夜に出かける。
今日も雲ひとつない、みごとな晴天。
グラウンドで半日たっぷり陽を浴びると、午後には、昼寝というにはあり余るほどたっぷり寝てしまいました。
ぼーっとした頭を冷ますべく、淡い夕暮れの空のもと、玄関外の段に腰かけて、次男のソックスにびっしりささった緑の人工芝をひとつひとつとる。
学校に行く途中できんもくせいの匂いがするんだよ、行ってみる?と言うので、そのまま二人で歩いて行ってみました。
金木犀の木は見当たらなかったけど、いつも朝はにおいがするんだよ、という次男。
もしかしたら、どこかから風の流れで漂ってくるのかもね。
今日から10月でしたね。
皆さんのnoteを読ませていただくと、振り返りや目標といったものを目にして、ああ、そうか、いよいよ今年もあと…という時期に入ってくるんだなぁ、と感じました。
私の使っている手帳のうしろの方のページに、こんなリストがあります。
今年になって、興味をもったもの、やりたいこと、好きだなと思ったもの、などをなんとなく書き留めていました。
100のうち35でとまってはいるけれど。
やりたいこと。
モダンカリグラフィー、アウトプット、レシピを見ずに料理する…。
このあたりは、今年実現できた部類に入るかも。
好きなものに関しては、あまり入れかわりがないような。
新しく興味をもったものもたくさんあるけれど、それによって、やっぱり自分の好きはこれだ、という確信が強くなった感じ。
プロフィールにもあるままの、村上春樹と江國香織は、ここ数年不動。
でも、かれこれ20年来そばにあったりなかったりを繰り返した本たち。
最近好きなブランドも、たぶん長い付き合いになりそうな予感。
そんな中、私が今年やりたいこと、として宣言しながら、また実現していないことがある。
そんなこと、と思うかもしれないけど、家庭での立場を忘れて夜にひとり出かける、ということは、私にはけっこうハードルが高い。
ここ数年間で、確固とした予定、例えば歓送迎会とか仕事で東京に行く、とかがなくなった。
夫は帰りが遅いことも多いので、そういう予定なら前もって段取りを整えておけば、なんとか出かけられた。
でも逆に、この数年で子どもたちはずいぶん手がかからなくなったので、やるべきことをやっておけば、夜に出かけたっていいんじゃないか、と思うようになった。
友人は、ランチとかお茶とかでいいよ、と言ってくれるけど。
夜の暗い中、出かけたいのです。
子どもが生まれてからもうだいぶたちますが、夜に出かける、って私にとってはいまだに特別なことなのです。
いつか行こうね、と言ったままで、気付けば時は経ってしまっているもの。
早起きしなくていい週末は貴重なので、夜が長くなってきた今こそ、そこで具体的に誘ってみようかな。
なんて思う、10月はじまりの夜でした。
みなさまも、よい秋の夜をお過ごしください。
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