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元歯科医師、病気になってから書くことに生きがいを見つけました。病気がきっかけで介護に関…

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元歯科医師、病気になってから書くことに生きがいを見つけました。病気がきっかけで介護に関心を持ちました。すぐやる課所長Tさんとヘルパー兼スタイリストKちゃんを中心としたサポーターズに支えられながら介護、コスメ、歯科系、海外などのエッセイ、小説を書くことに日々研鑽中。

マガジン

  • 介護系

    有料高齢者施設、サービス付き高齢者向け住宅にいた経験を生かして、良い老後の送り方、ひいては自分に合った終の住処の見つけ方、自分に合うヘルパーさんの見つけ方探し方、施設における人間関係の過ごし方等々、自分なりの考えを書いています

最近の記事

それでも生きている

私が障害者となりはや十年。こんな非生産的な身体で長生きがしたいとも、できるとも思っていなかった。 Wikipediaでは診断後の余命は3-5年のはずだった。 最初のうちは、少しでも長生きしようと、いろいろと調べた。 民間療法を調べるうちに、アメリカの先生とにたどり着いた。 その先生はココナッツオイルでALSも含み様々な疾患に試して、先生曰く「効果がある」と。 先生はアルツハイマー型認知症の夫に服用させたら、改善が見られたとおっしゃった。私も試したいとメールしたら、ALSで成果

    • 古代の謎めいた都市、ペトラ

      私は世界遺産を訪れることが大好きです。その理由は、遺跡を訪れるとまるで過去にタイムスリップしたかのような感覚に陥るからです。以前、学会の仕事でドバイに行った際、偶然にもペトラ遺跡の存在を知りました。 まるで『インディ・ジョーンズ』の冒険映画を観ているかのような神秘的な世界に足を踏み入れたいという興奮が高まりました。(インディージョーンズとは80年代に一世を風靡した<と私は思っています>、ハリウッド映画の事です。) さあ、私と共に近未来の都市ドバイから謎めいた都市ペトラにタイム

      • 目で読み、心で生きる

        私が若き日、体が動かなくなり、声も出なくなるなんて想像したこともありませんでした。 20代のから30代の頃はバブル経済の余波を受けて海外で私は自由に生きていました。 だから、体の不自由さに最初は恐怖を感じたものの、徐々にその中で生きる術を見つけました。 若い頃に海外へ旅行し、日本の常識が他国では通用しないことを学んだ経験が、私に大いなる力を与えてくれたように思えます。 重度訪問介護の制度のおかげで、施設生活を終え、今では重度の障害者として自由を謳歌している私が社会にできること

        • KANEBOの新ルージュヴァイブラントが即日完売!ヒロさんも愛用中のV7をやっとGETしました!これで唇も華やかに💄✨

        それでも生きている

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        • 介護系
          7本

        記事

          不条理な現実を生きるに共感!感情を揺さぶる『52ヘルツのクジラたち』とは!

          『52ヘルツのクジラたち』は、2021年の本屋大賞を受賞した注目作品です。本屋大賞にはどのようなストーリーが選ばれるのか、気になり手に取って読んでみました。この本は、書店員さんたちが売りたい本ということで、読者も身近に感じながら読める作品ということです。その中で描かれるのは、不条理な現実の中で生きる人々の姿です。主人公や登場人物たちの感情が、まさに心に響いてきます。彼らの未来への希望を失いながらも真面目に生きる姿には、多くの考えさせられることがあります。また、ストーリーはミス

          不条理な現実を生きるに共感!感情を揺さぶる『52ヘルツのクジラたち』とは!

          「良い歯医者」ってどう選ぶ?

          歯科医院について、よく聞かれる質問の一つは「よい歯医者の見つけ方はありますか?」です。 しかし、この質問は非常に難しいものです。 なぜなら、”良い歯医者”の定義は人それぞれ異なるからです。 そこで、私は個人的な見解に基づき「良い歯医者の見分け方」についてお話したいと思います。 1.患者の目をみて話すこと 歯科医師だけでなく、病院でも、お店や飲食店等々でも、しっかりと目を見て話してくれる人には私は好感が持てます。相手の目を見て話すことは、相手に関して興味があるということで

          「良い歯医者」ってどう選ぶ?

          皆さんの歯科受診で知りたいことを募集します!

          歯科医師だった私が、「書く」という創作活動とのコラボレーションです。 この記事では歯科受診時で皆さんの知りたい事を募集します。 歯医者に行くのが嫌な理由を挙げてもらいました。 具体的には、「キーンって音が嫌」「何されるかわからないから不安」「独特な臭いが苦手」「予約したのに待たされる」といった悩みがあります。 そんな不安やお悩み、ストレスを出来る限り減らして歯医者に行くことが出来ませんか? この記事では、歯科受診時に関する皆さんの疑問に答えるために、質問を募集します。 皆さ

          皆さんの歯科受診で知りたいことを募集します!

          老人ホーム選びは慎重に!なぜなら、貴方の未来がかかかかっている‼

           最近では、老人ホームの宣伝がテレビや動画のCMでよく見られるようになりましたね。老人ホームは様々な種類がありますが、質の高い介護を受けるためにはどうすれば良いのでしょうか?実際に入所した経験がある私が、どのような点に注目すべきかをご紹介いたします。老人ホームの選択は、あなたやご両親、ご家族の将来に大きく関わるものですので、よく考えて選びましょう。 目次 1.老人ホームの宣伝の裏側とは? 2.質の高い介護を受けるためのポイントとは? 3.施設の見学時に見ておくべき点は? 4

          老人ホーム選びは慎重に!なぜなら、貴方の未来がかかかかっている‼

          2024年は、一歩先に進む年に!

          小説200000文字以上を書き上げる それを公募出す 小説講座を受講する コスメのSNSを改善する 学生ヘルパー育成に携わる 本と漫画合わせて100冊以上読む 毎日ヘルパーさんを笑わす 新聞とSNSを毎日チェックする 毎月外出する 四柱推命の勉強をし直す 2024年は、上昇していく年にするために、以下のことを計画しています。 まず、小説を200,000文字以上書き上げて公募に出すこと。 また、小説講座を受講し、自分の執筆技術を向上させることも考えています。

          2024年は、一歩先に進む年に!

          メキシコ料理の魅力が詰まった穴場レストラン

          Hola! Como estas?はメキシコ人のお決まりの挨拶だ。 「やあ、元気?」みたいな感じだ。 私はメキシコに住んでいたことがあり、その言葉を聞くとホッとする。 年末に見た『孤独のグルメ』に偶然にもメキシコ料理屋が登場したことがあった。 正直なところ、日本にあるメキシコ料理なんて、アメリカ風にアレンジされた豆の料理だけだと思っていた。 大体「チリコンカン」だってアメリカでは見たけれど、メキシコシティでは一度も見なかったし、ハードシェルのトルティーヤなんてメキシコで存在

          メキシコ料理の魅力が詰まった穴場レストラン

          「老人ホームでの処世術とは?アラフィフが教えるコミュニケーションの秘訣」

           昨年はアラフィフになってもコミュニケーションは難しい、と本当に感じることが多々ありました。  他の人よりも先に行動することがある私は、鼻息荒く老人ホームを体験しました。 有料高齢者施設に住んでいた私は、今さら社交術を学んでいます。 これを読む皆さんの大部分は何れ高齢者施設に入所されると推測します。 そこで、ここでは私が考えた処世術の例を紹介したいと思います。 目次 アラフィフになってもコミュニケーションは難しい理由とは? 有料高齢者施設での処世術とは? 老人ホーム

          「老人ホームでの処世術とは?アラフィフが教えるコミュニケーションの秘訣」

          「思いもよらなかった文章の才能開花ストーリー」

          私のかなえたい夢は、『ズバリ小説を最後まで書き終えること』だ。。  私が文章を書くきっかけは必要に駆られてからだ。それまでの私の文章力は、どちらかというと良くない方に属した。小学校から大学まで、文章で褒められたことはない。それでも書くことになったのは、病気で声が出なくなったからだ。それで、私のコミュニケーションツールは書くことのみになった。  書くことは、慣れていない私にとって想像以上にエネルギーを要した。自分では理解して描いているつもりでも、他の人には通じないこともある。

          「思いもよらなかった文章の才能開花ストーリー」

          『薄氷を踏む』

          颯(さつき)は自分の人生が一変したその瞬間も、鏡の中ので自分自身と向き合ってジッと待っていた。颯の瞳に映るのはかつての彼女ーエネルギーに満ち、笑顔の絶えない歯科医師。しかし、その鏡に映っていた姿はやがて霞がかって消えていった。颯は無情なグリーンの床に視線を落とした。 颯がいるここ伊勢山ヒルズは、丹沢山系の大山の麓にある伊勢山駅前の有料高齢者施設だ。  2022年遥かなる異国の地ロシアがウクライナを侵攻するというニュースが流れる中、颯は自分の人生も一変することを知る由もなかった

          『薄氷を踏む』

          「スポーツの話題にも負けない!私が体験した感慨深い出来事」

          2023年はWBCの優勝や大谷選手のMVPや移籍で、夏の甲子園では慶應高校が107年ぶり2度目の優勝、男子バスケ日本代表の48年ぶりのオリンピック自力出場権獲得、38年ぶりの阪神タイガースの日本一等々スポーツ関係の話題が目白押しの日本だったが、私には人生を変えるような大きな出来事があった。それは、その情報を知らなければ絶対に変えるという経験できなかった。それ故に、教え、支援してくれた方々には言葉では簡単に表せないほどの感謝しかない。それくらい、私にとっては驚くべきことで、運命

          「スポーツの話題にも負けない!私が体験した感慨深い出来事」

          高知の朝どれカツオから始まる感謝の宴!スタッフとの飲み会

          コロナウイルスが広がるとは想像もしなかったある夜、施設のスタッフさん達と飲み会を開いたことがある。 あの時はマスクも感染もない、今となっては異世界のような感覚でスタッフとも会話を楽しめた。施設にいたときの貴重な思い出だ。 高知の友達からの朝どれカツオのたたきの贈り物がきっかけで、80代の節子さんが、娘の私をお世話をしてくれるスタッフの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいとスタッフとの飲み会を企画したのだ。 私はその施設が設立された当初からの利用者だったので、スタッフの方々には本当に

          高知の朝どれカツオから始まる感謝の宴!スタッフとの飲み会

          介護者への感謝の手紙

           私の介護を受ける身になり、心温まる人の優しさを感じます。介護は他人の気持ちになることが基本です。最近、あなたは「他人の気持ちになる」という経験はありましたか?実は、他人の気持ちになることは思っているよりも難しいです。なぜなら、①人それぞれが望むことや考えることが違うからです。②想像力を働かせる必要があります。③考えを巡らせても、介護がその人が望んでいないことだと、自己満足になってしまうおそれがあるからです。だからこそ、そういった困難を乗り越えて介護をしてくださる方々には本当

          介護者への感謝の手紙