今後航空産業に絶大な影響を及ぼすSAFという燃料について知っておこう。飛行機が飛ばせなくなる事態になる危機。
次世代の航空燃料SAF
昨日東南アジアを飛び回ろう!という記事を書いたばかりですが、11月5日のNHKニュースで持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel)、頭文字をとってSAF に関する記事がありました。
SAFはこれからの脱炭素規制に大きく関わるもので、現在の二酸化炭素排出量が多い航空燃料の代わりに二酸化炭素排出量を80%抑えた新たな航空燃料「SAF」に変えていかなければ飛行機が飛ばせなくなる現実に直面するといいます。
詳しくSAF とは何か
持続可能な航空燃料とは、ジェット機で使用される高度な航空バイオ燃料種別の名称であり、持続可能なバイオマテリアル円卓会議 (RSB) などの信頼できる独立した第三者によって持続可能なものとして認定される。とのこと。
車の燃料が電気に変わるように
飛行機の燃料も代替えを余儀なくされる
最近では珍しくない電気自動車ですが、車業界もガソリンから電気へと本質を変えつつあります。すべては地球温暖化を防ぐための方策ですが、飛行機も同じくして燃料の代替えを余儀なくされる傾向になりつつあるといいます。
新型コロナでダメージを受けた航空業界にとってはさらなる大きな試練がやってきています。
飛行機がとばせなくなるかもしれないという事態は私たちにとっても大きな影響を及ぼすことは間違いありません。
飛行機が飛ばなくなるとどうなるか
勿論飛ばなくなるということがないように航空会社はじめ、各国政府や資源開発会社や燃料会社が協力し合ってSAFを普及させる努力をする事とは思いますが、万が一にでも世界的な燃料規制によって、飛行機がとばせなくなってしまったら...
旅行業や運送業をはじめ商社や小売業など社会全体に大きな影響を及ぼすことになります。海外行かないし...とか、旅行行かないし…とかいう人たちにとっても大きな皺寄せが来るでしょう。飛行機が運ぶのは人だけではなく航空貨物便によって多くの荷物が輸送されています。
外国産の製品は船便をはじめ航空便で輸送されてきます。皆さんが手元にあるスマホもコンピューターも海外で製造され日本に持ち込まれているものが大多数です。
航空便が使えなくなると船便になるので非常に時間もかかってしまいます。
スピーディな物流は航空便があって初めて成り立っているのです。
地球環境問題はさらに身近に
このように地球環境問題は私たちの周りに身近にあるものにもどんどん影響を及ぼしてきています。車、飛行機、電気、燃料など豊かで便利になった現代ですが、その裏では地球を蝕んでいたということです。
世の中ではSDGsが叫ばれていますが、なぜ叫ぶのかは身近な生活に影響を及ぼすシーンが増えてきて一般の人々にとっても無視することができない問題になってきたからだと思います。
飛行機で飛び回りたい私にとっても、大きな問題です。上記で挙げたニュースの中に「飛び恥」というキーワードが出てきていました。
地球環境に優しくない燃料を使った飛行機にのって移動することは恥ずべきことである。という意味です。日本ではまだ「飛び恥」という言葉はあまり聞かないですが、ヨーロッパではすでにそんな言葉が出るくらいに、SAFへの切り替えを推進する規制がしかれはじめています。
私たちもすぐにできることはなくても飛行機に乗るときに「この飛行機は地球に優しく飛べているだろうか」と考えるだけでも社会問題に向き合うことになるのではないでしょうか。
今日は少し短めのニュース解説記事となりましたが、私が興味あるニュースを今後も取り上げていきたいと思います。
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今日も読んでいただきありがとうございました。
東南アジアより、えむさんでした。
また明日お会いしましょう: )
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