見出し画像

日本ワインレビュー 【ココファームワイナリー】こころみシリーズ 雲の時間 茜 MV

こころみシリーズ 雲の時間 茜

ヴィンテージ:MV
コメント:こころみシリーズの「雲の時間」は、白ワインがまずあり、この「雲の時間 茜」はその赤ワインバージョンです。
2016ビンテージがピノ・ノワール44.5%、アルモノワール20.1%、レゲント19.4%、ピノ・ムニエ12.6%、レンベルガー2.1%、カベルネ・フラン1.3%
だったのが今回はMVになり、ピノ・ノワール93%、ツヴァイゲルト2%、カベルネ・フラン、アルモノワール、ピノ・ムニエ、レゲント、レンベルガーなどが5%
「雲の時間 茜」も試行錯誤してますねぇ。
ラズベリーやチェリーなどの赤い果実とミントなどのハーブの香り。
ピノ・ノワールの香りが前面に出てます。
そりゃ93%ピノ・ノワールですからねぇ。
塩味と苦味、旨味もあり、酸もけっこうあります。
バランス自体は悪く無いのですが、半年ぐらい経った方が、まとまりが出てきそう。
飲んでみると、ピノ・ノワール以外の要素も感じられますが、まだ完成予想図が見えていないような感じです。
まだ手探り状態なので、2、3回は醸造してみないと方向性は見えてこないのかもなぁ。
ポテンシャルはありそうなんですけどねぇ。
鶏肉のトマト煮とか照り焼きチキン、ポークチャップとかが合いそう。
タンニンもあるので、牛肉の赤ワイン煮込みとかも良さそう。
※あくまで私の個人的な意見なので、参考にはあまりならないかも知れません。と言うかならないカモ🦆
[こころみシリーズ]は可能な限りベストなワインを造ろうという私たちの新しい試みです。異なる畑の様々な葡萄を使用したり、同じ葡萄品種で色々な造り方に挑戦したり、この種々な“試み”をぜひお楽しみください。
とあるとおり、ココファームは、栽培、品種、醸造方法と、いろいろとチャレンジしているよなぁ。
安定よりも革新を目指しているのは、すごいと思います。
生産者:ココファームワイナリー
産地:北海道余市町
品種:ピノ・ノワール93%、ツヴァイゲルト2%、その他5%
スタイル:赤
Alc:12%
飲んだ場所:原田商店(北海道恵庭)
飲んだ時期:2021/1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?