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新人エンジニアの失敗談・・・

☛この記事の概要

大仰なタイトルですが筆者の体験談です🙆
もう幾分か前になりますが、自分が新卒で3Dエンジニアを始めた時を振り返りたいと思います。
もうすぐ4月ということで、これから社会にでる学生さん等多くいらっしゃるかと思い記事を作ってみました。
ただ、脅したいわけでもなんでもないので
「ふ~んそんなケースもあんのか」程度に聞いてください。
※本記事の内容には個人差がありますのでご了承お願いします

☛読むのにおすすめの方

筆者が新卒時代のお話になるので一番は学生さんかもしれません。
ただ、既に入社された方でも若手の方やエンジニアへの転職を視野に入れている方にも拾える情報はあるかなと思います・・・


☛入社前~

【概要】

筆者が新卒で入社した会社はITソリューション事業を行っている会社でした。
コロナより幾分か前の時期なので、入社前に内定者懇親会があり先輩社員や同期の人間と交流がありました。

【やっておいて良かった点】

● 先輩社員、同期との連絡先交換
 ⇒ 個人的にめちゃくちゃやっててよかったです。
入社前なので実際の業務内容を聞くというよりは
入社までに準備しておいた方が良いことや、おすすめの書籍を聞きました

● 時間の許す限りやりたいことをやりまくる
 ⇒ 社会人になっても遊ぶことはできますが、平日フルタイムの業務になるとやはり学生時代ほど融通が利きません・・・今のうちに楽しみましょう
※結局年を重ねても大学時代に戻りたいなぁとは思います

【やらなくて失敗したorやって失敗した点】

● 製品や事業内容を理解しようとし過ぎた
百聞は一見に如かずとはよく言ったもので、知り過ぎようとしない方が良かったです。
まだ正社員ではない立場なので先述の先輩社員にも聞く気が起きず、しかも入社後に予定していたものと別のプロジェクトにアサイン。
入ってから学ぶのが驚くほど効率よく、入社前に想定してきたものを半日足らずで越えてきました(今考えれば当然ですが・・・)
※入社前に課題が出る企業さんだと上記は当てはまらない可能性高いです
ただし、エンジニア採用の方なら使用言語等を見越してコーディングや規則の勉強をしておくのは大変重要だと思います。


☛入社後半年

【概要】

基本的に新人は入社後半年~1年は研修期間でした。
情報系以外の出身者も多いので研修期間は長めですが、習熟度に応じて適宜アサインされていくようなイメージです。

【やっておいて良かった点】

● 技術者試験系の勉強
エンジニアならやっておいた方が良いです。
特に、まだ実業務がはじまっていないこの時期はやっておいて損はないです

ここで重要なのは"資格を取れ"ということではないということです
※企業さんによっては受験料が会社負担で出たり、給与面に反映されることもあるでしょうから取っても全く問題ないです

エンジニアとしてやっていく上で、基本情報レベルの知識があるだけで仕事の幅はかなり変わってくると思います。
これはフリーランスになってからも顕著で、自分の守備範囲を若いうちから広げておくことはキャリア形成において超重要だと思っています。

● 他部署の方と仲良くなる
書き方が難しいですが、いわゆるコネクションです。
自分の場合、アライアンス(営業)の方で仲良くなった先輩とよく飲みにいっていました。
ごはんにいって色々会社では聞けないことも多く聞けたので、
お酒を飲める飲めないに関わらず飲みの場には行った方がいいと思います。
皆さんが思っている以上に重要な話はこういう場で出ることが多いかも…
※企業によっては怖いところもあるのであくまで参考にお願いします

エンジニアと営業という関係上、ギスギスするんじゃ?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが新人なので揉めるレベルにありません。
自分なりに聞いた話を反芻して記憶に留めておいたことが、PL以降の業務で恐ろしく役立つことをこの時は気付きませんでした・・・👌


● ビジネス視点を意識してみる
「経営者目線なんて、やったことないのにできひんて。」
と私も当時おもっていました。
ですが、私がいた会社では
「基本的に年数を重ねると上流工程がメインになっていく」
というのを先述の先輩から聞いていたので、
そういったマインドセットを持つことを辞めようと意識していました。

この機能つくるのに何工数かかるかなぁ(工程管理)
分担するとしたら誰をどこに分配するかなぁ(人員配置)

↑この粒度からスタートして、研修を続けたことは間違いなく無駄にはならなかったです


【やらなくて失敗したorやって失敗した点】

● 本を読む
筆者は元々技術書と漫画以外は全く読まないレベルの読書嫌いです。
入社後となると慣れない環境や日中の業務があるので、読書嫌いの私の場合読もうとした瞬間に眠気が襲います。
ですが、時間を作って自己研鑽に当てておけばよかったかなと反省しています。
特に大きな失敗に繋がったなというわけではないですが、時間をもっと有効に使うべきだったかなと思います。
※今なら通勤時のスマホやタブレットで技術書を読むか、Qiita等の記事を読んでトレンドを追っかけているような気がします・・・。

● 睡眠時間を削ろうとした
本当にやめた方がいいです。しっかり寝ましょう。
ほとんどの方はショートスリーパーではなく、無理してるだけとおっしゃっている学者さんもいらっしゃいました。
真偽は置いといて、私の場合睡眠は超重要だとここで気付かされました。
基本的に睡眠が短くても大丈夫と思っていたのですが、土日に起きれなくなったりし始めて体は無理してることに気付きました。
繰り返しますが、しっかり寝ましょう。

● 他人と比較してしまった
これも本当にやる必要がないです。やめましょう。
エンジニアになる方以外にも当てはまる部分があるかと思いますが
人それぞれ成長曲線が異なるので、比較して一喜一憂するのは無駄です。

「○○さんに比べてなんでこんなにできひんねやろ・・・」
「✕✕先輩の足引っ張って申し訳ない・・・」

こんなのは本当にやめましょう。
自分のできる範囲から少しずつできるようになっていけば何も問題ないです
※憧れや目標とするのは良いと思いますのでそこは混同しないように・・・
皆さんの環境もそうであることを切に願っております。


☛入社後半年~1年目終了

【概要】

自分は情報系出身だったのもあり、半年経たないうちにプロジェクトにアサインされました。
ただ、アサイン後もしばらくOJTなので安心した記憶があります。

この間、実際の業務としてソースを書いたりテスターをしたりと下流工程をメインで担当してました。

【やっておいて良かった点】

正直あんまり覚えてません😱
ついていくのに必死で、当時の日記を見てもよくわからない内容でした笑

当時は時代的にまだパワハラ気質な上司がいたのですが元々ストレス耐性は高い方だったので特にメンタルがやられることは皆無でした(周りには心配されましたが・・・)

話はそれましたが、あえて一点言えるとしたら
目の前の仕事を自分なりに全力で取り組むことだと思います。

いきなりプロジェクト全体を俯瞰しながら作業するのは難しいです。
それがいきなりできれば既にPL, PMの業務もできるでしょう。

しかしできないのが普通です。

まずは与えられた仕事に全力で取り組んでたくさん失敗しましょう。
そして成否に関わらず、振り返りは必ず実施して自分のスキルに反映していってください。

筆者の好きな言葉に"本気の失敗には価値がある" というものがあります。

これは経験上真理だと思ってます。
いい経験も悪い経験も自分のスキルに取り込んでいく癖付けをこの時期からコツコツやっておいて本当に良かったと思います。


【やらなくて失敗したorやって失敗した点】

● 睡眠不足継続中のため割愛・・・(´;ω;`)
※新人一年目ほぼ丸々やってしまいました





☛まとめ

当時はわかりませんでしたが、今振り返ると充実した新入社員時代を過ごせていたと思えます。

この記事を書いていて、ふと思ったことですが
記録を残しておくことはやっぱり重要だと思いました。

筆者の場合、会社で日報や月報を提出していたのですが
それとは別で個人の簡単な日記をつけていました。
人間は忘れる生き物なので当時を振り返る資料として非常に意味のある資産だなと今回改めて実感しました。

これから社会人一年生になる方にも記録を取ることをおすすめしたいです。
それこそnoteに記載できる範囲で書き留めていくのも有効だと思います。
※社内規約もあるのでそこは注意!

大分端折ったのですが、
纏まりのない記事にお付き合いいただきありがとうございます。


最後に、とにかくお伝えしたいことなので
繰り返し書かせていただきます。

自分自身が少しずつ成長すればよいので
他人と比較して一喜一憂しないようにしましょう!

この記事を最後まで読んでくださった皆様のご活躍を切に願っております。


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