見出し画像

そうやって人は成長していく。

タイトルだけ見ると深そうですが、以下、今日もゆるい日常のひとコマです。

昨日から、次男がおなかがいたい、と言っている。
咳したりするといたい、と。

私も以前、咳をしすぎてあばら折れたんじゃないか?と思うくらい痛くなったことがあるけれど、そういう様子でもない。


今朝起きて、あ、それ筋肉痛じゃない?とひらめいた。
日曜日のサッカーの練習で、体幹を鍛えるためのトレーニングをやっていて、キツそう、と見ていたのを思い出した。
ぐらぐらする円盤みたいなのにうつ伏せに乗って、右手左脚を上げてバランスとる、みたいなの。


そして今朝、まじまじと次男のおなかを見て、思った。

赤ちゃんじゃなくなってる!!


彼は今小3なのですが、もともとベビーフェイス&幼児体型で、赤ちゃんがそのまま大きくなったみたいだなぁ、といつも思っている。


太ってないのに、いつまでたってもおなかは全体がぽっこりぽんぽこりんで、お風呂上がりに身体をふいてあげながら、おなかにほっぺたをつけると、ぽーんぽーん、とトランポリンみたいにしてくれるのが、楽しみでした。(何をやってるんだか。)

なのに。

あれ、ごはんを食べたあとなのに、するっとしてる。
ぽーん、ってふくらんでない。

「おなかがなくなってる……!!!」

と騒ぐ私に、次男がひとこと。

「そうやって人は成長していく。」


私のこと。
子どもの頃から、間違うことを恐れて、優等生ぶって、完璧主義で……、子どもに対しても厳しく間違いを正してしまいそうでこわい……。

と、子どもが小学生になるまで思っていました。


でも。
あれ?

思った以上にほったらかしてる。

子どものためなら何でもできる、なんて思わないし。
なんなら兄弟がやりたい、と始めたサッカー少年団も、ずーっと嫌で嫌で、ママは行きたくないよー、いつでもやめてくれー、と言い続けてきたけど、本人たちは全く動じず楽しそうにやっている。

宿題やれ、と言うことはあるけど、2人ともマイペースに真面目にやってるし、長男においては、お風呂上がりがいちばん冴える、と言って夜勉強してるし。

私はできるだけ、おだてる。

天才!
おもしろい!
君にできないわけないし!
めっちゃ上手!



私は結局、自分本位なのだ、と子どもができて気付いた。

自分本位で、子どものために労力を惜しむことに罪悪感を感じたりもするけど、そのくらいでいい距離感なのかも、と自分を納得させるしかない。


それでも今日も、真っ暗になって帰ってきて、がんばってごはん作ったし。
昨日三割引で豚肩ロース塊肉ゲットしてたから、1時間でできる、ウー・ウェンさんレシピの豚の角煮作った。
八角の香りただよう。

うまい、うますぎる、と食べてくれた。


「そうやって人は成長していく。」

次男のおなかから、また話はぽーん!と飛躍してしまいましたが。


こうやって、今日も自分を肯定したいがために文章にし、一日を終えるのでした。
そうやって、私も成長していく。はず。


今日もお付き合いありがとうございました。
おやすみなさい。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?