フォローしませんか?
シェア
eri
2020年9月3日 22:33
あーあ、何か面白いことないかなー。私は、公園をトボトボと歩いていた。今日は、気分も空も晴れないやそう思いながら、空を眺めていた。その時、足に何かが当たった。痛い…足元を見ると、バッタがジャンプしていた。ん?なんだバッタかぁー。私は『バッタさん、どうしたの?』話しかけてみた。そしたら、なっなんとバッタが話しはじめた。びっくりしたけれど話を聞いた。バッタさん
2020年7月11日 21:48
織姫と彦星二人は遊ぶのが楽しく仕事を怠けてばかりいたので、天の神様は怒ってしまいました。離れ離れ…会うのが一年に一回になってしまいました。そんな二人が離れ離れになって、最初の七夕がやってきました。織姫は、お化粧をして髪を整えて天の川へと向かいました。行く道は、つまづいて転びそうになったりカニやサソリに挟まれそうになったり大変だったけど、会いたい気持ちのままに小走りに急ぎまし
2020年6月10日 22:11
雨降りの中に輝く紫陽花…今年もこの季節がやって来た。少女は、紫陽花の季節になると、この公園を訪れた。毎日通っているうちに気になる紫陽花があり、今日は話しかけてみることにした。『紫陽花さん、こんにちは!なんとなく寂しそう。何か寂しいことがあったの?』と聞いた。紫陽花は、『ハハハ…僕?全然、寂しくないよ!』と笑った。『だって、君がいつも僕を気にしてくれてたのを知ってたか
2020年5月12日 00:05
今日の雨上がりわたしは冷たい水の中に自分がいるのを見つけた。水面のわたしは笑っていた。さっきから雨に濡れて嫌な顔してるのに笑顔なんで…なんでなんだろう? もしかして違う世界があったりして?水たまりの世界…面白そうじゃん。そう思い、手を伸ばし水に触れてみた。その手を吸い込むように指、手、腕と身体ごと水たまりの中へと入っていった『わーー。』 ストン… 『
2020年4月28日 01:56
予てから噂されている過ごした時間さえもなくしてしまうトンネル…良いことも悪いことも消され全てなくなってしまう記憶。私はそのトンネルの前に立っていた。 木々が色づき始め穏やかな風が心地よく感じる初秋。山の麓の病院で、ある夫婦に元気な女の子が生まれた。清く、心の美しい子になってほしいという願いを込めてキヨ(清)と名付けた。 両親は、キヨをとても可愛がり、自分たちが
2020年4月21日 22:04
ある小さな街に、3匹の子猫が生まれました。しっかり者の白い毛のシロひょうきんなグレーのグレゴ泣き虫な茶トラのチャチャ…3匹とも毎日じゃれあったり追いかけっこしたり、とても楽しく過ごしてました。 ある日の午後、お父さんとお母さんが『あの赤い屋根の一番高い所に登り、くわえた葉を置いて、戻って来なさい。高いところに登って降りる練習ですよ!』と言いました。チビ3匹は、『頑張る