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日本ワインレビュー

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日本ワインを主にレビューしていきます。最近は家飲みが多いので、白ワイン多め、北海道のワイン多めになっております。できるだけバラエティに富んだラインナップで、いきたいなぁと思ってい… もっと読む
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2021年1月の記事一覧

日本ワインレビュー
【蒼龍葡萄酒】トラディショナル・リッチ・テイスト 甲州 2019

日本ワインレビュー 【蒼龍葡萄酒】トラディショナル・リッチ・テイスト 甲州 2019

トラディショナル・リッチ・テイスト 甲州
ヴィンテージ:2019
コメント:甲州らしい和柑橘の香り。
レモンや青リンゴやアンズもありますねぇ。
シュール・リーによくある甘味が強く、旨味が前面に出ている感じではなく、苦味と渋味が強めです。
ミネラルや酸もあって、キレもあります。
後味もスッキリしていて、フルーティで飲みやすいですねぇ。
飲み口は、軽く感じる人もいるかも。
アルコールは12.5%あるの

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日本ワインレビュー
【千葉ヴィンヤード】ヒノデダンケ・ルージュ  2019

日本ワインレビュー 【千葉ヴィンヤード】ヒノデダンケ・ルージュ  2019

ヒノデダンケ・ルージュヴィンテージ:2019
コメント:千葉さんは元々は、赤ワインをつくる気がなかったようですが、ツヴァイゲルトは畑との相性が良く、収量も多かったので、つくってみたとの事です。
全量の半分を古樽、残りをステンレスタンクに移動後MLF。
10ヶ月間それぞれのタンク内で澱とともに熟成。
ブラックベリーやブルーベリー黒い果実の香り。
苦味と酸味が強いのと、まだ、まとまりがないので、もっと

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日本ワインレビュー
【千葉ヴィンヤード】ヒノデダンケ・ブラン  2019

日本ワインレビュー 【千葉ヴィンヤード】ヒノデダンケ・ブラン  2019

ヒノデダンケ・ブランヴィンテージ:2019
コメント:ドイツのフランケン地方で白ワインに魅了されワインを作ろうと思い立ったので、シルヴァーナーやバッカスに思い入れがあると千葉さんは言ってましたが、やはり白ワインの方が良いですねぇ。
2019のビンテージを今飲むならば、この「ヒノデダンケ・ブラン」がオススメです。
全品種を同時収穫し全房プレスのち、野生酵母で発酵後にMLF。10ヶ月のステンレスタンク

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日本ワインレビュー
【ココファームワイナリー】こころみシリーズ 雲の時間 茜 MV

日本ワインレビュー 【ココファームワイナリー】こころみシリーズ 雲の時間 茜 MV

こころみシリーズ 雲の時間 茜ヴィンテージ:MV
コメント:こころみシリーズの「雲の時間」は、白ワインがまずあり、この「雲の時間 茜」はその赤ワインバージョンです。
2016ビンテージがピノ・ノワール44.5%、アルモノワール20.1%、レゲント19.4%、ピノ・ムニエ12.6%、レンベルガー2.1%、カベルネ・フラン1.3%
だったのが今回はMVになり、ピノ・ノワール93%、ツヴァイゲルト2%、

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日本ワインレビュー
【ココファームワイナリー】こころみシリーズ 田島川右岸 2019

日本ワインレビュー 【ココファームワイナリー】こころみシリーズ 田島川右岸 2019

こころみシリーズ 田島川右岸ヴィンテージ:2019
コメント: [こころみシリーズ]はココファームのワインづくりの試行錯誤が、垣間見えるワインです。
2017ビンテージは、ヴィニョール80%、トラミネット20%
2018ビンテージは、ヴィニョール59%、リースリング・リオン21%、トラミネット20%
今回の2019ビンテージは、ヴィニョール56%、トラミネット34%、リースリング・リオン6%、プテ

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日本ワインレビュー
【イエローマジックワイナリー】ヒップホップデラ 2020

日本ワインレビュー 【イエローマジックワイナリー】ヒップホップデラ 2020

ヒップホップデラヴィンテージ:2020
コメント:メロン、白桃、リンゴ、洋梨やグレープフルーツの香り。
試飲の時には、ほとんどオリの部分だったので、ミックスジュースのような果実感もありました。
今回はメロンが強いと感じたのは、オリが多かったからだろうなぁ。
旨味が強く、アフターに苦味と酸味が残ります。
上澄みの部分だと、もっとスッキリとした感じなのでしょう。
Alc12%ですが、微発泡ということも

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コンビニワインレビュー
【モンデ酒造】デラウェア スパークリング

コンビニワインレビュー 【モンデ酒造】デラウェア スパークリング

デラウェア スパークリングヴィンテージ:NV
コメント:前回は甲州でしたが、今回はデラウェアを発見したので購入。
セブンイレブンを3軒まわったところ、3軒ともあったのでコレは生産量が多いのかなぁ。
「果樹王国山梨で育った美味しいデラウェアを100%使用しました。 爽やかな香りとスッキリとした酸味、豊かな果実味が相まったスパークリングワインです。」と説明がありました。
デラウェアらしい白桃のような少

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日本ワインレビュー
【山崎ワイナリー】ツヴァイゲルトレーベ 2006

日本ワインレビュー 【山崎ワイナリー】ツヴァイゲルトレーベ 2006

ツヴァイゲルトレーベヴィンテージ:2006
コメント:今は「ツヴァイゲルト」と表記されていますが、この時期はまだ「ツヴァイゲルトレーベ」となっております。
私が北海道のワインを注目し始めたのは、2002の山崎ワイナリーの「ピノ・ノワール」を飲んで、日本でも、ちゃんとした「ピノ・ノワール」が出来るのか!と思ったのがキッカケでした。
「ピノ・ノワール」が良かったので、「シャルドネ」と「ツヴァイゲルトレ

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日本ワインレビュー
【いにしぇの里葡萄酒】夏ラベル「薄幸の美少女」 2019

日本ワインレビュー 【いにしぇの里葡萄酒】夏ラベル「薄幸の美少女」 2019

夏ラベル「薄幸の美少女」
ヴィンテージ:2019
コメント:ピノ・ノワールといえば、ラズベリーやイチゴ。
マスカットベリーAといえば、チェリーやイチゴの香りのアロマが多い品種なので、このアッサンブラージュは相性が良いのかもなぁ。
同じ赤い果実系の香りで、相性も良さそうだし。
「薄幸の美少女」というネーミングが、納得できますねぇ。
果実味とか力強さは感じられず、儚さが感じられマス。
チャーミングなと

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日本ワインレビュー
【ファンキーシャトー】Gris et Gris 2019

日本ワインレビュー 【ファンキーシャトー】Gris et Gris 2019

Gris et Grisヴィンテージ:2019
コメント:白桃やグレープフルーツ、オレンジのような柑橘の香り。
りんご飴やあんず飴のような甘い香りもあります。
香りはやや甘いですが、やや辛口でドライですねぇ。
後味はスッキリしていて、アフターに少し苦味があるのも良いよなぁ。
高価なワインが多いフャンキーシャトーの中では、このグリグリだけ、何故かリーズナブルです。
欧米品種が多い中で、これだけピノグ

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日本ワインレビュー
【マルス山梨ワイナリー】シャトーマルス 甲州 オランジュ・グリ 2019

日本ワインレビュー 【マルス山梨ワイナリー】シャトーマルス 甲州 オランジュ・グリ 2019

シャトーマルス 甲州 オランジュ・グリヴィンテージ:2019
コメント:和柑橘とアンズや洋ナシや白桃などの果実香。
白い花の香りなどもあります。
皆さんがイメージしそうな、オレンジがかった濃いイエローですねぇ。
少し甘味と渋味がありますが、後口は思ったよりも辛口です。
果実味と旨味もありますし、アフターには渋みと酸味が残ります。
最近、流行のオレンジワインですが、何から飲めば良いのか?
まずは入門

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日本ワインレビュー
【シャトー・メルシャン】アンサンブル ももいろ 2012

日本ワインレビュー 【シャトー・メルシャン】アンサンブル ももいろ 2012

アンサンブル ももいろヴィンテージ:2012
コメント:ラズベリーやイチゴなどや白桃などの果実の香り。
甘いドライフルーツのような香りもありました。
2012ビンテージなので、華やかな香りというよりは、完熟した赤い果実味のような香りです。
熟成してるので、色も濃く、タンニンも感じられますねぇ。
甘味はあまり感じられなく、旨味とコクがあります。
普通のスーパーに、2012ビンテージと2018ビンテー

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日本ワインレビュー
【つまみの話】おでんは自由な料理である!

日本ワインレビュー 【つまみの話】おでんは自由な料理である!

おでんと言うと、最近ではコンビニのも手軽に購入できるが、自分で本格的に作ろうと思うと手間がかかるが、自分流のおでんができるのが良いよなぁ。
具も大根とちくわやさつま揚げ、ゆで卵やツミレ、コンニャクやがんもどきなど、いろんな種を入れるが、入ってないといけない物は、大根とちくわ、さつま揚げぐらいだし、入れなくても何とかなるだろう。
そう考えるとおでんは自由な料理である。
普通に食べる時に、おでんにつけ

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2020年に気になったワイン [白ワイン編]

2020年に気になったワイン [白ワイン編]

2020年は、試飲会、ワイン会が出来なくなり、日本ワインコンクールなどのイベントが軒並み中止になりました。そのせいで、色々な影響があったと思います。
私も今年に飲めたワインの数は、例年の半分以下どころか4分の1に、なってしまったのではないかなぁ。
その前に、「アンタは毎年どれだけ飲んでんじゃ!」と言う声が聞こえてくるが、それはさて置き。2020年に気になったワインを選ぼうと思います。
“気になった

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