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こんな時代に、なぜ私は本屋を開くのか⑤

クラファン46日目、あと10日となりました。

103人・約84万円のご支援ありがとうございます!

あと、10日です。
あと、10日で200万円…。

マイナスなことは今は言うまい、です。

まだ10日ある!!あるある!!
最後までやり切るのみです。

でも、なんとか、終了10日前に40%は到達できました。
クラファンをこれまでやったことがないのでわからないのですが、最後の追い上げ期間があるそうです。→主にラスト5日。

今月前半、結構、いろいろやりました。

まず、国立市のお店近辺にポスティングをしました。

表面
裏面

今回、自分で初めてクラファンをやってみて思ったのですが、クラファンに馴染みがある人ない人、または世代がはっきりとあるなあということ。

私も、実はそんなにこれまで馴染みがなかったのですが、このコロナ禍で3回ほど支援しました。

ふるさと納税とか寄付をよくする方には抵抗が少ないですが、クラファン自体をあまり知らないと結構ハードルが高いようです。

クラファンにおけるチラシの効果はちょっとわからないですが、開店後の来店を促す意味では無駄ではないと思いたいです。

現在、店舗のガラス面にも、似たテイストのポスターを貼っています。

そして、ロゴが決まりました!

細かい経緯はこちらに書きました。

本当にいろんな経緯がありましたが、簡単に言うと、私の手書き文字を整えて作っていただきました。

「外国の美術館のような、佇まいの図書館」
「書きものや書籍を、デザインイメージとして」
「外国の古い研究室の、ガラス道具に貼られているシール」
「図書館の本の背に貼られている、シールや図書カード」

というイメージも含んでいます。

お店の扉に入ったイメージ

工事が2月末から始まりますし、近隣に工事騒音のお詫びのお菓子などもお持ちせねば、その前に保健所に図面を見せにいかなくては、あ、珈琲の試飲会もしなくちゃ。まだ、何にもしてないけど3月の家賃振り込みもしなくちゃ。工事の代金支払いも前払い分しないと。仕入商品のことがあんまり進んでいないなあ、、これはクラファン後かなあ。あ、レジの打ち合わせしないと。

と、まあ何が何だか、という感じです。

でも、不思議なんですが、前職で一応は一通り全部したことがあるんです。

ただ、組織に属してのことなので、たとえばシステム部・経理部・購買部・総務部・設計部・販売担当部・食品関連部・法務部・商品部・デザイン部と、「これはあの部署」と、相談する人や管轄部署がありました。

最終的に、決裁をとって発注書をきって、上司の印鑑と社判をもらって、みたいなこともありましたね。

企画を通す困難さはありましたが、やっぱり会社組織に属しているということは人やお金の面で恵まれていたなと思う部分もあります。

でも、あれを通っていなかったら、今、私がこれらをやるには難しかったなあと思うところです。
なんでも、無駄な経験はないですね。

ただ、だからといって、今まったく一人ではないこともありがたいところ。

社員のように一緒にあれこれ動いてくれる個人事業主さんたちや、プロデュースしてくれるニジノ絵本屋。
取引先とはいえ、施工業者のslovaや珈琲マシンのアペックスも、皆、たまたま女性担当者ばかりで、細やかに対応してくれます。
税理士さんたちもよく相談に乗ってくれますし、不動産屋とも細かくやり取りできています。

つくづく、人との繋がりは大事にしなくてはいけないなと、本当に感じましたし、今回してもらったことは忘れずに、逆のときには、私も惜しみなく力を尽くしたいと思います。

というか、まだ終わっていないので笑
最後まで頑張ります!(と、呪文のように唱える日々。)

そして、以下は、クラファンページにまとめた私の思いの抜粋です。

(…これ読んでくれている人、いるのかなあ。)
でも、記録として、貼っておきます。

★全部は長いので、少しずつ今の心境プラス、という感じでこれから残していきます。(1/6note①1/8②1/18③2/3④の続きです)
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開店にあたっての課題

現在の資金で、契約まではできました。
什器もほぼ居抜きで、オーナーのマダムから譲ってもらえます。

でも、本だけでは足りない、ちょっと一杯の珈琲が買える珈琲スタンド。そこまでセットでイメージしてきたものの、さて現実的にどうしようか……。

珈琲は簡易的でいいので、大手自販機メーカーのマシンを使おうと考えました。前職で一時、店舗運営をしていた経験から、定期的にプロのメンテナンスが入るシステムはやはり安心です。

そして、もともとがブティックだった場所なので、根本的な電気・水道工事が必要になってきます。
30年の年季によってあちこちが痛み、丸ごと入れ替えが必要な設備ばかりです。

この経費捻出をどうしたものか、本当に悩みました。
そもそも、そこまでして珈琲スタンドにこだわる必要があるのか、自問自答しました。

が、私自身がこれまでの人生において癒やされた空間とは、本と珈琲がある場所。同じように感じる人が、きっとどこかにいるはず。これは絶対に外せないだろう、と考えるに至りました。

▼プロジェクトの内容

2022年12月に物件契約を行いましたが、現オーナーが1月まで契約されています。

2月に引き渡しとなり、3月上・中旬あたりまで内装・設備工事をして、プレオープンを3月内にと考えています。

このプロジェクトの全体プロデュースを、本屋という業界の先輩であるニジノ絵本屋に全面的にお願いすることにしました。

スケジュール

2月〜3月初旬 店舗設備・内装工事
3月中旬    商品陳列等準備
3月下旬  プレオープン
4月   正式オープン

必要経費と支援金の使い道

すべての必要経費は、以下になります。
■電気・水道(トイレ・キッチン入れ替え、手洗いシンク設置)工事及び内装(壁紙張り替え・看板表示取り替え・カウンター設置等) 約150万円

■リターン制作費・デザイン関連費(ロゴマーク・看板・オリジナルブックカバー・オリジナル雑貨・ショップカード・ショップパンフレット等制作費) 約120万円

■コーヒーメーカー設置にまつわる諸経費 約10万円

■行政申請関連経費 約10万円 

■レディフォー手数料 約20万円

■商品仕入れ(当面はできるだけ委託にて対応) 約100万円

ALL約410万円

私自身の前職の退職金等、自費はすべて事業にかけました。
金融公庫融資の申請も、同時に行うことにしました。

その中から支援金の使い道は、以下と考えています。

■電気・水道(トイレ・キッチン入れ替え、手洗いシンク設置含む)工事及び内装(壁紙張り替え・看板表示取り替え・カウンター設置等) 約150万円のうち60万円

■リターン制作費・デザイン関連費(ロゴマーク・看板・オリジナルブックカバー・オリジナル雑貨・ショップカード・ショップパンフレット等制作費) 約120万円

■レディフォー手数料 約20万円

ALL200万円

減り続ける町の中にある本屋、本と珈琲があるお店。

毎日をがんばる人がほっとできる居場所作りのために必要な費用について、ご支援いただけたらと思っております。

続く・・・。

全文はこちら↓


“季節の本屋さん”における、よりよい本の選定に使わせていただきます。