罹患状況を正しく伝えないと簡単に医者が人の自由を奪える社会になるのではないか？

コロナの感染者が増えている。
東京では４日連続で100人を超えたとのニュースがある。
しかしこのニュース、非常に違和感があり、今後の医療への信頼を揺るがす非常に危険なものなのではないかと思っている。

そもそも、感染者は増えていると言われてるけど、そのほとんどが軽症・無症状と言われている。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200702/k10012492591000.html?fbclid=IwAR0wM8Pm5dKWz875V-x74qVl_27NoO-Yu3qI3iCDVEIK5OX30zYw4cdTljE

「現在、感染しているのは若い世代が中心で軽症の患者や無症状の人が多いため、入院する患者は少なく医療体制がひっ迫する状況では無い」

無症状にも関わらず、どうやってコロナに感染してると診断しているのか、それがわからなくて怖い。

検査の感度（検査の精度。正しく検査結果が出る割合）は当然100%ではない。何割なのか、そもそもコロナウイルスが検出できるのか、そこについては諸説あるが、いずれであっても「感度100%の検査」などというものは存在しない。

したがって、通常は、医師が症状を確認し、その診察内容と検査の結果を踏まえて病気を診断するはずだ。

しかしながら、無症状でコロナと診断しているということは、それらは全て検査結果のみを軸に診断している、ということだ。

それはつまり、診断している何割かは誤診もありうるということ示唆している。なぜなら、100%間違いのない検査などないから。

そして、単なる誤診でも十分怖いが、これは捏造なのではないだろうか？という疑いも持ててしまう。

症状の診察もなく、検査結果のみで感染しているなどと診断されてしまえば、実際は違っていたとしても本人に否定の余地が無くなる。そして医者は「病気の重症化を防ぐためです」とかなんとか言って病気を捏造して薬を処方し、診断料を巻き上げることも可能になる。

というか正直、多少のお金を取られる程度のもので済めば良いけど、病気を捏造した結果「あなたは〇〇病に感染しているので隔離します」とか強制的に自由を奪うことも可能になる。実際、今のコロナは検査で陽性になれば自宅待機となる。症状が出ているのであればいざ知らず、症状もなく、検査結果のみで身体の自由を奪われることには、私は恐怖しかない。

コロナは無症状の感染もあるから危険だ、という主張もあるが、そもそも「感染」は怖くない。怖いのは「発症」及び「重症化」だ。それは感染源の問題ではなく、普段からの自分の健康への取り組みによる。健康的な生活をしていたらそう簡単に病気にはならないし、不摂生や運動・睡眠不足を繰り返したり喫煙をしていたら、病気になりやすいし重症化もしやすい。それはもう無症状で菌を持っていた人とかは関係なく、自分がどう生活していたかの問題だ。なにの、移す人が悪い、と簡単に他者を責める風潮は、他者との関わりを妨げる要因としかならない。

そして「無症状の感染」ならインフルエンザにもあるだろう。他の風邪菌にだってあるとこだ。でなければ、同じ空間(教室等)にいて発症する人としない人が分かれる理由が説明できない。そして、無症状の感染のせいで高齢者等への罹患リスクが高いのもどれも同じだ。にも関わらず、なぜ、コロナだけ「感染者」を洗い出し「高齢者等のへの感染リスクを予防」しようとするのかがわからない。

検査結果や「感染」という言葉ばかり独り歩きして、実際の病気の症状や罹患の実態を見ないで怖がってたら、第2のハンセン病を作りかねないのではないだろうか。怖いよそんなん……

もしかしたら、私ではわからない高度に専門的なより確実に安全を担保するための検査、という側面もあるのかもしれない。研究のために、感染者数と感染経路を割り出し、実際の罹患状況と照らし合わせているのかもしれない。

でも、仮にそうだとして、それを理由に感染者数ばかりを世間に向けて発表し続ける必要はあるのだろうか。

なんでコロナだけ罹患者数ではなく感染者数の発表なんだろうか……

なんで病床も落ち着いていて、重傷者・死亡者も何日も連続して出ていない病気をここまで恐れるのだろうか。

病気が出始めた数ヶ月前は「未知だから」と怖がるのも理解できなくはない。けど、数ヶ月経って色んなデータも出てきてるのに変わらずに怖がるのがわからない。

私は、菌よりも人の方が怖い……

※追記
コロナは空気感染するかも、という説も出始めた。
しかしこれも、感染が問題なのではなく、その症状が問題だ。

高齢者は抵抗力や体力が落ちてるから重症化のリスクが高いのは当然だし、若者だって不摂生でいたらインフルエンザや他の風邪菌だって重症化する。やはりコロナだけを怖がる理由にはならない。

大事なことは何か、見誤りたくは無い。