見出し画像

「スポーツの話題にも負けない!私が体験した感慨深い出来事」

2023年はWBCの優勝や大谷選手のMVPや移籍で、夏の甲子園では慶應高校が107年ぶり2度目の優勝、男子バスケ日本代表の48年ぶりのオリンピック自力出場権獲得、38年ぶりの阪神タイガースの日本一等々スポーツ関係の話題が目白押しの日本だったが、私には人生を変えるような大きな出来事があった。それは、その情報を知らなければ絶対に変えるという経験できなかった。それ故に、教え、支援してくれた方々には言葉では簡単に表せないほどの感謝しかない。それくらい、私にとっては驚くべきことで、運命が変わるとはこういうことなのだ、という感慨深い出来事だった。この実体験から、情報は知る、知らないとでは人生がまるで異なるということを実感した。
私は病という名の宿疾に悩まされ、40代から施設での生活を余儀なくされた。この運命にはどうにもならぬと、容易に諦めていた。慣れてくると施設での生活もそれなりに心地良さを感じることもあったが、施設という場所も、他の企業と同じく、上層部の人事異動によって体制は変わる。当然の成り行きだ。だからといって、漠然とした「終の棲家」に命を繋いでいくのか、と考えれば、胸にノスタルジックな感慨が込み上げてきた。
その時、闇の中で、"揺れる感情の海"に漂っている私に一筋の光が差し込んだ。自宅での生活という選択肢が現れたのだ。私にとっては、施設に入ったら自宅に帰ることはできないという考え方に囚われていたから、とっても意外な考え方だった。現実的には簡単ではないことだ。けれども、奇しくも施設からそれほど遠くない場所で自宅に帰った人がいたことと、私の意思を尊重してくれる仲間に出会い、私は自宅に戻ることを決断した。私は、時間に追われる生活が好きではなく、ただ物のようにケアをする職員が苦手だったのだ。
在宅に戻った私は、時間の自由も手に入れ、外出も可能になった。愛するコスメたちはデパートの化粧品カウンターみたいにディスプレイしたり、ハロウィン、クリスマスもオシャレに飾り付けてもらったり楽しんだ。その光景は私の心を躍らせる。食べ物も、施設のような冷えた味気ない給食ではなく、私の為に温かい美味しい物を作ってもらえる。消灯時間などなくて気が済むまで好きな読書に耽れる。これもひとえに、在宅に戻れるという情報を知れたからだ。それ以来、私は何でも知ろうと鼻息荒い好奇心の塊になった。知ることは私の様に生活のしつを上げるばかりか、ひいては人生をも変えるかもしれない。私は自由を得て、水を得た魚のように生き生きと生活を送っている。私は新たな庁チャレンジを企み、新たな可能性を追求している。それは私の意思を尊重し、支援してくれる全ての人々に感謝の気持ちを込めて。私の行動は彼らへの感謝の証になるよう願いを込めて。


#最近の学び

この記事が参加している募集

#note感想文

10,645件

#最近の学び

181,589件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?