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日本ワインレビュー 【ココファームワイナリー】こころみシリーズ 田島川右岸 2019

こころみシリーズ 田島川右岸

ヴィンテージ:2019
コメント: [こころみシリーズ]はココファームのワインづくりの試行錯誤が、垣間見えるワインです。
2017ビンテージは、ヴィニョール80%、トラミネット20%
2018ビンテージは、ヴィニョール59%、リースリング・リオン21%、トラミネット20%
今回の2019ビンテージは、ヴィニョール56%、トラミネット34%、リースリング・リオン6%、プティ・マンサン4%になっています。
これだけ見ても、だいぶ苦労しているのが分かりますよねぇ。
レモンやライム、ライチやグレープフルーツ、そして白い花のようなフローラルな香りもあります。
そんなにドライな感じではなく、優しい酸とアフターに少しの苦味が残ります。
フレッシュで、飲みやすいですが、凝縮感と果実味が、今一つ。
まだ発展途中という感じデス。
トマトとモッツァレラのカプレーゼやパプリカのマリネやエビやイカのバターソテーなどが合いそうです。
柚子胡椒やバジルなどを使った料理も良さそう。

※あくまで私の個人的な意見なので、参考にはあまりならないかも知れません。と言うかならないカモ🦆
[こころみシリーズ]は、やはりココファームのチャレンジ精神を楽しむワインですね。
田んぼだったところに、ブドウを植え畑の土壌を整え、やっとワインができるようになった成果が、この「田島川右岸」なので、まだまだ完全するには、時間がかかるのだろうなぁ。
やっぱり適地適作は大事だよなぁ。
これからも品種とか変わっていきそう。

生産者:ココファームワイナリー
産地:栃木県足利市
品種:ヴィニョール56%、トラミネット34%、リースリング・リオン6%、プティ・マンサン4%
スタイル:白
Alc:11%
飲んだ場所:原田商店(北海道恵庭)
飲んだ時期:2021/1


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