』『強さ』『優しさ』をそれぞれの登場人物が表現していたように思います。

誰の心の中にもあるこの心理。

見ていて心が痛くなる人もいると思います(笑)

僕自身も、心が痛くなるシナリオがありました(笑)

『人生を変えたいと思いながら変えられなかった悔しさ。』

『大切なものを失った絶望感』

『現実と向き合えず、自分の弱さと向き合えない自分の醜さ』

『失ったものを乗り越えて、再び前を向いて歩きだす強さ』

こんなズシンッと重い感情がのしかかってくる作品です(^^♪

5.それでも生きていくという強さ


ラストは決してハッピーエンドではない終わり方でしたが、

『自分が傷ついてでも、大切な人のもとの近くへ行く強さ』

『たとえ失ったとしても、大切な人はいつでも心の中にいると信じて、1人でも生きていく強さ』

が表現されていたんじゃないかなぁと僕は思いましたねぇ(´;ω;`)

映画ってのは、見る人の心理状態によって感じることが違うから、面白いですよね♪

何気ない日常が、ある日突然失われてしまうかもしれない。

悲しいことは起きて欲しくないが、それが日常であり人生。

とてつもなく悲しいできごと、辛いできごとも必然。

それでも、人と繋がって、乗り越えて、僕らは生きて行かないといけない。

そんな人生で、『大切なものは何か?』を考えさせられる映画だったなと思います♪

ぜひ興味がある人は見に行ってみてくださいね♪

それでは、今回はこの辺で(^^)/



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