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今さら少々自己紹介…😁

2022年6月にNoteを開始し、ここまで4本の記事を掲載いたしました。10月にもなって今さらですが、自己紹介を少々。リアル開催のセミナーが再開しつつあり、最近初めてお会いする方も多くなってきましたので・・・

経歴の紹介

私の経歴は、新卒から外資系の金融でした。25年近く金融界にいますが、そのほとんどがJPモルガンとゴールドマン・サックスという米系金融におりまして、一番長かったのがゴールドマン・サックスの資産運用部門でした。香港に転勤になった時期もありましたし、営業をしたり事務部門に行ったり、外資としては珍しく、会社の中を色々と見せてもらい、仕事をさせてもらいました。

ESG投資の拡大=キャリアに

外資系生活の最後の頃、2016年から、 ESG(環境・社会・ガバナンス)を取り入れた投資が活発化してきました。よく知られているように GPIF (年金積立金管理運用独立行政法人)がこういったことに関心を持ち、持続的な投資に関してはESGの視点が必要だろうと判断し、採用している運用会社にそれを要請しました。ここから、我々機関投資家の間でもこういった取り組みが始まったといえます。私は、国内でこの動きが始まった当初から、ESGというトピックに関わらせていただきました。ピークには、実際に投資先の企業と年間200社ぐらい話をし、その2割ぐらいが経営トップとか取締役会の方ということで、機関投資家として企業の ESG も含めたガバナンス経営のあり方を見てきました。

転職:Be an Activist(活動家になろう)!

その経歴を踏まえて、次に2020年から日系の金融グループのマネックスグループで、エンゲージメントをベースにしたアクティビスト投資の立ち上げにお声がけいただきました。カタリスト投資顧問に移って2年ほど立ち上げに参画し、資産額がだいたい200億ぐらいになったところで、私は自分の道を考え、2022年7月から独立して活動しております。

「Be an Activist(活動家になろう)!」をキーワードに2020年からエンゲージメントファンドの創業パートナーとして、投資を通じて明るい未来をつくることを啓発してきました。

さらに、公的な分野の活動として、金融庁、経産省、内閣府でも、ESG経営、企業の非財務情報開示、サステナブル・ファイナンス、などがキーワードになってきていることから、それに関連する有識者会議などにお声がけいただき、委員として議論に参加しています。

大学院(MOT)へ

また、この2年ほど大学院に通いました。世の中ではリカレント教育が叫ばれておりますが、私としては子育てもありましたから、勉強の世界から遠ざかっていた20年でした。しかし、カタリスト投資顧問に移った時(ちょうど2年前)に経営者としての役職を拝命し、これまでとは違うレベルで経営者としての適切な視点を持つために体系的に学びたいと思いましたので、大学院に行くことにしたのです。大学院は、あえて MBA ではなくて MOT、Management of Technology を専攻し修士を取得しました。

私にとってリスキリングという言葉の意味は、「その時代に合わせてスキルをアップデートすること」です。エンゲージメントをするなかで、企業経営と詳細までではなくとも技術トレンドの把握、基本的な理解が不可欠だと感じて自身のスキルや思考プロセスをアップデートする必要に迫られ、「技術経営修士(MOT)」に挑戦しました。MOTを選んだ理由とその体験を「あなた自身によるリスキリング」記事で共有しています。

その経緯もありまして、業界活動でも、科学と金融の世界をつなげたい、日本にイノベーションを起こすためにはこの二つの世界が協働するべきだ、との思いから「科学と金融による未来創造イニシアティブ」https://fdsf.jp/)を2022年に発起人の一人として立ち上げ、代表理事を務めています。私は、独立後に自由を得て、これまでやりたかったことに活動の幅を広げているところです。

ESG 投資の広がりと「ESGの女神」

私は、「ESG の女神」というニックネームで活動させて頂いております。mネックス時代に、「小野塚さん、ESGに携わってるから、我々はB-to-C のビジネスなんでわかりやすくキャラ立てをして欲しいんです、ESGの女神でいっちゃいましょう」って言われて、ちょっと躊躇したんですが、まぁそこはせっかくでしたので、女神になることを決意しまして、そのような名の下に活動し始めて1年ほど経ちました。
(注:PRI(責任投資原則)とは、国連と連携した投資家イニシアティブのことで、ESG投資を実践する機関投資家が趣旨に賛同して署名します。)

社外取締役として

さて、ここで自己紹介が全て終わった訳ではありません。他にもさまざまな活動をしています。例えば、社外取締役としても活動しており、「初めての株主総会」でご紹介しています。

そして、本業のアドバイザリー業務、講演・執筆、イベント企画も。

折に触れて、今自分が関わっていることの進展について、今後もお話しして参ります。温かく見守って頂けましたら幸いです。コメントもお待ちしております。

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