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緑の風に吹かれて【日常エッセイ】

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自由気ままに書いたココロのエッセイです。
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青木詠一

#日記

青木詠一

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彼女たちとの出会いと優しい風景と。

ある日、大きな公園で花の写真を撮っていたら、不意に声を掛けられた。「あのう、写真を撮ってくれませんか？」振り返ると、笑顔のとても可愛い若い女性が二人いて、私に淡いピンク色のスマホを差し出していた。
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    身近な不安と守るべきものと。

    感染者が身近に発生してきている。正直、とても不安に思う。うちの奥さんはレジのパートをしているので、とても気がかりで仕方がない。相変わらずマスクをしていない人もいるとのこと。それでも彼女は、笑顔で接客をしなければならない。
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      さぁ、うちに帰ろう。

      今日あった嫌なことは、みーんな夜が消してくれるよ。さぁ、うちに帰ろう。そして、楽しい話をしよう。あの大切な笑顔が君を、幸せにしてくれるよ。
      青木詠一

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      今日もお疲れさま。おでこに当ててね！

      去年の夏に森の中で撮った写真。確か暑くて思わず撮ったんだった。今日もお疲れさま。日中、とても暑くてマスクが辛い。熱中症にならないように水分補給を！というわけで、この画像でスマホ画面におでこを当てて、ひと休みしてね！気分だけでも涼しく！なんて。明日を乗り切れば、楽しい週末が待ってる！がんばろう！
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      今日もおつかれー！まったりしてね。

      今日もお疲れさまです！生活リズムが整わなくて体調管理が難しいですが、「ま、いいか」でがんばりましょう！先日、家の中で何か撮れないかな？と思ってテキトーに撮った写真です。（うちで可愛いものを撮ってみた編です。）うちの奥さんが、どこかで買ったマスコットたちを撮ってみました。これはジジくんですね。「べつにいいんじゃないのー」って言ってるようなゆるさが好きです。笑
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        ここにいるよ。

        うちの奥さんの体調が悪く、ずっと寝込んでいた。熱はないから感染症の心配はないみたい。昨日はお客さんが多く、気温も高くてマスクが蒸れて、レジでの仕事が大変だったみたい。遅く目覚めてぼんやりと僕に気づく。「そこにいたんだ」と少しかすれた声。「よかった。今はこんなに弱ってたら、誰も近づかないだろうね」って小さく笑っていた。きっと、もう大丈夫だろう。そうそう、言い忘れたけど、僕ならずっと、ここにいるよ。
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        緑の日々。

        今日は、みどりの日だってことを、すっかり忘れていた。どうしてもふさぎ込むような日々の中、曜日とか、暦とか、美しい季節が、心からこぼれていってしまう。なんてことに気づく。
          青木詠一

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          ありふれた一日といいなぁって思えること。

          自宅でのんびりと過ごす。今は無料でいろんな動画が見られるので本当にうれしい。手塚治虫の火の鳥のアニメを見ていた。懐かしい。そして奥が深い。さらに音楽も聴く。なぜか久しぶりにチャゲアスにハマる。あの力強い歌声が心に響く。自宅で我慢じゃなくて、自宅で楽しもう。そんな気持ちが大切だ。縦構図の写真は苦手でどう撮ればいいのかわからない。でも、これは縦構図じゃなければうまくいかなかった。あぁ、それでいいのか。難しく考えることはない。いいなぁって思えること。それが大切なのだろう。こんなときでも自然はとても美しい。
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          みんな好きよりもこれが好き。

          近くの公園は、ほとんど人がいなかったけれど、桜が満開だった。とてもきれいだ。カメラを向けて撮ってみた。けれどもその満開を見たまま全体の桜を撮っても、なんだか違う気がした。
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            息をひそめて。

            近くで見つけた風景。わざわざ遠くに行かなくても、というか、今はなかなか行けないけれども、ただ、気づかないだけで、美しい風景はかくれんぼみたいに、そっと、息をひそめている。ここにいるよって、こんなときでも微笑んでくれる。それが今はこんなにもうれしい。
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            素敵な風景とバックミラーの彼女。

            車を運転していて、素敵な風景に出会うと「あぁ、写真に撮りたい！」ってよく思うようになった。いやいや、わき見運転にならないように注意しなきゃ！って、そのたび気を引き締める私がいる。いっそのこと、この目でシャッターが切れたらなぁ…なんて、バカなことを思う自分に思わず苦笑いしてしまう。
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              朝の光と夕暮れの光。

              私は朝のやわらかな光が好きで、写真は朝のうちに撮ることが多い。先日、時間があったので夕日を撮りに出掛けてみた。すると道端の花が、日陰だというのに、とても美しく輝いていた。朝の光と違って、とても落ち着いたその美しさ。そうだよな。どっちがいいなんてないんだよな。それぞれにそれぞれの良さがある。大人になるとどうしてもどっちかに決めてしまう癖がつくなぁ。なんて思いながら花を撮っていたら、すっかり夕日が沈んでしまった。まぁいいか。なんて思って花にカメラを向ける。なんだか花が笑っているように見えた。
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              朝のハミングと大切なこと。

              朝のハミングと大切なこと。

              彼女は仕事に行く前に
              毎朝いつも、ハミングしている。

              「仕事前なのに、よくハミングできるね」と
              僕も仕事の準備をしながら、あきれた顔で彼女に言う。

              すると彼女も、あきれた顔で僕に言う。

              「あら、だって今が楽しいからでしょ！」

              ・・・やれやれ、そうだった。

              大切なのは、この先のことじゃない。
              いつだって”今”が大切なんだ。

              笑顔で小さく手を振りながら
              先に彼女が自転車に乗って仕事に行く。

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              人が恋に落ちる瞬間をはじめて見てしまった。

              人が恋に落ちる瞬間をはじめて見てしまった。

              「人が恋に落ちる瞬間をはじめて見てしまった」

              このセリフは羽海野チカさんの漫画「ハチミツとクローバー」（＊略してハチクロ）の中のセリフ。私の大のお気に入りのセリフだ。どうして私が知っているのかと言うと、実はうちの奥さんは大の漫画好きで、とくに羽海野チカさんの大ファンなのだ。

              このハチクロの漫画本を、彼女は全巻揃えている。（ちなみに今は「3月のライオン」も最新刊まで全部揃えている。）

              それで以

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