見出し画像

桐野夏生『優しいおとな』(毎日読書メモ(375))

現在桐野夏生読書中なので、過去の読書メモも桐野作品から。
桐野夏生『優しいおとな』(中央公論新社、現在は中公文庫)

一種のディストピア小説。闇の世界の渋谷~新宿。やみくろが出てきてもおかしくないような、そんな感じ。家族とはなんだろう、ということもあらためて考えてみたくなる、ちょっと宗教がかったバックグラウンドもある物語であった。展開が読めなくて面白かった。新聞小説だったようだけど、これは毎日先が知りたくなる小説だね(人によってはこの汚らしさが受け入れがたいかもしれないが)。(2012年7月の読書メモより)

これまでに読書感想文あげた桐野夏生作品:砂に埋もれる犬 緑の毒 インドラネット 魂萌え! ダーク 日没 メタボラ デンジャラス

#読書 #読書感想文 #桐野夏生 #優しいおとな #中央公論新社


この記事が参加している募集

#読書感想文

189,831件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?